恋活・婚活がめんどくさい理由と解決策！疲れを軽くする方法や効率アップ術

そもそもなぜ恋活を「めんどくさい」と感じてしまうのでしょうか？
その理由として、以下の4つが挙げられます。

・出会いから交際までのプロセスが長い
・同じ会話の繰り返しで精神的に疲れる
・デートの準備や調整に手間がかかる
・相手に気を遣いすぎて自分らしさが出せない

それぞれの理由について、詳しく紹介していきましょう。

 

まず挙げられる理由として、出会いから交際までのプロセスの長さが挙げられます。恋活を始める際に、まずはマッチングアプリなどに登録をして、気になる相手に「いいね」を送ります。そこでマッチングできたら、いきなりデートに行けるわけではなく、あらかじめメッセージのやり取りをしていき、気が合いそうと判断してからデートの日程調整を行います。

日程もお互いの予定を合わせる必要があるため、場合によってはなかなか会えないこともあるでしょう。このようなやり取りを続けて、ようやく最初のデートになります。ここまで、早ければ1～2週間、遅くなると1ヶ月後になることも少なくありません。

しかも、これは1回目のデートまでの期間であり、そこから付き合うかどうか決まるまで、2～3回程度デートに行かなくてはなりません。場合によっては1ヶ月間やり取りをしたり、デートに行ったりしたものの、相手から断られてしまい、また一から相手探しをスタートさせなくてはならなくなったという方もいるでしょう。このように、恋活は出会いから交際までのプロセスが長くなってしまうため、段々と疲弊してしまい面倒に感じてしまうのです。

恋活をしている中で、最初に出会った人と交際に発展するケースはありますが、そうでない場合も珍しくありません。色んな人と出会っていく中で自分に合う人を探していきます。

しかし、この自分に合う人が見つかるまでは、毎回初対面の人と同じような会話を繰り返していくことになるため、段々と飽きてしまい面倒に感じてしまうケースもあります。

例えば、1回目のデートでよく聞かれる趣味の話は、会話が広がりやすい反面、全く興味のないことだと話を聞いていても飽きてしまいやすいです。趣味だけでなく、仕事の話を聞くことも定型文のようなやり取りになってしまうことが多くなります。

【例】
「お仕事は何をされていますか？」
「○○で△△の仕事をしています」
「それはすごいですね」

このように、毎回同じような会話を繰り返すことで精神的に疲れてしまうこともあるでしょう。

相手とデートへ行くためには、まずどのような場所に行くのか、お互いに空いている日はいつか、どんな服装で行けばいいのかなど、考えること・決めることがたくさんあります。これらがスムーズに決められる人は問題ありませんが、中には考え込んでしまい、考えること自体が面倒に感じるようになる人もいるようです。

特に初回のデートだと男性側がリードすることが多く、お店を決めたり予約をしたりすることが多いです。そのため、男性は会うまでのやり取りだけで面倒に感じてしまう人もいます。特に人見知りの人はデート前に緊張しやすく、ストレスの大きさから徐々にデートへ行くのも面倒と思うようになる傾向があります。

恋活や婚活において、本当はそう思っていないのに相手の意見に合わせようと同意することもあるでしょう。このような状況が続いてしまうと常に相手に合わせることになってしまい、自分らしさが出ないことで疲れてしまうケースも少なくありません。

特に1人の自由な時間を好む人にとっては、相手に気を遣いすぎることで自分のペースが乱れてしまい、相手に合わせるのがより辛く感じてしまうものです。また、以下に当てはまる人は気を遣いすぎて疲れやすい傾向にあります。

・人前で常に緊張してしまう
・相手の機嫌に対して一喜一憂することが多い
・用事を断った後に「嫌われてしまったかも」と後悔することが多い
・思っていることを口にするのが苦手

相手に気を遣うことで円滑なコミュニケーションを取れるのは事実ですが、そのせいで自分らしさを出せないのは本末転倒です。

恋活を面倒に感じてしまう理由について紹介しましたが、上記はあくまで表面的な理由であり、めんどくさいと感じてしまうのには根本的な原因が隠されています。自分自身の課題と向き合い、根本的な原因を解決していくためにも、どの原因に当てはまっているのか確認することが大切です。

