春は出会いの季節ではありますが、同時に、別れの季節でもあります。
なぜなら、環境が変化することで、今までのようにデートや連絡ができなくなり、だんだんと心が離れる場合もあるのです。
さて、恋人と別れてしまった場合は、傷をいやしつつも次の恋に進むのがベストな手段。
ですが、5,200件以上の相談を受けていると、比較的早くに次の恋に進める人と、なかなかそれができず、彼氏イナイ歴が更新されていく人の2パターンに分かれるように感じます。
今回のコラムでは、次の恋に進むために女性が「しない方がいい」ことを3つご紹介します。
別れた後、女友達があなたに良かれと思って男性を紹介してくれたり、合コンに誘ってくれるというケースは、かなりあるでしょう。
男の傷は男で癒すのが最適だという考えですので、新しい出会いはどんどん増やすべきでしょう。
ただし、新しい男性と元カレを比較してしまうのはNG。
食事をしているときなどに
「元カレだったら、ここでこんなツッコミを入れてくれたのに…」
などと考えてしまうことが多すぎると、目の前の男性のいいところが見えなくなってしまうもの。
それでなくても、思い出は美化されるものですから、現実の新しい男性より、頭の中の元カレの方が良いイメージになってしまうのです。
元カレのことを全く考えるなとは言いませんが、他の男性と出会うチャンスがあったら、できる限り、その人のいいところを見つけるように心がけてみましょう。
正直申し上げて、アイドルのイベントは楽しいです。
そのために県外まで遠征に行く人の話も伺いますが、確かに、旅行にイベントという楽しみがついているなんて、
「ワクワクする以外に何があるの?」という気持ちだと思います。
ただし、恋愛をする暇がなくなるほど一生懸命になってしまうのは考えもの。
これも元カレの思い出と同じで、ステージの上のアイドルは、いいところしか見せていないので、ハマりすぎると現実の男性の良さを、感じにくくなってしまうのです。
失恋した直後は、元気になりそうな方法なら何でも試してみましょう。
「女子会」もその一つで、失恋直後でセルフイメージが下がっている時に
「○○ちゃんなら美人だし、次があるよ!」
など、励まし合えることはとても大切。
しかし、それもやりすぎに注意しましょう。
女性同士の共感は、元気を出すのに最適ですが、やりすぎてしまうと
「私のような価値の高い女性は、もっといい男が来てくれなきゃ!」
と、せっかくのご縁をスルーしてしまうことがあるのです。
別れて3か月以上経過したら、女子会<新しい出会いにしていく方がいいでしょう。
新しい出会いを掴むためには「自分を客観視したうえで肯定する」ことが何より大切。
今回挙げた3つは、やりすぎると自分を客観視できなくなってしまうことなので、ほどほどにする方が、次の恋が見つかりやすくなりますよ。
Written by 橘つぐみ
photo by daAlex