アテンションプリーズ！ 元CAのあいみです。
大好きな彼氏とのお付き合いは、なににも勝る喜びですよね。
ところが、こんな「彼氏命！」という一途すぎる想いが、男性にとってときに「重たすぎる……」と負担になることもしばしば。
「愛されてるのはうれしいけれど、依存はカンベンしてほしい」世の男性たちが思わず引いてしまう、女の子のNG行動に迫ります！
彼氏基準でファッションを決める
依存度：★☆☆☆☆
「ある日のデートで突然イメチェンした彼女。大胆に露出したファッションで待ち合わせに現れたのを見て、これは俺が前に言った『肩とか脚とか出てると、セクシーだよな』って言葉を覚えていたんだなとすぐにわかった。でも、悲しいことに全然似合ってなくて……。正直反応に困ってしまった。道行く人たちからジロジロ見られたのが恥ずかったこともあって、その日は早々に解散した」（不動産営業・29歳）
良かれと思ってやったのにヒドすぎる……そんな女の子たちからのブーイングが聞こえてきそうなエピソードですね。
しかし、「あなたのためにやったのよ」「あなたが喜ぶと思ったから」というサービス精神は、男性にとってはちょっとばかし重いのもまた事実。
なにごとも、行き過ぎるとスマートではありません。
ずっと大切に伸ばしてきた髪をバサッリ切ってボブにしたり、彼氏の好きな外国人タレントを真似て濃いメイク＆モード系ファッションにしてみても、結局似合っていなければ無意味なのです。
男性は、過程よりも結果を重視する生き物。
「俺のためにやってくれたんだぁ」という愛しさが沸くどころか、むしろ「うわあ、目も当てられないよ……。なんか悪いことしちゃったな」と仕上がりに対してはシビアな評価をするものです。
連絡が取れないと不安定になる
依存度：★★☆☆☆
「LINEを既読のまま10分でも放置しようものなら、『なんで連絡くれないの？』『私、何かした……？』って泣きじゃくりながら電話してくるのはマジでやめてほしい。もちろん未読なんてもってのほか。『なにやってたのよ！？』と怒りMAXでなだめるのが大変。あとは、半日連絡がつかないだけで、浮気を疑われるのも重いしウザい。そういう姿を見ると、一気に冷めるのは俺だけじゃないハズ」（公務員・32歳）
彼氏とマメに連絡をとらないと、不安になってしまう……。そんな女の子は結構います。
気持ちはわからなくもないのですが、この行動は男性からしてみたら、重すぎる以外の何者でもありません。
「こちらにだって都合ってものがある」「なんでもっと信じてくれないんだよ？」と気持ちがすっと冷めてしまうのです。
10代の学生ならばまだしも、仕事が忙しい20代になってまで、これをやるのはあまりに子どもすぎます。
「いまなにしてる？」
「なんで電話に出てくれないの？」
「毎晩必ずメールして」
女の子が依存すればするほど、男性はうっとうしく感じて逃げていきますよ。
SNSで随時行動をチェックする
依存度：★★☆☆☆
「俺のSNSを総チェックして、行動を探ってくる姿は必死すぎて怖い。しかも、ラインで逐一『今日××君と遊んでたの？』とか『昨日×時に××にいたでしょう』『××は楽しかった？』なんて送ってくる。これじゃあまるでストーカーじゃないか。コイツ暇なんだなあ、俺意外の楽しみは何もないんだなあ、と感じてすっと冷めた」（IT営業・27歳）
フェイスブック、ツイッター、インスタ、ミクシー、そしてLINEのタイムライン。
いま巷にはいろんなSNSが溢れています。そんななかにあって、SNSの投稿や、ログインした時間を細かくチェックして、彼氏の一日の行動を追跡する女の子が後を絶ちません。
「そっちにログインする暇があるのなら、私にメールしてくれればいいのに」
「なんで私を誘ってくれなかったのよ？」
「今日は仕事だって言ってたよね？ なんでその時間にSNSやってるの？」
少しでも疑問に感じたり、納得いかないことがあると、ぐちぐち不満をぶつけてしまうのです。
これは中度の依存症。思い当たる節がある人は、いますぐやめないとフラれちゃうかも！？
何でも知りたい・知ってほしい
依存度：★★☆☆☆
