マリッジブルー!? 「この人と結婚して良いの?」と迷った時に考えてみたいこと

なんとなく「このままこの人と結婚するのかな」とぼんやり考え始めたら、「本当にこれで良いのだろうか?」と悩んでしまい答えが出ない、という女性も多いはず。今回は、結婚相談所のアドバイザー的観点で、結婚直前に迷ってしまった心の糸を解きほぐすヒントをお伝えします。

1、「どうしてもこの人と」という強い気持ちが湧かない

結婚に向けて前向きだったはずなのに、突然「結婚自体がしたいのか分からない」と悩み始める人も意外と多いもの。結婚は、「どうしてもこの人と!」という気持ちでするものだと思っていたからこそ、「運命の相手じゃないのかも」と立ち止まってしまうことがあります。

ですが、彼に何か問題があるというよりは、気持ちが高ぶりにくい自分自身の問題かも相手を変えても結局同じ事を思うはず。強い気持ちが沸かないのは、不必要な心の揺さぶりのない“安心できる”相手である証拠でもあります。

恋人に執着しないタイプのあなたこそ、結婚生活で相手を幸せにできるパートナーシップの達人であるのかもしれません。結婚して物理的な距離が近くなる程、精神的な手綱を緩めて距離を保ち、お互いの人格に境界を引くことが、身近な人を尊重する秘訣。あなたには、それが自然に出来るはず。

2、忘れられない人がいる

「学生時代から長期間付き合って結婚を意識していた人がいた」「叶わぬ恋だったけど誰に何を言われようと夢中だった」などの強烈な恋愛体験があった人にありがちなのは、「今の彼に不満があるわけじゃないけど、引きずっている人がいる。こんな気持ちで結婚していいのだろうか」と言う悩み。「あの時の彼に比べて、今の彼は…可もなく不可もない。」

ですが、昔の思い出が輝いて見えたとしても、当時はお互いに嫌なところがあったりしたから別れたはず。可能性のない遠くの人を思うよりも、自分のことを第一に考えてくれる人が側にいることが、昔のキラキラした思い出とは比べようもない位、有難く大切な事である事を忘れてはいけません。

3、ケンカばかりしている

些細なことが発端で、ケンカばかりになってしまう時期もあるもの。「どうしてわかってくれないの?」と意地を張ってしまうポイントはいつも同じだったりしませんか。ですが、ケンカの根本の原因は、そこではなく、愛情の伝え方が薄れたことにあるのかもしれません。今、どうしても許せないと思っていることは、愛情をきちんと言葉や態度で伝え合っていた時には、気にならなかったことではありませんか。

ケンカが増えると、「彼のこんなところがイヤ、でも相手を変える前に自分が変われば良のかも」と思い悩み、自分らしさもすり減ってしまいます。そんな風に考える前に、ラブラブだった時のように愛情を伝えてみれば、不思議とケンカにならずに笑って許せるようになるかもしれません。

4、生活力や仕事面で頼りない

「好きだけど、結婚となると生活の面で心配で、もっとしっかりした仕事をして欲しい」という女性の気持ちは良く耳にします。でも、男性にとっては、自分のパーソナリティの大半は仕事に裏付けされていて、どんなに頼りなく見える人でも、仕事に対しては女性の指示を受けたくない人が多いのです。彼の仕事や仕事への意欲をあまり快く思えないのなら、彼自身を受け入れ難いと思っているのと同じこと。

ですので、生活力や仕事の面で不安があるなら、結婚はしないほうが良いかもしれません。なんとか気持ちをごまかして結婚した後も、問題はまた再燃してくるでしょう。「子供ができたら彼もしっかりするかも」と思うかもしれませんが、それに賭けるのは、あまりにもリスクが高い一発勝負。何かあったら、子供を守るのは女性になりますからね。

5、なかなか結婚の決断をしてくれない

何度か将来について考えてくれるように言ったことがあるけど、どこ吹く風でなかなか結論を出さない彼。普段はとても優しくて、両親とも会ってくれたし、私を好きでいてくれる事も分かるけど、いざとなると「今じゃなくても」とゆるりとかわされる。

そんな状態で1年を迎えたら、どんなに時間をかけても結婚に結び付く期待は薄いかもしれません。悲しいですが、彼があなたに感じている気持ちは、「好き」というよりも「嫌われたくない」というレベル。嫌われないように、あなたの望むとおりに行動はしていますが、とうに情熱は冷めているのです。それに気づいているから、必要以上に彼を急かしていた自分もいるのかもしれません。

 

最後に・・・

結婚は、人生の一大決心。本当にこの人で良いのか迷ってしまう時期は誰にでもあるもの。でもそんな時は、上記のことを参考にして、焦らず冷静に「自分の思う幸せ」をしっかりと考えていきましょう。

 

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