倦怠期とは?原因や時期、パートナーと乗り越えるための方法を解説!

「付き合い始めて間もない頃は、会うだけでドキドキしていたのに、最近はドキドキしなくなった…」と思っている人もいるでしょう。

ある程度長く付き合ったカップルはデートもマンネリ化して、「倦怠期」に陥ってしまうことも少なくありません。そもそも倦怠期とはどういったもので、なぜ陥ってしまうのか気になるところです。

そこで今回は、倦怠期の概要やなりやすい時期、原因などをご紹介します。パートナーと乗り越えるための方法も解説しているので、現在倦怠期で悩んでいる方もぜひチェックしてみてください。

倦怠期とは?

倦怠期(けんたいき)とは、付き合いたてのドキドキや新鮮さが薄れ、パートナーに対して飽きや退屈さを感じる時期のことです。

付き合いたての頃は2人でいることが新鮮で、ちょっとしたことでもドキドキすることが多い傾向にあります。

しかし、一緒にいる時間が増えていくと2人の距離感などにも慣れ、ドキドキや新鮮さが薄れてしまうものです。

倦怠期はどのカップルでも起こり得るものです。倦怠期だったとしても、2人で穏やかな時間を過ごせて、会話も笑顔も多いのであれば問題ありません。

逆にドキドキや新鮮さが薄れた中で、パートナーに対して飽きや退屈さを感じてしまうと、悪い方向に転がってしまうことも考えられます。

参考文献:男性にとっての「倦怠期」とは? 倦怠期にならないために彼女にお願いしたいこと

放置しすぎると別れてしまうのか

放置しすぎると別れてしまうのか

倦怠期に何もせず、そのままの状態を放置していると、別れることになってしまうカップルもいます。

なぜなら倦怠期になると「2人で一緒にいても楽しくない」と感じてしまうようになったり、些細なことでけんかをしてしまい、すれ違いが多くなったりするためです。

どうにもならない場合は別れるという選択肢を選んでも良いですが、一時的な感情で別れを選んでしまうと、あとから後悔する可能性が高いです。

そのため、倦怠期はできるだけ放置せず乗り越えるよう2人で努力し、一時的な感情だけで別れることのないようにしましょう。

倦怠期になりやすい時期

付き合ってから具体的にどれくらいで倦怠期に陥りやすいのでしょうか?
続いては、倦怠期になりやすい時期をご紹介します。

3か月

付き合って3か月が経過すると、付き合いたての頃の「好き」という気持ちも落ち着き始め、関係性も安定しやすくなります。

相手を好きな気持ちが落ち着けば、付き合いたての頃に抱いた違和感が、不満に変わってしまう可能性もあるでしょう。

不満をそのままにしていると、徐々に我慢ができなくなり最終的には別れにつながってしまう可能性も高いです。

もし相手に対して違和感を抱いたら、そのことをはっきりと伝えるようにしましょう。

半年

付き合って半年が経過する時期は、女性がこれまでに溜め込んできた相手への不満が爆発しやすい時期でもあります。

3か月の時点で不満をそのままにせず、きちんと話し合ったり、双方にとって納得のいく形で妥協案を設けたりしていれば、女性も不満を溜め込まずに済むため、半年が経過しても倦怠期には陥らない可能性があります。

2年

付き合ってから1年間は季節のイベント・行事などがあるので、新鮮さを感じやすいですが、2年目以降になるとイベントも2回目なのでそれほど新鮮さを感じられなくなってしまいます。

さらに普段のデートも、行ったことがある場所ばかりになってしまいやすく、刺激も生まれにくいです。

こうした新鮮さの薄れやデートのマンネリ化によって、倦怠期に陥りやすくなります。

3~4年

付き合ってから3~4年も経過すれば、倦怠期の心配はないだろうと考える人もいますが、実際にはこの時期にも倦怠期が訪れやすく、倦怠期をきっかけに別れてしまうケースも少なくありません。

3~4年目は関係性も安定しているものの、相手に対して「恋人」ではなく「家族」と同じような感覚になってしまい、本当に恋愛的な意味で好きかどうかがわからなくなってしまいます。

倦怠期はいつまで続くのか?

