男性って、女性よりもゲームをする人が多いですよね。
筆者も結構ゲームをやるんですが、いざそのゲームが佳境になっていくと、とたんにやる気がなくなることって、しばしばあります。
そしてこの傾向、恋愛においても同じことが言えるんですよね。
恋愛とゲームを一緒にするなという話ですが、話の方向性が似通っている部分はあるので、ちょっとまぁ話だけでも聞いてください。
多くの男性がする恋愛って、結構最初が1番盛り上がるように感じるものなんです。
デートを重ねて、お互いのことを知り合う。
特に最初のベッドインなんかは、気持ちも最高潮。
ぶっちゃけここが1番、男性たちが「彼女が出来て良かったなぁ」と感じ入るところでもあります。
ということは、そこが絶頂期と言ってもいいでしょう。
後は消化試合のような気分になる男性、そこそこいます。
女性にはこういう本音は言わないんですけどね。
失望されてしまいますから。
さらに女性の気持ちを逆なですることを書いてしまうのですが、男性にとっては恋愛もゲームも、ある部分で盛り上がり、やがて冷めてしまうという可能性がある分、そこそこ似たようなカテゴリーのものだったりします。
冒頭で少し触れましたが、とりわけそれは、お互いがある程度深い部分でつながりを得たときに顕著になります。
恋愛関係をスタートさせてしばらく経てば、新鮮なドキドキなんてものはそうそう感じなくなるのが人間です。
そりゃあよっぽど素敵な人と恋愛をしているんなら話は別ですが、普通の恋愛をしている男女の場合は、十中八九そうなります。
これはもう仕方ないことです。
どんな男女でも、一緒にいる時間が長ければそれだけ慣れてしまうわけですから。
で、そうなると過去に何度かゲームをしたことがある男性は、あるデジャヴにとらわれるんですね。
それが、ある程度プレイした上で「そろそろ全面クリアだなぁ」と感じたとたん、そのゲームに興味をなくしてしまうという感覚です。
究極的な話、もうほぼほぼクリアできるだろうという段階まで行くと、わざわざゲーム機を立ち上げてエンディングを見ることが時間の無駄に思えたり、億劫に感じられるようになるんです。
失礼な話ですが、男性は恋愛においてもこれと同じように、関係をある程度深めた時点で、急激に飽きちゃうことってあるんです。
交際している男女が、デートの度に新鮮で素敵な発見をするなんて、そういうのはドラマや映画以外にはありませんし、少なくとも男性が1番盛り上がるのは、間違いなく最初のベッドインの瞬間ですから、それ以降のテンションは時間をかけて下降線をたどるのみです。
恋愛関係を続けて、お互いを知れば知るだけ、相互理解は深まります。
が、一方で相手を強く求める気持ちそのものは、少しずつ薄れていきます。
男性は、彼女との完璧な相互理解や、心の深い部分で通じ合うことに対しては、少なくとも最初からは望んでいません。
ですので、相手が恋愛関係に飽きるまでの時間を引き延ばしたいのであれば、できるだけ自分についての情報をあからさまにせず、ある程度ミステリアスな部分を堅持しておくことが重要でしょう。
男性は、謎が多いコンテンツにこそ攻略のし甲斐を求めて没入していきます。
Written by 松本ミゾレ