「元カノは何人いるか、病歴はあるか、家族はどんな性格か、貯金額はいくらあるかと、何でもかんでも知りたがる彼女。思ってることはなんでも言ってね、私たちの間に隠しごとはナシねって言うけれど、なんでもオープンにするのは居心地が悪いんだよね。それに、正直に言っても結局気に入らないことがあれば怒るくせに。どうしろっていうんだよ」（銀行・30歳）
互いに100％理解し合いたい……。こんな思考の持ち主は、完全に依存型。
「何でも知りたい、知ってほしい」というのは、言い換えれば「支配したい・されたい」ということ。
他者を遮断して、二人だけの濃密な世界にどっぷりつかりたいと思っていることの表れです。
彼氏のことを聞きだすだけでは飽き足らず、いきなり自らの過去の暗い体験を告白したり、男性遍歴をペラペラと話したりするのも、この手のタイプによく見られます。
ハッキリ言って、多くの男性にとっては、ただリアクションに困ってしまうだけ。なんだか一方的に寄りかかられ、依存されている気がして、落ち着かないのです。
休日は常に空けてスタンバイしている
依存度：★★★☆☆
「休日は俺とデートしたいがために、いつも予定を空けて待っている彼女。もっとほかの友達と遊んだり、趣味を満喫していいんだよと伝えても、『あなたといるのが一番の幸せなの』『私が勝手にしてることだから、気にしないで』とニコニコ。そうじゃなくて、俺だってたまには男友達と飲みに行きたいし、趣味の釣りに時間も使いたいってことなんだけどな……。待たれるのがプレッシャーになってきて、最近では休日が近づくと滅入ってる自分がいる」（IT企業・26歳）
「いつも一緒にいたいの」そんなセリフが許されるのも、せいぜい付き合いたてのラブラブな頃だけ。
元来男性は、束縛を嫌うものです。
女の子がずっとそのテンションでいると、たちまち「依存されてる」と感じて逃げていくのは、いたしかたのないこと。
それよりなにより、休日は彼氏と過ごすことしか楽しみがないだなんて、あまり魅力的な女の子とは言えませんよね。
フィットネスで汗を流したり、料理の腕を磨いたり、ときにはひとりで旅行したりと、自分一人の時間もきちんと楽しめる自立した女の子を男性は好むものなのです。
ほかに近しい人がいない・いらない
依存度：★★★☆☆
「昔から、彼氏ができると、ほかの人間関係がどうでもよくなってしまう私。遊びも勉強も一緒なら、進路や仕事の悩みもすべて彼氏に相談。友達とじゃこんな一体感は得られないから、やっぱり彼氏という存在は大きい。友達から遊びのお誘いがきたら？ 彼氏の都合がつかない場合を除いて、だいたい断る。むしろ、友達とお茶する約束が先にあったとしても、彼氏と旅行に行きたいから、なんだかんだと都合をつけてキャンセルしたりもザラ。一度それが友達にバレて、縁を切られそうになったことも」（営業事務・26歳）
恋人という枠を超えて、親や親友のような役割まで彼氏に求めてしまうのは、かなり重めの依存型といえるでしょう。
もともと他人とコミュニケーションをとったり、積極的にかかわったりということが苦手な人に、このタイプが多いかもしれません。
始めの方こそ「俺も同じ気持ちだよ。君だけいればいいんだ」なんて言われて有頂天ですが、そのうち彼氏のほうが飽きて去っていく展開は必須。
もちろん、友達からも「あなたにとって友達はあくまでサブなのよね」「一生ふたりでいれば？」と総スカン。気がつけば周りには誰もいなくなってしまっているのです。
交友関係に口を出す
依存度：★★★☆☆
「高校時代の部活仲間と集まったときのこと。その中に一人、ずっと隅っこで電話してる男の子がいて。『いま？ 外じゃないよ、家にいるよ』とか『今日は体調が悪いから、ゴメン』『あとでLINEしとくからさ』なんて必死に言い訳。どうやら彼女が重度の依存女らしくて、女の子はおろか男性と遊ぶのも禁止されてるみたい。その日もウソついてやっと来たんだって言って。電話はバンバンかかってくるわ、ラインはピコーン、ピコーンと鳴りまくるわで、周囲は結構引き気味だった。でも結局集まりにいることがバレて、彼女がその場に乗り込んでくるという修羅場に。彼女は、私たちの悪口を一方的にわめきたてて帰っていった。それ以来？ 悪いとは思うけれど、その男の子を除いたメンバーで集まってる」（デザイナー・31歳）
