遠距離恋愛を上手く続かせる心構えと落とし穴はこれ！

遠距離恋愛という長い恋の氷河期時代を耐え忍んでいる人が、一番に危惧していることといえば“別れ”なのではないでしょうか？
「彼は浮気をしないだろうか？」、「他に好きな人ができたのでは？」
そんな不安を抱えていることでしょう。
ですが、遠距離恋愛の落とし穴というのは、彼だけに限ったことではありません。
そう、あなた自身も別れの原因となる可能性は大きくありますよ。

大好きな気持が高まっているときは、「わたしは絶対に浮気なんかしない！」と意気込んでいるでしょうが、実際に遠距離恋愛を迎えた女性というのは、心身ともにモロくなってしまうのです。

正直、遠距離恋愛を長く続かせることは、近距離恋愛に比べ難しくなるのは当然です。
遠く離れていても電話でケンカをすることもあるでしょうし、疑いの気持が晴れることもないでしょう。そんな中、男性からデートの誘いがあったら、その気はなくてもついついノッテしまうこともありますよね。
彼の浮気ばかりを気にしていたあなた自身が浮気をすることは十分に考えられる現実なのです。

「まさか自分が……」なんて、浮気をしていない人はそう思うでしょうが、いつもそばにいてくれるステキな男性が現れたら、恋心だって芽生えてしまいますよね？

遠距離恋愛の相談ごとといえば、彼がどうだとかこうだとか、そんなものばかりですが、実際に遠距離恋愛中の女性ほど、自分自身で彼を裏切ってしまう人が多いんですよ。

当たり前ですが、遠距離恋愛を続かせるのは、強い信念と彼を信じる気持ちが大切です。

遠距離恋愛がどんなに辛くても、彼を好きでい続けることができる強い信念を持っているか、または、近くにいない、ただそれだけのことで彼に対していらぬ疑念を持たずに信じ続けることができるか。
それもないのに、「彼が……、彼が……」と、浮かれているのは、甚（はなは）だ痛いだけではないでしょうか？

「遠距離恋愛を続かせるコツはマメに連絡を取ること！」なんてありますが、そんなことは、本当に信頼し、強い思いで結ばれている者同士には関係のないこと。
逆に、連絡が減れば寂しいからと、他の男性、他の女性に心が移ってしまうのでしょうか？
その程度の恋なら、最初から続くわけなどありませんよね。

遠距離恋愛で寂しい、辛いと嘆く人は、彼に対する恋のモチベーションを、彼のせいにしてはないでしょうか？自分自身のモチベーションが下がったことを他人のせいにするのは、間違いです。自分の気持ちが下がるのは彼のせい？ではないですよね。

度重なる悲しさに耐え、辛い思いを押し殺し、涙を呑んで、互いを信じ続けた者同士が遠距離恋愛の末、ハッピーな未来を迎えているのです。

時に、人というのは形式や型、言葉やルールといったものに囚われてしまうことがあります。
ここで質問ですが、付き合っているから好きなのでしょうか？好きだから付き合っているのでしょうか？
答えられますか？

もし、遠距離恋愛になってしまうとわかれば、彼のためであり、自分のためでもある『別れ』という決断をする人もいると思います。それは、嫌いだから別れるのではないですよね。

でも、形式的に付き合い、別れたカップルはその”付き合う”という形式がなくなってしまえば、好きという気持ちもなくなってしまうのでしょうか？

そんなに人間単純にできていませんし、そうならないですよね。そうあってもらっては、悲しい世の中になってしまうので、筆者も嫌です。

何が言いたいのかといいますと、遠距離恋愛になったら形式的に別れて、お互いの想いが真実なのか否か、確認すればいいのではないか？ということです。

形式的に別れるだけですので、今まで通り連絡も取りますし電話をします。遠距離恋愛ですので、いつでも会えませんが、会える場合は会います。それでいて、その遠距離恋愛は期限付きなのか無期限なのかはわかりませんが、お互いの気持ちが変わらずにいれば、真実の恋と悟り将来を見据えた恋愛に発展していけばよいのではないでしょうか？

形式的に別れ、遠距離恋愛になったのですから新しい彼を作っても構いませんが、それこそ、「好き」だとか「愛」だとか、そんな人の口から出る言葉には真実の心がこもってないのは明白です。

それは彼にも言えることで、最初は小まめに連絡を取っていた彼も、形式的に別れているのだからと新しい彼女を作ってしまうかもしれませんよね。
でも、お互い好きだったはず……。
本当に相手のことを思っている人は、別れようが何しようがその気持ちが変わることはありません。
形式的に別れただけで、他に女を作ってしまうような男なら、その程度の男だったと見切りも付きやすいですよね。

人の気持ちは移ろいやすく、また空のように色を変えます。
遠くにいる、ただそれだけで好きな気持ちも冷めてしまうのも無理がないのかもしれませんね。
もちろん、形式的に別れる方法をおすすめしているわけではありませんが、このような恋愛に対する概念もあるということを頭の片隅に置いておいてください。

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