社会人になると、恋のきっかけが一番多いのが職場や仕事関係といわれます。一日の半分ほどを過ごす場所ですから、出逢いや人間関係が濃密になるのは当然でしょう。
ただ、職場とは仕事をするところであり、恋の可能性を探ることを第一目的にはできません。それは男性にとっても同じはず。
職場恋愛をする上で、女性は何に気をつければいいのか? 注意事項を確認していきましょう。
職場によっては、社内恋愛禁止という会社・役所もあるはずです。まずは公私混同せず、常識的な振る舞いを心がけることが何より大事!
あるいは、結構オープンな職場であっても、男性が関係を明かしたくないのなら、理解して社内ではベタベタしないようにしましょう。
女性側は気にしなくても、男性が働きにくくなるかもしれません。職場恋愛の場合、周囲から公認してもらうことが必ずしも良いとは言い切れないのです。
また、片想い状態の時に、あまりに堂々とアプローチされると男性は困ります。付き合うにせよ、お断りするにせよ、リアクションを取りにくくなるので、たとえ女性に好印象を抱いていても、上司や同僚の目を気にしてしまうでしょう。進展するはずの恋がどうにも前へ進めない……となる可能性だってあります。
すでにお付き合いしている場合も、片想いの場合も、職場内では基本的に「同僚・上司・後輩」といった仮面をかぶるのが安全です。
同じ職場にいるからこそ、ピンチを敏感に察して助けてくれるとか、必要な情報を教えてくれるなどのサポートがあると、男性はありがたく感じるようです。
しかも、そんな陰のサポートが、男性の中で「俺の彼女、サイコー!」「付き合って良かった」という気持ちを高めます。二人の愛を深めるきっかけになるでしょう。
ただし、女性が上司・先輩で男性が部下・後輩という場合、えこひいきは絶対NG。好きな相手であっても、叱るべき時は恋愛感情をいったん脇へ置いて、職場での上下関係に従うべきです。また、アドバイスをする場合も、ほかの部下たちと平等を心がけましょう。
どんなに仲の良いカップルでも、気持ちがすれ違ったり、離れたりすることはあります。
とある調査では、社内恋愛を嫌う男性のうち全体の4割が、その理由を「別れた時に働きにくくなるから」と述べたそうです。ポーカーフェイスを貫くにせよ、ケンカ中の彼女が業務中に不機嫌な態度を見せると、男性は「もうムリ!」と思うに違いありません。
片想いの状態でも同じです。女性があまりに恋心を意識した表情・態度を示してくると、男性は困ってしまいます。また、付き合えないとお断りした後で、女性があからさまに意気消沈するとか、急に欠勤が続くなどすると、「だから社内恋愛はイヤなんだよ……」と男性はウンザリするでしょう。
きっかけは職場・仕事であっても、やっぱり公私混同はいけません。自分の気持ちを上手にコントロールできることが、社内恋愛を成功させる大前提となります。また、仕事を大切に思う男性ほど、業務が絡む女性との恋愛には慎重になるという点を忘れないようにしましょう。