今月の14日はおうし座の満月です。しかも、「スーパームーン」! 地球から見た月が最大に見える日なのです。「物事が満ち足りる」という意味で、満月には願いが叶うとされています。月がもっとも大きい14日なら、普段以上に願いは叶う……かもしれませんね。
今日は、スーパームーンの夜にぜひ試してみたい、「月の魔法」をご紹介します。
まず初めに、お風呂に入るか、せめて手をきれいに洗いましょう。そして、心を落ち着けて、何を願うのかを頭の中でまとめます。
ただし、あれもこれも……と複数のお願いをするのはNG! スーパームーンの効力は大きいのですが、欲張れば叶う願いも叶わなくなってしまいます。1つだけに絞りましょう。
次に、ワイングラスと赤ワイン、銀のスプーンを用意します。あるならば、銀色のチャリス(聖杯)が良いですが、ガラスのグラスでも構いません。
そして、セージやお香の煙にくぐらせて浄化したワイングラスに、赤ワインを注ぎます。中身は最後に飲むことになるので、お酒がまったく飲めないという人はワインに見立てたぶどうジュースでも大丈夫です。(風水的には、赤よりもロゼのほうが良いとされるようですが、筆者はどちらでも良いと思っています)
願い事をする時、たとえば、「彼から告白されたい」「彼と付き合いたい」という希望形で唱えるのではなく、完了形で唱えるようにしましょう。「彼から告白されます」「彼と私は付き合っています」というように。
これは、すでにそうなっている状態を思い描き、口に出して言うことで、無意識へのすり込みができるためです。
何事もそうですが、願いが叶うのをひたすら待つより、願いが叶うような働きかけを自分からしたほうが成就しやすいといえます。
また、無意識にそうしたすり込みがあると、自分が気づかないうちに願いが叶うための行動、態度を取ることができるのです。
グラスとスプーンを持って外に出ます。場所は限定しないので、ベランダでも、どこでもOKです。そして、ワインの水面にスーパームーンを映し出し、願い事を唱えます。この時、頭の中で思い浮かべるのではなく、口に出して言うようにしましょう。
銀のスプーンでグラスを軽く叩きます。割れないように、軽くで構いません。水面が揺れてスーパームーンもゆらゆらと揺れるはずですが、その揺れが落ち着いて、満月の輪郭がまたはっきり見えるようになったら、月に向かってグラスを掲げ、乾杯します。
中身のワインは全部飲み干してください。ただ、一気飲みする必要はありません。ひとまず家に戻って、願いが叶っている姿を想像しながら、ゆっくり一口ずつ味わうでも良いでしょう。お酒が強い方で、「一気飲みしたほうが、願いが叶いそうな気がする」と感じるなら、それでもいいと思います。
もし、14日が曇りや雨だったら、ワインに満月を映し出すことはできませんが、月のある方角にグラスを向けるだけで大丈夫です。11月14日の満月は東から西へ動きますので、以下を参考にしてみてくださいね。
16時40分:東
23時30分:南
翌5時20分:西
スーパームーンの夜、赤ワインの魔法が恋に効けば、彼からの告白があるかもしれませんよ。
Written by 岡崎咲