えっ、知らないと危険!? 恋愛に潜むジェネレーションギャップ5選

恋愛の価値観は、時代とともに大きく変化しています。平成時代に当たり前だった恋愛観も、今や若者からすると「古い……」と感じられている可能性大。

SNSや男女の役割のあり方が変わってきている現代において、ジェネレーションギャップが起こるのは当たり前のことです。

今回は、出会いの方法から結婚観に至るまで、恋愛におけるジェネレーションギャップを解説していきます。今まさに歳の差恋愛や世代間での価値観に戸惑っている人も、お互いに歩み寄るきっかけにしてみてくださいね。

恋愛に潜むジェネレーションギャップ5つ

マッチングアプリのイメージの違い

マッチングアプリのイメージの違い

一昔前の世代にとって、マッチングアプリは「出会い系=危険」というイメージを持ちがちです。

匿名性も高く、危険なトラブルに巻き込まれるニュースも多かったため、そう感じるのも無理ないかもしれません。

もちろん中には遊び目的の人もいるのは否めませんが、結婚につながるケースも珍しくなく、今や出会い方のスタンダードとなっています。意固地になって頑なに避けていると、大きくチャンスを逃している可能性もあるのです。

職場恋愛や合コンなどが主流だった時代とは違い、今はハラスメント問題のリスク回避など、なかなかややこしい時代……。「自然な出会い」が難しいのが現代のリアルだと言うことを受け入れた方が良いでしょう。

連絡頻度の違い

恋愛におけるジェネレーションギャップを感じやすいのが、連絡頻度やスピード感の違いです。

今のアラフォー世代は、青春時代に爆発的にメールが普及したこともあり、「好きならマメに連絡を取るのが当たり前」と考える傾向が強くあります。今のようにSNSやYouTubeもなかったので、友達や恋人とメールすることは最大の娯楽でもありました。

しかし現代は、インスタやtiktokなど、スマホを開けば連絡ツール以外のコンテンツが無限にありる時代。スクロールしているうちに、気づけば返信は後回しになる背景があることは否めません……。20代同士のカップルにおいては、長文の返信より、「サクッと要件だけのやり取りでも十分」とのことです。

歳の差があるカップルは特に、「スマホを見ているはずなのに連絡がないのはおかしい!」と、こうした感覚の違いによるジェネレーションギャップが起こりやすくなります。

男性に求められるスキルの違い

恋愛において、男性に求められるスキルも時代とともに変化しています。

かつては、「頼りがい」「リードしてくれる」といった男らしさが最も重視されていましたが、現代ではそれに加え「もっと繊細なスキル」が求められるようになってきました。

具体的に言うと、「写真をたくさん撮ってくれる(撮影技術が重要)」「食事の並べ方や照明のセンスがある」など、インスタ文化の影響もあり、女性らしい細やかな気配りも求められる時代なのです。

昔は「不器用なところも男らしさの1つ」と魅力として捉える傾向もあったため、男性にこうした役割を求められるのは、ジェネレーションギャップを感じる人もいるのかもしれません。

恋愛の終わり方の違い

恋愛の終わり方の違い

恋愛の終わり方にも、世代による大きな違いがあります。

一昔前は、別れ話と言えば直接会って話し合うのが礼儀で、きちんとけじめをつけて次にいく……というのが当たり前でした。

現代でも基本的にその価値観は変わっていないものの、LINEで一方的に別れを告げたり、さらには何も言わず突然ブロックして関係を断つケースも少なくありません。

恋愛の始まりも終わりもスマホひとつで完結する時代だからこそですが、電話しかなかった世代からすると、こんなにあっけない終わり方があることにギャップを感じずにはいられないでしょう……。

結婚観の違い

結婚観の違いは時代背景が色濃く反映され、ジェネレーションギャップを大きく感じるポイントです。

いくら男女平等と言われても、アラフォーより上の世代では、なんだかんだ言っても「男性は仕事」「女性は家庭を支える」という価値観が根強く残っています。

婚活で結婚後の居住地の問題になると、「女性が男性の職場の地域に合わせるべき」という昭和感丸出しの価値観でドン引きされているケースもあります……。

現代では共働きがスタンダードになり、「女性の仕事もキャリアも同等に考えるべき」と言う考えが普通です。

家事の分担も当たり前。いつまでも一昔の価値観を引きずって婚活している人は、どんどん取り残されていく時代なのです。「ただのジェネレーションギャップ」で終わるのは危険
ではないでしょうか。

恋愛や結婚におけるジェネレーションギャップを理解するポイントは?

まずは、恋愛や結婚における価値観は、時代とともに違って当たり前だということを受け入れる必要があります。

大切なのは、違いを「ズレ」と捉えて否定するのではなく、「価値観の違い」として受け入れる柔軟な心なのです。

時代背景によるギャップを知り、会話のきっかけとして楽しむくらいの余裕が、年齢差を超えてモテる秘訣でもあるのではないでしょうか。

結局のところ、時代やそれに伴う価値観が変わっても、求めるのは「安心できるパートナー」「お互いを尊重できる関係性」です。ジェネレーションギャップをなくそうとするのではなく、「世代を超えても変わらない価値観」に目を向けていくことが、長く深い関係性を作るための秘訣なのです。

Written by 花山こころ

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