・理想が高すぎて現実とのギャップに悩む
・恋愛経験が少なく、どう動けばいいか分からない
・仕事やプライベートとの両立が難しい
・断られることへの恐怖心が強い

恋活や婚活を面倒に感じる根本的な原因に、相手に対する理想の高さが挙げられます。恋活や婚活を始めると、「なるべく条件に合う人と出会いたい」という気持ちが強くなってしまうものです。

しかし、実際に条件が完璧に合う人が現れる可能性は非常に低く、何度も出会っているのに価値観やライフスタイルなどでちょっとした違い・ズレが見つかると、その人とのコミュニケーションが途端に面倒になってしまいます。

思い描いている理想と現実のギャップから、出会いの機会を逃してしまうでしょう。そうなると恋活・婚活が長引いてモチベーションも下がり、結果的に面倒だと感じてしまいます。

恋愛経験が少ない人は、「いくら頑張っても断られてしまうのではないか」という不安を抱きやすく、行動自体をためらってしまう人も少なくありません。どう動けば分からないことを相手に悟られないように頑張るものの、そこから精神的に疲弊してしまうこともあります。

また、「失敗したくない」「相手に失望されたくない」という想いから、逆に一歩が踏み出せない状況に追い込まれてしまう人もいるでしょう。特にアラサー以上になると余計に失敗したくないという想いが強くなりやすいです。このように、恋愛経験の少なさが原因となって面倒に感じるケースもあるのです。

マッチングアプリなどを使って恋活・婚活を始めるとなると、プライベートの時間の多くを恋活・婚活に費やすことになるでしょう。

しかし、仕事や他のプライベートのことで忙しいと、恋活をする時間がなくなってしまい、大きな負担に感じてしまうケースも少なくありません。仕事が忙しい人の中にはマッチングアプリで気になる人が現れたとしても、デートをする時間を確保するのも難しく、そこから相手に嫌われてしまうのではないかと不安に感じてしまう人もいます。

ただし、仕事が忙しいからと言って必ずしも恋活・婚活が失敗するわけではありません。効率的なやり方を取り入れることで、仕事が忙しくても恋活・婚活がうまくいく場合もあります。効率的な方法については、後ほど詳しく解説しているので、そちらもぜひチェックしてみてください。

 

恋活や婚活を行っていると、相手から断られたり、拒否されたりする場面はどうしても出てきてしまいます。たとえ断られた原因が自分ではなく、相手の都合によるものだったとしても、拒絶されることに対して恐怖心を抱いてしまい、そこから積極的にアプローチする意欲が削られてしまったという人もいるでしょう。

また、元々自己肯定感が低い人は相手に嫌われないようにするために、できるだけ相手に合わせようとしますが、相手に合わせることで段々辛くなってしまい、最終的に恋活自体を面倒に感じてしまうようになります。どんなに嫌われないようにしようと頑張っていても、相手から必ず愛されるとは言えません。

断られることへの恐怖心から脱却することが、めんどくささを解消するための一歩につながります。

恋活や婚活におけるめんどくささを解消するための対処法として、無理なく自分のペースで活動を続けることが大切です。しかし、具体的にどのような方法を取れば自分のペースで活動を続けられるのか分からない方もいるでしょう。恋活のめんどくささを解消するためには、以下5つの方法を試してみてください。

・小さな目標設定で成功体験を積む
・自分に合った出会いの方法を見直す
・完璧を求めず「会ってみる」くらいの気軽さで
・恋活をしない日を決めてリフレッシュする
・他人と比較せず自分のペースを大切にする

活動を続けていくためにはモチベーションを維持することが重要となってきます。しかし、期間が長引けば長引くほどモチベーションは下がってしまうものです。そこで取り入れたいのが、「小さな目標を設定すること」です。