ほかの人と仲良くしないで。あなたは私だけのものなんだから……。
彼女だからといって、こんな束縛を当然のように要求する女の子は結構います。
しかしそのソクバッキーな姿は、可愛らしい、いじらしいというよりも、まるでお母さんを独り占めする幼子のようで、あまりに子どもっぽく見えるのも事実。
いい年をした大人がするにはあまりにみっともない。
「だって私寂しいのよ」優しい男性ほどこんなセリフに情がほだされ、ほいほい言うことを聞いてしまいがちです。
でもこんな関係がとうてい健全と呼べるはずもなく、徐々に彼氏の方が精神を病んで……というのが、悲しいかな典型的なパターン。
依存はヒト一人の人生を崩壊させる恐ろしいものと心得ましょう。
生活の大部分を頼っている
依存度：★★★☆☆
「大学時代の友人の話。当時は彼女、同棲中の年上の彼氏にべったりで。家賃から食費から、はては携帯・洋服・美容院代まで全部出してもらってるみたいだった。自分は気が向いたときだけ、日払いのアルバイトで稼ぐ程度。いわばヒモみたいな生活をしてるわけで……なにかあって別れちゃったら悲惨すぎるよねって感じずにはおれなかった。だって、身一つで出て行かなきゃいけないわけでしょう。しかも結局その通りになったし。向こうに好きな人ができたとかで、彼女は追い出されるかたちで決別。職歴もロクにない2X歳のフリーターがその後どうしたのか……怖くて連絡をとってません」（マーケティング会社営業・29歳）
彼氏なしにはもはや生活していくことが困難……これは依存型の中でも重度のタイプ。養ってもらうことが悪いのではありません。問題は、結婚もしていないうちからまるで妻のような座についていること。二人の仲がうまくいっているうちは良いのです。でもそのうち、なにかあって別れてしまったら、たちまち人生がたちゆかなくなります。妻でなければ、慰謝料をもらえるわけでもありませんから。
そんなリスクに気がついていないのか、もしくは、気がついていないふりをしているのか。依存とは本当に恐ろしいもので、ものごとを俯瞰して見たり、正常に判断するチカラを奪ってしまうものなのです。
自分の将来をゆだねている
依存度：★★★★★
「なんでも俺との結婚ありきでものを考えていた元カノが最高に重かった。あるとき勝手に仕事を辞めてきて、『だって、責任とって結婚してくれるんでしょう？』『今日からここで一緒に住んでもいいわよね？』なんて言ってきたのにはゾッとした。付き合って3か月で結婚は考えられないと散々伝えていたのに。それに、向こうだって、依存できるのなら俺じゃなくても誰でもいいんだろうな、という感じがした。こういう女とは二度と付き合いたくないね」（広告営業・33歳）
「明日も明後日も毎日会いたい」「眠る前に毎晩声が聞きたい」なんていうのは、まだ可愛いほうなのかもしれません。
もっと恐ろしいのは、相手の未来の時間をも自分のものにしようと、ガッチリくらいついて離れない本物の依存です。
「どうせ結婚するんだから、きちんと就職しなくてもいいよね？」
「派遣の期限が切れるから、そのタイミングで結婚してくれる？」
これらは全て、一種の現実逃避からくるもので、依存の極みとも呼べるでしょう。
世の女の子たち！「よしよし、わかった。僕が助けてあげよう」という男性はまずいませんよ。むしろ、追いかければ追いかけるほどに逃げていくのが普通です。それを肝に銘じなくてはなりませんよ！
まとめ
いかがでしたか？ 本来ならば、適度な依存は大多数の男性を喜ばせるものです。
「あなたしか見えない」なんて大好きな彼女に言われれば、「可愛らしいな」と男心にグッとくるのというもの。
ところが、このコラムで紹介したような“行き過ぎた依存”はただひたすらに迷惑です。百年の愛情も冷めかねません。
「私が空いてるときに、会ってあげてもいいわよ？」それくらい自立した女の子を演じたほうが、男性は追いかけてくるハズ。
そんな風にどっしり構えて、ぜひ街コンなどの出会いイベントに参加して”追いかけられる恋”をしてみてはいかがでしょう♪
