とあるアンケート調査によると、女性の彼氏がいない期間で一番多いのは、「半年未満」で29%、「半年以上1年未満」が19%、「3年以上5年未満」と「5年以上10年未満」はそれぞれ8%だそうです。また、明治安田生命が2014年に全国の20~49歳の男女を対象にした調査によると、彼氏がいない女性は約6割にものぼるとのこと。
これらの数字からは、多くの女性がフリーの状態になってから、半年以上一年未満で恋人を見つけていることがわかります。
そのため、彼氏がいないまま6ヵ月を過ぎると、段々と焦り出したり、諦め始めたりする傾向があり、これといった事情もなく1年以上も一人で過ごしていると、「ちょっとヤバいかも」と思うようになるでしょう。
しかも、彼氏がほしいと合コンや街コンに出かけているのなら、なおさら焦燥感に駆られるはず……。
今回は、努力しているのに1年以上も彼氏ができないのは何故か? を詳しく見ていきたいと思います。
彼氏がいないと女同士で飲み会を開いたり、お茶しながら会社の愚痴を言い合ったりしてしまいますが、あまりにオンナだけで固まっていると、男性は近寄りがたく感じます。さらには、毎週のように金曜、土曜の夜は女子会をしていると、周囲も知るような状況になれば、「誘っても来ないだろう」「彼氏作る気ないんだな」と決めつけられるかもしれません。
居心地が良いのは当然ですし、女同士だからこその楽しみもたくさんあるんですが、女子会はホドホドにしておきましょう。また、頻繁に女子だけで集まっていることを公言しない方が、新しい恋を模索するには良いと思います。
女子会ばかりしていると、周りの男性に「ワタシはフリーで彼氏もいらない」という意志表示をしているも同然で、女性からも同じように見られてしまいます。合コンに誘いにくいタイプと思われたり、いい人がいても紹介してもらえなかったりするのです。
適度に女子同士の時間を楽しみ、同じくらいに彼氏さがしもするという、ちょうど良いバランスを大切にしましょう。
恋愛テクニックを説く本やコラムを読むと、「積極的に行動」「受け身にならない」なんてアドバイスをよく見かけます。実際に、筆者も原稿でよく使っていますが、積極性はガツガツと下品に攻めることとは違うのです。そのあたりをはき違えると、男性からヤリ○ンなどという屈辱的なレッテルを貼られるかもしれません。
やたらと合コンに参加して、とにかく男性の連絡先を欲しがるとか、男性ウケを良くするために必死で露出の多い服装になっているとか、いいなと思ったら遠慮なくボディタッチをするなど、やりすぎればドン引きされるような行動は、かえってマイナス!
節度を守った恋活が大事です。
筆者も3、4年ほど彼氏がいない時期がありましたが、その頃は口癖のように「ワタシなんて、全然ダメっすよ」と言っていました。そして、そんな筆者に対して、すでに既婚者だった先輩は、「自虐的になったらいけない」と指摘したのです。応援や慰めではなく、お叱りでした。
自虐的になって自分を過小評価した時点で、彼氏なんかできません。これは実体験だからこその断言ですが、男性は自分を卑下する女性が嫌いです。謙虚なタイプだなんて、思いませんよ。卑屈でめんどくさいヤツ、マイナス思考の暗いオンナ、と思うんだそうです。(実際に、そう言われました)
また、自虐的になれば、そもそもの魅力もくすんでしまいます。口に出して「私なんて……」と言ったら負けです。みずから自分の魅力をゼロにしていると思って良いでしょう。
恋より仕事や趣味を優先させていれば、そりゃ彼氏はできません。彼氏がほしいな、と思うのなら、集中して恋活した方が良いですし、気合を入れて出会いを求めるような状況にないのなら、仕事なり趣味なりが一段落するまで恋はお休みするべきでしょう。
口では「彼氏ほしい」と言っていても、行動が伴っていないとやっぱり、周りの男性たちは「その気がない」と察するものです。自分の本気具合をキチンと見極めてからでないと、恋活しても意味がないといえます。
参考)ココロとカラダの教科書[welq]のアンケート調査、「恋人がどれくらいいないか?」より。(2016年2月)
Photo by. 峰子_Sam