大好きな彼からプロポーズされて、いよいよ結婚! これからの明るい未来に向けて、たくさんの希望が膨らむ幸せ絶頂の時期です。しかし、浮かれてばかりはいられません。
結婚は人生の大きな分岐点であり、これからの生活を左右する重要なポイントとなるからこそ、しっかりと覚悟を決めることが大切です。
そこで、結婚が決まった女性に向けて、覚悟しておいてほしい心得を5つご紹介します。
プロポーズされた瞬間は喜びでいっぱい。しかし、結婚生活は夢のようなことばかりが起こるわけでなく、生活という現実の連続です。
楽しいこともあればそうでないこともあるのが結婚生活。毎日をうまく乗り切って楽しく過ごすために、結婚前の女性が心得ておくべきポイントを挙げていきましょう。
誰かと一緒に暮らすのであれば、ある程度相手に合わせなくてはいけません。
今までは自分のために自由に使っていた時間も、結婚するからには相手の生活リズムに多少なりとも寄り添うことが夫婦円満の秘訣です。
結婚すれば、一人になれる時間や、自分だけで好きなことができる時間は減ります。ただ、それをマイナスと捉えるか、プラスと捉えるかはその人次第。パートナーと一緒にいる時間を楽しめるのなら、苦痛とはならないでしょう。
たとえば、一緒に楽しめる趣味を見つけたり、お互いが見つけた美味しいごはん屋さんに訪れたりなどもおすすめです。
たまには一人になりたいと願うのであれば、話し合いをしてそれぞれが好きに過ごすことのできる日を作るというのもいいかもしれません。
夫は家族ですが、絆はあっても血の繋がりはありません。つまり、結局は「他人」です。
結婚してすぐのラブラブな頃は、相手のために時間を割く事は苦痛ではなく、むしろ幸せなことだと思えるでしょう。
しかし、結婚生活の中では、たとえば料理や洗濯、おつかいを頼まれるなど、パートナーのために動く必要も出てきます。
義両親への気配りも必要なので、独身の頃よりも圧倒的に周りに意識を向ける機会が多くなることを覚悟しましょう。
「なんで家事を手伝ってくれないの」なんていう言葉は、相手に期待しすぎているからこそ出るもの。求めてばかりいると不満が募りやすく、夫婦喧嘩のもとにもなりかねません。
ですから、自分の身の回りのことは自分でする、それぞれが気付いたときに家事をする、など、結婚生活が始まる前に「協力する」というルールを作るとスムーズ。
未だに男性の中には「男は仕事、女は家庭で家事」と思っている人が多いので、早いうちに意識改革をしておくと楽ですよ。
結婚したら専業主婦になるなんて思わず、いつでも働きに出られるように心構えをしておくことが大切です。男女同権が叫ばれる昨今でも、やはり平均所得は男性のほうが高いので、家計の頼みの綱にしてしまいがち。
しかし、今の世の中ではどんな安定している大企業でもいつ何が起きるかわからず、国内外の情勢によってすぐに風向きが変わります。また、日本の年金制度に期待を持てないという意見も多く、常にリスクを考えておくことが必要です。
安泰な結婚生活のためにも、共働きによるダブルインカムがあると安心。
実は、夫婦喧嘩の原因として最も多いのが、お金に関することです。男性の収入に頼るのではなく、女性にも収入があると気持ちも楽に過ごすことができます。
結婚生活において大切な事は、諦めること。
インスタグラムなどのSNSで見かけるキラキラした結婚生活に憧れている女子は多いと思います。素敵な写真を眺めているうちにどんどん理想が高くなり、その分自分とのギャップにコンプレックスを感じるようになるので、あまり傾倒しないことが幸せに過ごすためのポイントです。
特に何事もなく、毎日を淡々と過ごすことはつまらないかもしれませんが、当たり前の日常を過ごすことこそ最も難しいことです。
ジェットコースターのような毎日は長続きせず疲れます。マラソン選手が長距離を走るためにうまくペース配分するように、結婚生活もマイペースを保つことが円満のためのポイントですよ。
結婚は、幸せのゴール地点だと思われがちですが、実はこれからの長い夫婦生活のスタート。単なる節目でしかありません。
若いうちの決断が「吉」と出るか「凶」と出るかは誰にもわかりませんが、気持ちの持ちようで、いつまでも幸せに暮らすことは十分に可能です。
結婚を決めた幸せ絶頂の女性たちは特に、ご紹介した心得やポイントをぜひ参考にしてくださいね。
Written by さあや