例えば、「週に1人以上とマッチングする」「最低でも1ヶ月に1回はデートをする」など、達成できそうな目標を立ててみましょう。
小さな目標を設定すると、「恋人を作る」「理想の結婚相手を見つける」といった最終目標までに成功体験を積み重ねることができ、モチベーションの維持につながります。ここで注意したいのが、達成できそうな目標を立てることです。

例えば「1ヶ月以内に付き合う」など、達成が難しそうな目標を設定してしまうと、目標を達成できずそのままモチベーションも下がってしまいます。
まずは小さな目標を設定して成功体験を少しずつ積んでいくことが大切です。

恋活や婚活には様々な方法があり、特徴も異なります。
例えばマッチングアプリや恋活・婚活パーティー、結婚相談所などが挙げられます。

	メリット	デメリット
マッチングアプリ	・手軽に始められて、空いた時間で活動できる ・全国の多くの異性と出会える ・費用が比較的安い	・真剣度の低い人も多い ・メッセージのやり取りが面倒になりやすい ・写真やプロフィールとギャップがあることも
恋活・婚活パーティー	・実際に会って話せるので雰囲気がわかる ・短時間で複数の人と出会える ・直接コミュニケーションを取るのが得意な人に向いている	・イベント当日の印象だけで判断されやすい ・人数や男女比によって満足度に差が出てしまう ・参加費がかかることが多い
結婚相談所	・専任のカウンセラーがサポートしてくれる ・結婚意識の高い人が多い ・身元確認がされており、安心感がある	・費用が高め（入会金、月会費など） ・活動の自由度が低い場合もある ・プレッシャーを感じやすい人には不向き

それぞれメリット・デメリットがあることから、自分の性格やライフスタイルに合った方法を選ぶことで、面倒に感じる部分も少なくなります。

完璧な相手を見つけようと意気込んでも、なかなか理想的な相手とは出会えないものです。プロフィールやチャットでのやり取りで「理想の人とは違うかも…」と感じ、そこでお断りをしてしまう人もいるでしょう。しかし、完璧を求めすぎてしまうと、いつまで経っても出会うことができません。

プロフィールやチャットでのやり取りだけでは分からない部分も多いことから、まずは気軽に会ってみるという姿勢で進めることが大切です。また、相手と会った時も減点方式で評価するのではなく、加点方式で評価することが重要となります。減点方式だと、相手の悪い部分ばかりが目につきやすいです。特に女性は相手を減点方式で評価してしまうケースが多いです。

例えば「待ち合わせで2分遅れてきた」「声が小さくて聞き取りにくい」「服装がイマイチ」「お店のセレクトが微妙」「食べ方が汚い」などが挙げられます。こうした悪い面ばかりに目が行ってしまうと、相手に良い面があっても許されなくなり、断ってしまうことが多いです。

一方、加点方式だと相手の良いところを探すことになるため、相手に対してもポジティブに捉えられるようになり、恋活・婚活もスムーズになっていくはずです。

恋活や婚活に負担を感じ、面倒だと感じるようになったら、意識的に恋活などから一度離れてみることも大切です。いくら恋活・婚活を頑張っても、精神的に疲弊している状態では心の余裕もなくなり、うまくいかなくなるケースも少なくありません。そのため、一旦頑張ることをやめて自分をケアするようにしましょう。

例えばマッチングアプリで恋活をしている人は、一度スマホからアプリをアンインストールしてしまうのも1つの手です。
「またやってみようかな」と思った時に再びインストールしてしまえば問題ありません。

また、意識的に恋活や婚活から離れた日は一人で好きなことをして過ごすのも良いですし、友人や家族など気の合う人と遊ぶのも良いでしょう。しっかりと心をリフレッシュさせれば前向きに考えられるようになり、恋活・婚活にも良い影響として表れる場合があります。

 

恋活や婚活を始めると、SNSなどで同じく恋活・婚活をしている人の様子をついチェックしてしまうものです。その中には「付き合うことになった」「結婚することになった」など、前向きな報告をする人も多いでしょう。自分がうまく行っていない中でそのような報告を目にすると、焦りを感じてしまうものです。

