恋人との関係で「これって浮気になるのかな?」と悩んだことはありませんか?
自分は「浮気ではない」と思っていても、恋人に「浮気」と判断されてしまうことも。この記事では、特に男女で認識の差が大きい「浮気の境界線」について解説します。ぜひ参考にしてください。
「浮気」の定義は、性別によって変わる傾向があります。
同じ行動でも、男性は「許容範囲」なのに対し、女性は「明らかな浮気」と捉えるケースが少なくありません。
まずは、性別によって異なる浮気の判断基準から整理していきましょう。
女性が「浮気」と判断するのは、恋人がどんな言動をしたときなのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
・「彼氏が女の子とたびたび食事に行っていた。友達だっていわれても、わざわざ2人で何度も会うのは、もう浮気としか思えない」(24歳/女性/看護師)
・「深夜3時なのに、同じ部署の女性とLINEでやり取りしていて。仕事の話なら翌日でいいはず。絶対に何かある」(28歳/女性/事務)
・「彼が同僚のインスタに毎日いいねして、コメントまでしてた。その子が気になって仕方ないのが見て取れて、耐えられなかった」(25歳/女性/販売員)
・「元カノと『友達として』連絡を取り合っているって。でも、昔の思い出話で盛り上がってるなんて、わたしからしたら完全にアウト」(27歳/女性/WEBデザイナー)
・「仕事の飲み会って言ってたのに、実は女性の同僚と2人きりだったことが発覚。嘘をつく時点で、もう浮気と同じ」(29歳/女性/営業)
たとえ決定的な証拠がなかったとしても、これらの行動は「浮気の予兆」として受け止められます。
では、男性が浮気だと確信するのは、彼女がどんな言動をしたときなのでしょうか。
・「彼女が職場の男性と腕を組んで歩いているところを目撃した。『酔っていただけ』といいわけされたけど、そんな親密な態度は完全にアウト」(28歳/男性/会社員)
・「休日に女子会のはずが、男性との2人デート。しかも遊園地で写真を撮り合ってた。これは誤魔化しようがない」(31歳/男性/公務員)
・「同僚の男性とツーショット写真をSNSに投稿していて、しかもハートマークまでつけてた。やってることが完全にカップル」(26歳/男性/エンジニア)
・「『みんなで飲み会』と言われたけど、実は男性の家で2人きり。終電も気にせずお酒を飲んでいたらしい。これは浮気でしょ」(29歳/男性/営業)
・「彼女が『仕事が忙しい』と言って会えない日が続いていたけど、実は同期の男性と頻繁に会っていた。こんな隠れた付き合いは間違いなく浮気」(27歳/男性/フリーランス)
男性の場合、女性と比べ、より具体的な行動や目に見える証拠を重視する傾向が見られます。
なぜ男女でここまで認識が違うのでしょうか。その答えは、男性があくまでも「事実」を重視するのに対し、女性は「心情」を重視する点にあります。ここでは、よくあるすれ違いを例に、男女の考え方の違いを解説します。
・「大学時代の友達だって彼女にも説明していたし、ときどき2人で会うくらい大丈夫だと思ったのに……」(35歳/男性/国家公務員)
このケースの男性は、「彼女に隠しごとはしていないし、後ろめたいこともないから大丈夫」と考えていました。
しかし、女性側はそうは考えません。「その気がない相手とわざわざ2人で会うはずがない」「あわよくばの気持ちがあるはず」と考えます。
特に、女性側が2人で会うことに難色を示したにもかかわらず状況が変わらない場合、「わたしを不安にさせたくない気持ちより、相手の女性に会いたい気持ちのほうが大きいんだな」と、より深刻な方向へと事態は動いてしまうのです。
SNSの普及により、「浮気の定義」も変化しています。気軽なコミュニケーションだからこそ、意識したい浮気の定義をチェックしていきましょう。
SNSでの行動は、思わぬ波紋を呼ぶことも。
特に注意したいのは以下の4つです。
・特定の異性への継続的な「いいね」
・自分からの「フォロー」
・深夜帯のコミュニケーション
・親密そうなコメントのやり取り
オープンな場でのコミュニケーションだけに表面化しやすく、トラブルの火種にもなりやすいので注意しましょう。
プライベートなメッセージのやり取りは、より慎重な判断が必要です。
頻繁なやりとりや自撮り画像の送信、恋愛相談など、一歩間違えると信頼関係を壊しかねない行動をうっかりしてしまいがち。
一度疑われてしまえば、その疑いを晴らすのは簡単なことではありません。パートナーに見せても問題ないやりとりかどうかを、常に意識することが大切です。
結局のところ、「どこからが浮気か」の基準はカップル次第。大切なのは、お互いの考えを理解し、尊重し合うことです。
ぜひ定期的な話し合いを持ち、二人の「境界線」を明確にしておきましょう。そうすることで、お互いを深く思いやり、より強い信頼関係で結ばれた関係を築いていくことができるでしょう。
Written by やまだうめ