友達で終わってしまう……いい人で終わってしまい彼女にはなれない。そんなことにならないためにはどういう行動が大切なのかを今回は考えてみましょう。
距離感を間違うと一気に友達の距離感になってしまい、そこから恋愛の距離感に戻すことは非常に困難となってしまいます。親身になりすぎてしまうと距離感が縮むスピードが速い分、友達枠に入ってしまった場合、抜けられなくなってしまいます。
あえて彼との距離感を遠目に保ちながら、1回1回のデートで良い印象を与えていくという作戦を取ると効果的です。焦ってなんでもかんでも打ち明けたり、相談に乗ったりすることは避けましょう。1歩1歩深めていくそんなスピード感が必要です。
いわゆる接触効果と呼ばれることもありますが、頻繁に会えば会うほど好意を抱きやすくなるということはあります。一方で、頻繁に会うと「いつでも会える」ということで友人枠にこれも入りやすくなってしまいます。
毎日会いたい気持ちを抑えて週に1度、10日に1度などあなたの中でタイミングを調整していきましょう。ライバルがたくさんいる場合も、たくさん会っている人が彼女に選ばれるというよりも、しっかり1回1回作戦を練って彼との恋愛関係を作っていこうとしている人が最終的に残ることが多いです。
あなた自身はいい人、友達は、「なんでも話せる」「楽しい」「気楽」などどういう気持ちをいだくことが多いですか? 実はこの質問を真剣に考えることがとても重要です。一方で、彼が「いい人」「友達」に望むことと彼女に望むことの違いを確認していない人がほとんどです。彼があなたを「恋人として」一緒にいたいと思うにはどんな理由が必要なのか、彼に直接聞いてみましょう。彼の本心ではないこともあると思いますので、1回ではなく、何回か知り合って時間が経過してきたタイミングで確認を続けることが大切です。
会うたびにあなたの違う側面を少しずつ見せていく、そういう恋愛ロードを1歩ずつ歩んでいこうという姿勢で臨むことが大切です。時には甘えて、時には楽しく笑い飛ばして、時には少し落ち込んで、といったようにいろいろなあなたを毎回見せていくようにしましょう。1回であまり長い時間一緒にいると、2回目以降も同じ印象をずっと引きずってしまい、1度友達枠に入ってしまうと抜けづらくなってしまいます。服装や持ち物など外見も変えて、彼の中で毎回あなたの印象が変わるように最初の5回~10回は持っていきましょう。恋愛をそういう視点で楽しみながら進められると良いと思います。
恋愛対象となるための第一歩をなかなか踏み出せないで時間が経過してしまうと友人やいい人のカテゴリから抜け出せなくなってしまいます。あなたの勇気と行動をどのタイミングで出すのかも考えながら恋愛を進めていきましょう。
written by 神崎志乃