1日に3回以上は確実に食事をしている松本です。
まだまだ残暑の厳しい今日この頃ですが、みなさんしっかり食事摂ってますか?
日本の夏はちょっと笑えないレベルに暑いですし、まだまだ夏バテの危険性も低くなっていません。
しっかりと栄養を摂っておかないと、体に力が入りま……ん? なになに? 食欲が湧かない? ご飯を食べていても美味しく感じない?
それはちょっと困りましたね。
食事は生きていく上で欠かせないエネルギーを摂取するために必要な行為です。
どうせなら、楽しく食事したいものですよね。
でも、この食事を素敵な時間に様変わりする方法はあります。
大好きな人と一緒に食べればいいのです。
いや、精神論ではなく、これは実際にプラスの効果が認められているものなのです。
心理学の見地から言えば、好意的に感じている相手との食事は、それだけでも関係をより親密にし、さらに食べている料理の味を美味しく感じさせるといいます。
さらに一緒にいることで心身ともにリラックスする効果もあるため、胃腸の働きも活発になり、栄養の消化も手助けしてくれる、なんて説がありますね。
僕はじいさん、ばあさんに育てられたのですが、たしかにこの2人と一緒に食べるご飯はとっても美味しく、いつも何度もおかわりをしていました。
たまに3人で外食もしたんですけど、多分その行き先と食べたメニュー、全部覚えてます。
とにかく幸せな時間でした。
こういう、親密な家族との食事だけではなく、たとえばお互いに深く愛し合っている恋人や、付き合ってはいないけど仲の良い異性との食事も、同様の効果はあるようですね。
現在進行形で付き合っている彼女との食事、自慢するようでアレなんですが、とにかく食べるものや飲むお酒、全部美味しく感じます。
世に「幸せ太り」なんて言葉がありますが、これも大好きな伴侶の作る料理があまりに美味しく感じすぎるために起きてしまうものだったりするのかも知れませんね。
突然ですが、僕の知人にRという男がいます。
元々筋骨隆々としたヤツだったんですが、この前再会したら体重が20キロほど落ちて、げっそりとした顔立ちになっていました。
病気を疑って精密検査を受けたものの、これといった原因も見つからず。
ただ、Rがいうには、その原因は職場で摂る昼食ではないのかとのこと。
なんでも彼の職場は立ち仕事でかなり忙しく、時には接客の合間に掻き込むようにお昼を食べることもあるのだとか。
さらに職場の人間関係も上々とは言いにくく、嫌いな同僚の顔を見ながら食べるご飯が、美味しく感じられないと打ち明けました。
毎日がその調子なら、徐々にその影響は表面化するのかも知れません。
現にその後、彼は少々メンタル面に不具合が生じてしまい、専門医のカウンセリングの結果、職場ストレスがそもそもの体重減少の原因になるほどの悪影響を及ぼしていたと診断されています。
好きな人との食事と、嫌いな人との食事。
同じメニューを食べていても、その結果は全く別のものとなるというのは、今更ながら興味深い違いですよね。
現在交際相手がいるという女性も、きっとこれを読んでいることと思います。
どうでしょうか? 最近一緒に食事しているでしょうか?
やっぱり好きな人と2人で摂る食事って、想像するだけで幸せな気持ちになりますし、普段食べているものとそう変わらないものが、美味しく感じるようになります。
もしもあなたが、「このところ彼氏と一緒に食事をしていないなぁ」と思ったら、お互いの心身をリラックスし、食事を美味しく感じるためにも、次のデートでは是非、ちょっといい感じのお店での食事をリクエストしてみましょう。
美味しい料理は、大好きな人と一緒に食べるのが一番です。
photo by 花 acworks