少子高齢化がいっそう深刻度を増している現代日本。
未婚率が上がり、生き方も多様化していますが、それでも「できることなら結婚したい」と思っている方は多いと思います。
今回は「男性が結婚したくなる瞬間」をテーマに、男性を落とす禁断のポイントとコツについて詳しく解説します。
落としたい男性や、結婚をする気にさせたいお相手がいる方は、ぜひ参考にしてください。
男女ともに未婚率が年々上昇している現代です。
ですが、東京商工会議所の調査によると、アンケート対象となった都内の18~34歳の若者の約8割が「いずれ結婚するつもり」と考えているそうです。
結婚率や出生率が低下している反面、結婚したいと考えている人は実はかなり多いことがわかります。
しかし、経済的な不安や、なかなか良縁に巡り合えないなど、結婚に至らない事情や背景があるのも確かなようです。
特に男性は経済的な不安から結婚に対して悲観的になりやすい様子。
そんな男性を、結婚をする気にさせるにはどうすればいいのでしょうか?
男性が結婚したくなる具体的なポイントをご紹介します。
参考文献:東京商工会議所「東京在勤若者世代の結婚・出産意識調査」結果について
参考文献:厚生労働省「年齢階級別未婚率割合の推移」
男女格差的な考え方は、できるだけ避けたいところです。
とはいえ、現状の日本社会はまだまだ男性が経済的責任や社会的責任を一身に負う傾向があります。
ジェンダーギャップを是正し、男女均等を課題に法律も都度アップデートされてはいるものの、実際には「ほとんど機能していない」というのが現実です。
むしろ、経済の低迷により男性への負担がいっそう大きくなってしまっているのが現状ではないでしょうか。
そんな事情を女性から配慮してもらったり、自分を立ててもらったりすると、「この人となら安心して家庭を築けるかも」と感じるのが男性心理でしょう。
「ジェンダーギャップを受け入れる」ということではありません。「あなたに配慮する意思がある」というメッセージを、行動で示してあげることに意味があります。
ただし、そんなあなたの配慮におんぶに抱っこの男性は地雷の可能性が高いので、しっかりと相手を見極める必要があります。
多くの人は、「いつか結婚し、やがては子どもを儲け、幸せな家庭を築きたい」と思っているのではないでしょうか。
令和になり、ようやく「男性が一家の大黒柱」という古い価値観から脱却できたものの、世帯収入に責任を感じる男性はいまだ多いのが現実です。
しかし、こうしたジェンダーバイアスに起因する不安やプレッシャーから解放されたなら結婚したい──というのもまた多くの男性の偽らざる本音でしょう。
そんな男性に効果的なのが、「いいお母さんになってくれそうな女性の所作」です。
たとえば子どもや動物を愛でたり、お金のやり繰りが上手だったり、料理やその他の家事が得意だったり。
ただし、中には「いい母親になってくれそう=いい家政婦になってくれそう」という無意識的な性差別思想を持つ男性も少なからず存在します。
そのため、そういった男性の餌食にならないよう十分に気をつけましょう。
現代の男性は、パートナーとの「支え合い」をとても大切にしています。
共働きで経済的に支え合うのをはじめ、精神面においても男尊女卑や女尊男卑にとらわれず、対等に支え合いたいと思っている若者男性が少なくありません。
「男性は強くあるべき」「男性は泣き言を言わない」「男性なんだから努力すべき」
といったジェンダーバイアスに苦しみながら、生きていくために仕方なく男性の役割をロールしているという方も少なくないでしょう。
「男らしさ」や「女らしさ」が呪縛のようになりつつある現代社会において、多くの人が「性差を越えて支え合えるソウルメイト」を求めているのかもしれません。
お互いの素顔を受け入れ合い認め合えるか。お互いの素顔を愛することができるか──は、良好な男女関係を築く上で、今も昔も変わらずに重要な要素です。
素顔を見せるにはもちろん、相応の信頼関係が構築できていなければなりませんし、勇気も必要です。
しかし、だからこそ素顔を見せてくれた女性に、男性は心惹かれてしまうもの。
自分の長所や魅力ばかりをアピールするのではなく、時には等身大の自分をありのままに見せてあげることも大切です。
ジェンダー感や金銭感覚、恋愛観や結婚観、その他生活習慣や文化的感性など……。
人生の重要なさまざまなトピックにおいて違和感なく共感できる相手とは、一緒にいるだけで心地いいものです。
相性のいい人とそれなりに長い時間を過ごしていると、いつしかきっと
「あれ? この人と一緒にいるとなぜか安心する……」「あまりに自然に一緒にいられるから、相性のよさに今まで気付かなかった……」
という瞬間が訪れるでしょう。
肩ひじを張ったり背伸びをしたりすることなく、ごく自然体で一緒にいられてリラックスできる相手は、とても貴重な存在です。
もし女性のあなたが、意中の男性にそのように思ってもらいたいなら、まずはあなた自身がその人の前でリラックスし、自然体で振る舞うことを意識しましょう。
そうすれば、きっとお相手もそんなあなたに影響され、やがて素顔を見せてくれるようになるはずです。
恋愛において、男性は女性に、女性は男性に対し、意外と無意識的に独り善がりな期待や願望を押し付けがちです。
たとえば日常的にアダルトコンテンツを利用している男性は、生身の女性を性的に消費することに何の抵抗も違和感も覚えません。
同様に、男性の価値を収入や身長などで判断しようとする女性も少なくありません。
しかし、私たちは男や女である以前に一人の「人間」です。
人間として当たり前の優しさや誠実さ、真心や思いやり、そして何よりお相手への敬意が、実は男女関係全般においてとても大切です。
恋愛や結婚を打算的に攻略するのではなく、意中の人に振り向いてもらえるよう、内面から自分を磨いていきましょう。
Written by はるお