デートは好きな人との仲を深める大事なひととき。彼女が「行きたい! 」と言えば素直に応じるでしょうが、内心「行きたくないなあ」と思っている場所があります。
……彼女は楽しいかもしれないけど、俺は全然楽しくない。そんな風に思っているデートスポットがあるのです。
顔や態度には出さないけれど、男性ができれば避けたいデートの行き先とは、一体どこなんでしょうか?
デートといえば定番の場所ですが、実はそれほどデートに向いているわけではありません。
理由は、好きな映画の好みが男女で違うこと、そして映画を観る間は言葉を交わせないことにあります。
映画の好みが共通するなら良いですが、ほとんどの場合、男女で好みが分かれます。
一方の好みに、もう一方が合わせなければいけないというのは、結構ツラいものがあるでしょう。
そして、約2時間を一言もしゃべらず、スクリーンを見ているだけというのも、「彼女ともっと仲良くなりたい」と考える男性にとっては、もったいない状況なのかもしれません。
映画館に行くよりは、お茶しながらおしゃべりをするほうが、デートとしては有意義だといえます。
ある程度の年齢になれば、遊園地は結構ツラいです。来園客には家族連れや10代20代という若い層が多く、男性は25歳もすぎれば素直にはしゃげなくなるでしょう。キャラクターのアイテムを身に付けて園内を回る、というのも、「痛い」と感じてしまうはずです。
童心に戻って楽しめる部分があっても、アトラクションの待ち時間が長いとか、どこもかしこも混雑しているなどというところには、嫌気がさすかもしれません。
テーマパークで男性が行きやすい場所というと、水族館や夜間にイルミネーションを灯す公園などでしょうか。
明確な行き先を決めていなくて、「とりあえずショッピングモールで待ち合わせ」をした場合、何もしないでブラブラしながら時間だけが過ぎていく……というデートになりがち。
ウィンドウショッピングを楽しめる男性なら良いかもしれませんが、男性の多くは買い物をする際、ハッキリとした目的を持ってお店に行きます。散歩がてらにいろんなお店をめぐる、ということをする人は多くないでしょう。
しかも、ショッピングモールに並ぶお店は、女性向けだったり、家族向けだったりして、独身男性がブラブラ眺めて楽しいショップはそれほどありません。
適当に歩いて、適当にフードコートでごはんを食べて、また当てもなく歩き回る……というのは、男性にとって退屈なデートなのです。
パンケーキのお店やカフェ、雑貨屋、アクセサリーショップ、女性ものしか置いていない洋服屋などは、男性にとって「居心地の悪い場所」です。彼女と一緒でも長居したくないでしょう。
また、スイーツのお店やカフェは、ガッツリ食べたいタイプの男性にとっては、何を食べても物足りなく、そのくせ高額を支払わされる……という印象があるはず。ケーキセットに1,000円出すよりは、大盛りでかつ丼食べたい、と思うかもしれません。
そして、女性の買い物に付き合うことになっても、男性は基本的に、お客が女性ばかりのお店には行きたくないのです。
ほかのお客の目線が痛く感じたり、女性の買い物をそもそも退屈と思ったりするでしょう。
デートの目的は、「彼氏と彼女が楽しい時間を過ごすこと」ですから、男性が楽しいと思える場所を選びましょう。
自分の好みに付き合わせる場合は、「今日は私に付き合ってね。次はあなたの行きたいところに行くから」と一言告げておくと良いかもしれません。
また、少しでも退屈していると感じたら、予定を変更しても「別案」を提案するとか、「退屈してる? 場所変えようか? 」と気遣うなどすると良さそうです。そうすれば、男性も困惑せずにすむはずですよ。
Written by 岡崎咲