倦怠期に陥ってしまった場合、いつまで続くのか疑問に思う人も多いでしょう。

しかし、明確にいつまで続くとは言えません。なぜなら、カップルによって倦怠期が続く期間は変わってくるためです。

例えば2~3か月経てば倦怠期が終わるカップルもいれば、1年以上かけて倦怠期を乗り越えられたカップルもいます。

ただし、倦怠期であっても相手を好きだと感じていれば、「倦怠期を乗り越えよう」という気持ちになり、積極的に行動をとるようになるはずです。

その目安は1~3か月程度になります。
この期間を過ぎても倦怠期が続くようなら、自分または相手の気持ちが冷めている可能性が高いです。

倦怠期のカップル・夫婦の特徴

倦怠期になったカップルや夫婦には、どのような特徴がみられるようになるのでしょうか?

ここからは、倦怠期のカップル・夫婦の特徴についてご紹介します。

相手の興味や関心が薄くなる

相手の興味や関心が薄くなる

付き合う前や付き合いたての頃は、相手に対して興味・関心が高く、常に意識している人も多いです。

例えばふとした瞬間に、「今何やっているんだろう」と思い、連絡した経験がある人も多いのでは?

この行為は相手に興味・関心を持っていないとできないことです。

一方、倦怠期に陥ると相手に対する興味・関心が薄れてしまい、連絡頻度やデートをする回数も少なくなります。

同棲中や夫婦であれば、会話をする時間や頻度も減っていくでしょう。

一緒にいる時にドキドキしなくなる

倦怠期に入ると、好きな相手と一緒にいてもドキドキすることが減ってしまいます。

恋人と一緒にいて心が安らぐのは良いことですが、それに加えて「面白くない」「もっと刺激がほしい」と感じてしまうようなら、倦怠期に陥っていると言えます。

自分を良く見せる努力をやめる

倦怠期を迎えると、相手に対して気を遣わなくなったり、自分を良く見せようと努力したりすることもなくなります。

これは、相手がいることが当たり前になってしまい、恋愛的に「好き」と感じづらくなっているためです。

そのため、デートに行く時も髪型や服装など、身だしなみに気を配らなくなるでしょう。

会話が減る

倦怠期のカップルや夫婦は、1日にする会話の回数も減ってしまう傾向にあります。

これは、長く付き合えばその分話すことがなくなってしまうためです。

中には長く付き合っていて会話の回数が減ったとしても、近況で面白かったことや新鮮だったことなどがあれば、相手に伝えたくなるはずです。

しかし、会話すること自体が面倒に感じ、面白いことが起きても相手に話さなくなったら、倦怠期がかなり進行した状態にあると言えます。

けんかが増える

けんかが増える

倦怠期に入ったカップルや夫婦は、些細なことでイライラが募ってしまい、けんかをすることが増えてしまいます。

好きという気持ちが落ち着いたからこそ、相手の嫌な部分が目につくようになり、以前ならスルーしていたことも指摘しないと気が済まなくなってしまいます。

倦怠期の原因

付き合いたての頃はラブラブだったカップルも、倦怠期に入ってしまう可能性は十分にあります。

では、なぜ倦怠期に入ってしまうのでしょうか?その原因についてご紹介しましょう。

自分磨きをしなくなる

倦怠期になってしまう原因の1つに、自分磨きをしなくなることが挙げられます。

男女を問わず、自分磨きをしなくなると恋愛関係ではなく、家族のような関係になってしまいます。

彼氏・彼女がいるにも関わらず、身だしなみがだらしなくなってしまうと、相手も恋愛的な意味での「好き」という感情が薄れてしまう可能性があります。

デートに新鮮さがなくなる

長く付き合っていると、デートに行く場所などが定番化しやすくなってきます。

お互いにその場所が気に入っていて、楽しめる場合でも、毎回その場所ばかりでデートしてしまうと飽きてしまうものです。

特におうちデートはだらしない恰好を見せてしまうことも多くなり、最初は楽しくても何度もデートをするうちに家族のような感覚に陥ってしまうかもしれません。

デートをするたびに「またここか…」「たまには違う場所に行きたいな」と思い始めたら、倦怠期に入った可能性が高いので、注意しましょう。

忙しさを理由にすれ違う

相手のことが好きだったら、仕事が忙しかったとしても「会いたい」という気持ちになるはずです。

物理的に時間をとることが難しい場合でも、そういった気持ちがあるうちは倦怠期とは言えません。

