恋愛心理学で恋が叶う! 気になる相手の心を動かす5つのテクニック

よっぽど運命的なご縁でもない限り、恋愛において「好き」という気持ちだけで相手の心を動かすのは難しいものです。むしろ、恋を実らせるには、相手の心理や無意識の行動パターンを理解し、それに合わせたアプローチをすることが大切です。

そこで役立つのが「恋愛心理学」です。

恋愛心理学とは、人の心の動きや行動原理を分析する心理学の一分野で、もちろん恋のアプローチにも応用できます。

今回は、恋愛心理学を活用して恋が叶う5つの具体的なテクニックをご紹介します。科学的な裏付けがある方法ばかりですが、意外と誰にでも再現しやすいテクニックばかりなので、気になるお相手がいる方はぜひ参考にしてみてください。

テクニック1:ミラーリング効果で親近感を高める

「ミラーリング」とは、相手の動作や話し方、姿勢などを鏡のように真似することで、無意識に親近感や安心感を与えるテクニックです。恋愛心理学では、これによって相手に「この人は自分に似ている」と思わせ、距離を縮める効果があるとされています。

たとえば、相手が飲み物を飲んだタイミングで自分も飲む、腕を組んだら同じように組むなど、自然な範囲で真似するのがポイント。やりすぎると逆効果になるため、あくまで「無意識に見える程度」にとどめましょう。

ちなみに、筆者は仕事でもこのテクニックをよく使います。たとえば、チャットアプリで取引先から送られてきたメッセージの冒頭文。

「お世話になっております」と書かれていたら、筆者も「いつもお世話になっております」と返し、「お疲れ様です!」と書かれていたら筆者も「お疲れ様です!」と返す──といった具合です。

このテクニックは相手に親近感を与えるだけでなく、お互いのテンションや温度感を統一するのにも役立ちます。

テクニック2:ザイオンス効果で「会う回数」を重ねる

テクニック2:ザイオンス効果で「会う回数」を重ねる

「ザイオンス効果(単純接触効果)」とは、何度も顔を合わせたり、やり取りを重ねることで相手への好意が高まっていく現象です。これは広告や商品マーケティングでも活用されており、恋愛にも非常に効果的です。

たとえば、学生時代は同じクラスの子を好きになる人が多いですよね。これもザイオンス効果。他のクラスの子よりも、毎日顔を合わせる同じクラスの子の方が好きになりやすいのです。

ですから、気になる相手には、無理のない範囲で接触回数を増やしましょう。たとえば、学校や職場で挨拶を欠かさない、SNSでコメントする、週1回以上LINEするなど、「あなたを身近に感じさせる」ことがポイントです。

テクニック3:好意の返報性を利用する

恋愛心理学の基本法則のひとつに「好意の返報性」があります。これは、「自分を好いてくれている人に対して、自分も好意を持ちやすくなる」という心理現象。つまり、自分の好意を伝えることで、相手の気持ちが自分に向きやすくなるのです。

ただし、いきなり「好き」と告白するのではなく、小さなサインを積み重ねるのが効果的です。たとえば、「〇〇さんって優しいよね」「一緒にいると落ち着く」など、軽い褒め言葉や感謝を織り交ぜましょう。

ちなみに、筆者は恋愛に限らず、あらゆる人間関係においてこれを行っています。シンプルに好意を伝えることもありますが、基本的には相手の長所を褒めたり、感心して見せたりといった具合です。

恋愛、仕事、ご近所付き合いなど、あらゆる人間関係を円滑にするテクニックなので、「好意を伝える」「相手の魅力を伝える」を意識してみましょう。

ただし、表現方法が露骨だとかえって薄っぺらくなってしまうので、さりげなく言葉にするのがポイントです。

テクニック4:自己開示で心の距離を縮める

人は、自分の内面を打ち明けてくれる相手に対して、自然と親しみや信頼を感じるようになります。これを「自己開示の法則」と呼びます。恋愛においても、相手に少しずつ自分の考えや弱みを見せていくことで、心のつながりが深まります。

たとえば、「実は人見知りなんだけど、〇〇さんとは話しやすい」など、自分の一面をやんわり伝えることで、相手も心を開きやすくなります。ポイントは「少しずつ」開示していくこと。急に重い話をするのはNGです。

テクニック5:共通点を強調して「特別感」を演出する

テクニック5:共通点を強調して「特別感」を演出する

人は、自分と似ている人に親しみを感じやすいという心理があります。趣味や価値観、好きな食べ物など、相手との共通点を探してそれを会話の中で強調することで、自然と親密度がアップします。

たとえば、「えっ、私も(僕も)その映画好き!」「そのカフェ、前から気になってた!」など、さりげない共通点を見つけて伝えることで、相手に「この人とは気が合うな」と思わせることができます。

また、「こんなに話が合うの、〇〇さんだけかも」と言えば、特別な存在として意識されやすくなります。

恋愛心理学で「偶然の恋」から「叶える恋」へ

恋愛は運やタイミングだけに頼るものではありません。恋愛心理学を知り、実践することで、気になる相手の心に自然に近づき、恋を叶える可能性がぐっと高まります。

今回紹介した5つのテクニックは、どれも日常会話や行動に取り入れやすいものばかりです。

・ミラーリングで親近感を演出

・接触回数を増やして存在感アップ

・好意を少しずつ伝える

・自分の内面をさりげなくシェア

・共通点で心の距離を縮める

これらを意識することで、ただの「片思い」が、相手の心を動かす「両想い」へと変化していくかもしれません。

心理学を味方に、あなたの恋を一歩前へ進めてみませんか?

 

Written by はるお

男性が夢中になる女性の特徴6つ|夢中になる理由も解説 ▶

はるおの他の記事を読む