世間で何かと不倫という言葉を見かけますが、不倫をしたいと思うきっかけはなんなのでしょうか。それがわかれば、そのきっかけを作らないことで不倫を防げるかもしれません。この記事では、「不倫したい」と思ったことのある男性に、そう思ったきっかけを聞いてみました。
「結婚して数年経ったら、パートナーで癒されることがなくなってしまいました。家で癒されないなら、外で癒しを求めるしかなくて……。癒やしてくれる女性がほしいと思ったのが、不倫をしたいと思ったきっかけです」(41歳/保険)
家は本来ホッと安心する場所だと思います。それがなくなったとしたら、自分の居場所がなくて辛くなってくることでしょう。家に帰らず、一人で飲みに行ったりやたら友達と遊ぶようになったりしたら要注意かも。
パートナーが癒される存在だったり、家がホッとできる場所だったりすれば不倫を防げます。まずは「帰りたい」と思える家作りを心がけたいですね。動物好きなら、ペットを飼うのもひとつの手かもしれません。
「パートナーのことは好きだけれど、性的欲求は刺激されなくなりました。セックスレスになってしまうと、どうしても欲求不満になってしまって。修復がむつかしいと思ったので、不倫で性的欲求を満たしたいと思いました」(29歳/アパレル)
性欲に負けて不倫に走るというのはよく耳にします。パートナーでは性的欲求が満たされないというのは、女性というより家族というカテゴリーに属してしまったせいなのか、あるいは単純に女性としての魅力がなくなったのか……気になるところです。
「不倫を始めた友達は、毎日とても楽しそうにしているんです。ありふれたさえない日常が、青春時代のように胸が踊るようになったらしく……。友達の変化を見ていると、自分もそんな楽しさを得たいと思うようになりました」(40歳/建設)
不倫は楽しい時期もあるでしょうけれど、一歩間違えれば大変なことになってしまいます。いい面ばかりみていては、いつか痛い目にあってしまうかも……。
友達がうまくいったとしても、自分がうまくいくとは限りません。不倫がバレればパートナーを傷つけたり、離婚して慰謝料を払ったりする事態になります。目先の甘い誘惑に負けてほしくないものです。
「今まで不倫に興味なかったのですが、女性から告白されて『不倫でもいいから!』と言われたんです。このとき、心がものすごく揺れました。僕はぜんぜんモテないタイプなので、『こんなチャンスもう2度とないぞ!』と思ってしまって……」(44歳/不動産)
思わぬチャンスが訪れると、どうにかしてそれを掴みたいと思ってしまう気持ちはわかります。ただ、不倫は自分も周囲も傷つけることになります。これをチャンスと捉えて本当にいいのかどうか、考えものです。
ご紹介した「不倫をしたい」と思うきっかけ4つのうち、前半2つは日頃の不満から、後半2つは周囲の変化から起こるものでした。特に女性側から誘ってきたというのは事前に防ぐことがむつかしそうです。
不倫をするかどうかは結局本人次第のことではありますが、もしもパートナーの不倫を避けられる方法が自分でわかるのなら、ぜひ実践していきたいところですね。
Written by 神之 れい