しかし、徐々にお互いの関係に慣れてくると優先度が下がってしまい、「仕事が忙しいから仕方ない」「疲れたし、連絡しなくてもいいや」と考えるようになってしまいます。

この積み重ねによってすれ違いが発生し、倦怠期を招いてしまうのです。

結婚を意識しすぎる

20代後半から30代のカップルによくみられがちな原因として、結婚を意識しすぎている点が挙げられます。

どちらか一方が結婚を意識しすぎていると、足並みが揃わず思うようにいかなかったり、焦って相手の気持ちをおざなりにしたりするケースもあります。

特に女性は早く結婚したいという思いから、いつまで経っても結婚を意識してくれない相手の姿勢に嫌気が差してしまうこともあるでしょう。

逆に男性側も女性が結婚を急かすことで、プロポーズをするタイミングを見失ってしまう場合もあります。
結婚を意識しすぎると、かえって倦怠期に入ってしまう可能性があるので注意しましょう。

倦怠期を悪だと思い込む

倦怠期に対して「悪いもの」と考えていると、かえって倦怠期にハマり、抜け出せなくなってしまう可能性があります。

悪いものと考えていると、倦怠期の兆候がみられた時に「何とかしなくては」という気持ちになり、行動に移そうとします。

しかし、倦怠期によって自分の気持ちも冷めているにもかかわらず、倦怠期は悪だからという理由で積極的に動こうとするとズレが生じてしまい、余計に倦怠期から抜け出せなくなってしまうのです。

倦怠期を乗り越える方法は?

倦怠期=悪というわけではないものの、この期間を乗り越えないと次にステップアップするのは難しくなってしまいます。
具体的にどのような方法で倦怠期を乗り越えられるのか、チェックしてみましょう。

話し合う

倦怠期を乗り越えるためには、まず話し合うことが大切です。

例えば何となく相手に対して違和感を抱いていること、不満に思っていることなどがあれば、正直に伝えるようにしましょう。

そこからけんかに発展するケースもありますが、気持ちをきちんと言葉にしないと相手に伝わらず、関係が続く限りずっと不満を抱いていくことになります。

そのため、倦怠期に入ったと感じたら、お互いに素直になって今の本音を打ち明けてみましょう。

パートナーと新しいことを始めてみる

日常に新しい刺激がないと、ドキドキや新鮮さが生まれず、倦怠期に陥りやすくなるものです。

そんな時は、パートナーと新しいことにチャレンジしてみるのがおすすめです。

お互いに初めてのことを共有することで新鮮さが蘇り、倦怠期を乗り越えられる可能性があります。

例えば2人でできる趣味を見つけて始めてみたり、まだ行ったことがない場所へデートに訪れたりしてみましょう。

想いを素直に伝えてみる

倦怠期に入ってしまうと、相手に対する気持ちが薄れてしまうため、つい感謝や謝罪の言葉を伝えることも少なくなってしまいます。

そうならないようにするためには、今考えていることなどを素直に伝えてみることが大切です。

例えば些細なことでけんかをしてしまい、自分にも非があったと感じたら、すぐに「ごめんなさい」と伝えましょう。

些細なけんかはどちらかが謝らないと収拾がつかなくなることもあるため、謝罪をしつつ素直に「こうしたかった」「こうしてほしかった」と気持ちを伝えることが大切です。

距離を置いてみる

お互いが当たり前の存在になっていると感じたら、一旦距離を置いてみるのも良いでしょう。

ただし、勝手に距離を置こうとすると、そのまま別れにつながってしまう可能性もあるので注意が必要です。本当に距離を置きたいのかを考え、お互いに話し合った上で距離を置いてみるようにしましょう。

少しパートナーと距離を置き、自分の時間を増やすことで相手に対する愛情や感謝の気持ちが湧き上がってくるかもしれません。

新しい出会いは街コンを利用するのもおすすめ

距離を置いてみる

倦怠期はパートナーと次のステップアップに進む際に陥りやすい期間ですが、そこから乗り越えられなくなり、別れに発展してしまうケースも少なくありません。

倦怠期を乗り越えられず、いつまでもダラダラと関係を続けてしまうのもお互いにとって良くないことです。

慎重に話し合い、検討した上で別れを選択するのも決して悪いことではありません。

倦怠期を乗り越えられず別れを選択したら、新しい出会いを探してみるのもおすすめです。

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Written by 早紀

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