恋人から、子ども扱いされた経験はありませんか。缶やビンを開けてもらう、ご飯をあーんしてくれるなどの完全なる“甘やかし”から、「ぬいぐるみないと寝れないんでしょ。もう~」と言われるなど(笑)、男性は好きな人に対してついついお子ちゃま扱いをしてしまうんです。
嬉しい反面、ちょっぴり気恥ずかしく感じる女性も多いでしょう。また超しっかり者タイプからすると「なんでそういうことするの?」と疑問に思うかもしれません。でも、ここで彼を突っぱねるのはNGですよ。なぜなら男性は彼女や意中の相手に対し、ベッタベタに甘くなる生き物だからです!
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・女性は「守られたい」気持ちが強い
・男性は「守りたい」気持ちが強い
これはもう、どんな人でもわかるであろう男女差の一つ。体の作りが異なり、どうしても女性はパワー的な面で男性には勝てないため、「守られたい」と思うのはごく自然なことです。
彼らは女性特有の弱々しい部分を知っています。
好意を寄せる相手には本能が「守る」方へと働き、それが結果的に子ども扱いへと繋がってしまうようで……!?
女性には母性が備わっているように、男性には父性があります。そして、さらに彼らは「相手を守りたい・助けたい・支えたい」という「庇護欲」を持つため、欲が強ければ強いほど彼女を子ども扱いし、自分の心を満たすのです。
よく恋愛ハウツー本で「好きな男性を頼るのが吉」なんて教えがありますが、なぜかというと頼る=男の庇護欲を刺激する行為だから!
甘えまくりはダメなものの、少し寄っかかると彼らの欲求が満ちるため、うまく使っていくと恋が叶いやすいのだとか。
庇護欲には年上も年下も、関係ありません。男性の本能であり、これらを一切持たない人間はかなり稀でしょう。
欲求のまま素直に動くと彼女を守る・助ける・支えるのを自然と行うため、心からあなたを可愛いと感じれば、ついつい子ども扱いをしてしまうのです。
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「子ども扱い」とはどんなものか?あくまで一例ですが、挙げると以下の通り。
・細かいところまで世話を焼く
・「よしよし」と頭を撫でるなどの甘いスキンシップ
・お父さんのように口うるさく心配する
恋人に対し世話を焼く人は決して珍しくはないものの、彼女を子ども扱いする場合は「え、自分でできるよ?」と言いたくなるレベルの事柄にまで手を差し伸べます。
掃除や洗濯、料理、そしてスマホで2ショットを撮る際に「オレがカメラを持つよ」と率先してリードしたり、頼んでいないのに服のボタンを掛けてくれるなどですね。
甘やかし方がどこかくすぐったく、心配のされ方も束縛とは程遠い。支配的な空気やあなたを小馬鹿にする素振りが全くないのが、“子ども扱い”の大きなポイントと言えましょう。
優しさと愛情ゆえの子ども扱いと思えば、彼のことがもっと好きになってしまうはず!お姫様扱いされたい人や、甘えん坊さんからすると嬉しくて仕方がないかもしれません。
しかし!まだ付き合っていなかったり、子ども扱いを不快に感じるタイプにとっては彼の言動にイラッとくるでしょう。
好きな人に子ども扱いされて嬉しいorやめてほしい時は、どのようなリアクションが正解か?答えは「素直に、そして角が立たないように本音を伝える」ですよ!
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オトナになると甘やかされる機会が減るため、子ども扱いが嬉しい時もありますよね。大好きな彼には誰だって優しくされたいですし、時にはバブバブな状態に戻りたいもの(笑)
「よしよし」と頭を撫でられ、たくさんいい子いい子してほしいなら彼の優しさに甘えちゃいましょう。彼女を可愛い、愛しいと思った末の行動ですから、あなたが素直に喜びを表現すれば、パートナーもきっと嬉しいはずですよ。
素直な女性を嫌いな男性は、まずいません。
もっと「よしよし」されたいなら、恥ずかしがらずに嬉しさを伝えてみましょうね。
ある程度の子ども扱いなら許容できるものの、何事にも限度があると筆者は思います。
何でもかんでも手を差し伸べられ、「ねぇ、君は本当にそれができるの?」とひどく心配をされたり。度が過ぎると相手から信頼されていないような気がして、寂しくなりますよね。
また、自分が下に見られているような雰囲気が拭えないと、百年の恋も冷めるでしょう。
もしかすると相手は良かれと思ってやっており、あなたの不愉快な気分に気づいていないかもしれません。
「相手のことは好きだけれど、これだけは無理」というラインを超えたなら、「気持ちは嬉しいけど」を付け加え、やめてほしい旨をきちんと伝えてください。
中には子ども扱いの言動からモラハラや束縛性の片鱗が見え隠れする場合もありますので、じっくり観察してくださいね。危険を感じたのなら、その彼との付き合いは控えるべきでしょう。
子ども扱いしてくれるパートナーは、あなたを目一杯可愛がってくれる素敵な存在!
彼からの愛情をたっぷりと感じられるなら、ツンケンせず喜んで受け止めちゃいましょう。照れや恥ずかしさはあれど、純粋な気持ちで好意に甘えるとラブラブ度もアップしますよ。
彼のタイプにもよりますが、たくさん甘えた後はパートナーにも同じことをしてあげるとさらに親密になるかもしれません。
「なんだかんだ、子ども扱いされても嫌な気はしない」なんて男性もいますから、持ちつ持たれつで良い関係を築いてみてくださいね。
Written by たかなし亜妖