恋愛につきものの“嫉妬”。
相手に夢中になると「もっと一緒にいたい」「相手のすべてを知りたい」という思いがだんだんと強くなり相手の行動や感情に嫉妬する感情が芽生えてきます。
5,200件を超える恋愛や結婚の相談に乗ってきた恋愛コンサルタントの筆者は、嫉妬というのはする側ではなく嫉妬させる側に問題があると思っています。
嫉妬のポイントは大きく分けて3つ。
1つは相手の仕事、2つめは相手の趣味、そして3つめは相手の異性関係。
どのポイントであっても嫉妬させる側が相手の気持ちをわかっていないことが問題なんです。
ですから、嫉妬が原因で喧嘩になってしまいそうになったら、嫉妬させた側が“自分の言動や行動に問題があったかもしれない”と、少しだけ振り返ってみるべきなんです。
そんなことを言っても相手を変えることは難しいので、今回はアナタが嫉妬してしまったときに相手に“カワイイわがままだな”と思わせるコツをお伝えします。
まず1番良くない態度は「どうせわかってもらえない」という勝手な解釈理由で相手との対話をやめてしまうこと。
我慢したり友達だけに相談するのも相手との“距離”があいてしまうので良くないです。
2人の仲を深めるチャンスだと思って、本人に伝えてみましょう!
「嫉妬はときにスパイスだ」といいますが、関係に亀裂を生じ修復不可能になることもあり得るので筆者が思うに“どこか憎めないようなカワイイわがまま”に留めておくと“嫉妬のスパイス”になり得、2人の中がグッと深まる場合があります。
“どこか憎めないようなカワイイわがまま”って嫉妬との境界線が難しいことろですよね。
OKラインとNGラインを挙げてみますので、2人の関係によってアレンジを加えてみてください。
(1)仕事編
NG:「忙しいって言うけど仕事と私だと仕事の方が大切なんでしょ(怒)」
OK:「仕事で忙しそうだけど、たまには私の相手もしてね! 」
仕事人間の男性は、よく話を聞くと“彼女との未来”のために頑張っている傾向にあります。
ですが放っておくと、ずーっと会えないし連絡も取れないことになるので控えめにアナタの気持ちを伝えればいいでしょう。
(2)趣味編
NG:「趣味にばっかり時間を費やしてるけど、ちょっとはかまってよ!(怒)」
OK:「私にも、○○を教えてくれない? 一緒に楽しみたいな」
趣味はどちらかというと時間の消費活動になりますから可能であれば一緒にやろうとすれば時間を共有できて一石二鳥! “一緒にやりたい”という姿勢にカレも喜んでくれるはず。
(3)異性関係編
NG:「女友達と連絡を取らないで(怒)」
OK:「△△さんは、私より若い子だから心配なの。自分でもこんな気持ち初めてなんだけど……好きだから気になっちゃうのかな(照)」
女友達が多い人は、友達と恋人の境界線をキッチリ分けていることがほとんど。
あなたとの関係がうまくいっているなら、それほど心配する必要はありません。
「連絡を取らないで! 」と言うと、束縛に彼が呆れてしまうのはもちろん、あなたと一緒にいること自体が息苦しくなってしまいます。「好きだから気になる」という嫉妬であれば、彼も嬉しく思ってくれるはず。
「どうして○○なの! 」だと“怒られて不快だ”という感覚しか残らないのですが「寂しい」と言われると、相手の気持ちを想像しやすいですので2人の関係が深まります。
この方法を使って相手が今までより構ってくれるようになった場合は成功なので時々やりましょう(笑)。
反対に明らかに連絡の回数が減って不機嫌になっているようならこれ以上は使うのはNGです!
Written by 橘つぐみ