しかし、他人と比較することで焦りや心の余裕が失われてしまい、かえって恋活・婚活に悪影響をもたらす可能性もあります。そのため、恋活・婚活は他人と比較することなく、自分軸で活動することが大切です。

 

面倒だと感じないようにするためにも、最小限の労力で効率的に恋活・婚活をすることも大切です。
時間や労力をかけすぎずに、成果を出すための工夫として以下の方法を試してみてください。

・プロフィールを最適化してミスマッチを防ぐ
・メッセージのやり取りにテンプレートを活用する
・デートプランの候補をいくつか用意しておく
・「恋活タイム」を決めて集中して取り組む

効率的に恋活・婚活を進めるためにも、まずはプロフィールを最適化することが重要です。プロフィールを最適化することでミスマッチを事前に防ぐことができます。プロフィールにある項目を埋めるだけで満足する人もいますが、自己紹介としてPR文も掲載すると、自分の性格や人柄が相手にも伝わりやすくなり、メッセージの返信率も上がりやすいです。

自己PR文はまず挨拶からスタートし、婚活を始めたきっかけや自分の性格、趣味・休日の過ごし方、結婚観などを記載します。
この時、ネガティブなことはなるべく書かないようにすることが大切です。また、プロフィールを最適化する上で写真の選び方にも注意しましょう。
写真は第一印象を決める重要なものになります。外見に自信がなかったとしても、むすっとした表情ではなく笑顔で、清潔感のある服装と髪型に整えてから写真を撮りましょう。

効率的にやり取りを進めるために、メッセージのテンプレートをいくつか用意しておくのもおすすめです。例えば最初の挨拶や質問など、毎回同じになりやすい部分は定型文になっていても問題ありません。

ただし、テンプレートの活用は効率アップを図れるものの、マッチング後に送られたメッセージに定型文・コピペ感があると返信率が下がってしまいます。
そのため、返信率をアップさせるためにも、定型文に相手のプロフィールから1つ以上何らかの要素を組み込むのがおすすめです。

【例文】
「はじめまして！○○と申します。映画鑑賞が趣味なんですね！私も月に1回以上は映画館に行って映画を観ています。最近だと『□□』という作品で、感動して泣いてしまいました(笑) ○○さんは最近だとどんな映画を観ましたか？おすすめがあればぜひ教えていただきたいです！」

デートで行く場所も毎回考えていると時間がかかってしまうので、前もって候補をいくつかピックアップしておき、デートの回数や相手の好みに合わせて提案するのもおすすめです。

例えば1回目のデートでは顔合わせの意味合いが強いため、リラックスしながら会話ができるカフェがおすすめです。カフェといってもそのお店ごとに立地や雰囲気が異なることから、最初のデートで行きやすそうなお店を探しておくと良いでしょう。

また、デートで行く場所だけでなく、プラン自体をあらかじめ用意しておき、相手に合わせて柔軟に変えられるようにしておくと、効率的かつ相手からの好印象にもつながります。

仕事が忙しい中でも恋活・婚活を進めていきたい人は、恋活・婚活に取り組む時間をあらかじめ決めておき、集中的に取り組むのもおすすめです。

例えば寝る前の30分にマッチングアプリで気になる人に「いいね」を送ったり、デートの予定を入れられるように仕事やプライベートの予定は月曜日から土曜日までに入れるようにして日曜日を空けておいたりするなどです。

あらかじめ時間を決めておき、その時間の中で活動することでメリハリがつきやすくなります。ダラダラとアプリを見て活動をするよりも、効率的に相手を探しやすくなるので、集中して取り組む時間を設けてみましょう。

恋活や婚活が「めんどくさい」と感じるのは、方法やペースが自分に合っていないことが原因のひとつです。マッチングアプリ・婚活パーティー・結婚相談所にはそれぞれ特徴があり、どれが正解というわけではありません。

無理なく続けられる方法を選び、自分らしく出会いを楽しむことが大切です。焦らず、心に余裕を持って出会いのチャンスを広げていきましょう。

Written by 早紀

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