今やインターネットで世界中の人とつながることができ、WEBを通じてのチャット・電話・リモートワークが可能になりました。

現在では多くのリモートツールが開発されていますが、その中でもスカイプはリモートツールの先駆けとして世界中に多くのユーザーを抱えています。今回はそんなスカイプの基本的な使い方と、意外な使い方をご紹介します！

1. スカイプとは

スカイプはインターネットを通じてチャットや音声通話、ビデオ電話を行うことができるリモートツールで、スカイプ同士の通話であれば無料で使用可能です。

Mac OS、Windows、Androidなど様々なOSに対応しており、プライベートな通話だけでなく、ビジネスの分野でも活躍しています。

パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット、ゲーム機といった任意の機器からアクセスすることができ、様々な便利な機能を持っています。

通話

スカイプでは国内はもちろん海外の人ともスカイプ同士なら無料で通話することができます。有料のオプションを使えば、固定電話や携帯電話への通話も可能です。

ビデオ通話

スカイプユーザー同士でビデオ電話で相手の顔を見ながら話すことができます。1対1の会話だけでなく、いくつかのスカイプユーザーを一緒にグループを作って会話をすることもでき、最大で50人までなら同時にビデオ通話でつながれます。

インスタントメッセージ

スカイプユーザー同士でメッセージや絵文字・画像・ビデオクリップなどを送り合える便利なシステムです。

マイクロソフトアプリが使える

スカイプは買収や売却を重ね、現在はマイクロソフトの傘下になっています。そのためスカイプではマイクロソフトのアプリを使うことでき、Officeを使っての会議資料作成なども可能です。

2. スカイプのインストール

いくら便利な機能がたくさんあるスカイプでも、使えないことにはどうにもなりませんよね。

スカイプを使うためにはまず、インストールとログインを行う必要があります。スカイプのインストールからログインまでの流れを説明します。

ファイルをインストール

スカイプを使うために最初に行うのは、ファイルのインストールです。ファイルはインターネットのスカイプ公式サイトから簡単にダウンロードできますよ。

スカイプファイルはお使いのパソコンのOSによって違います。Macを使っている人ならSkype for Mac、Windowsを使っている人ならSkype for Windowsとなるので注意が必要です。

ダウンロードしてファイルを開くとスカイプのアイコンとアプリケーションのアイコンが表示されます。スカイプアイコンをドラッグしてアプリケーションアイコン上に移動させればファイルのインストールは完了です。

アカウントの取得

ファイルを取得した後にスカイプのアカウントを取得しなければなりません。インストールしたスカイプを開くとログイン画面が表示されます。

スカイプではマイクロソフトアカウントか、スカイプのアカウントでログインする必要があります。

アカウントを持っていない場合は「アカウント作成」をクリックして名前やメールアドレス、スカイプ上の名前、パスワードなどを入力することで取得が可能です。

アカウント取得時に設定するスカイプ上の名前は後で変えられないので、注意してください。最後に「同意」をクリックすればアカウントが取得でき、次回からはアカウント名とパスワードを入れることでログインできます。

3. スカイプの使い方

ログインまで出来たら、あとはスカイプで会話やメッセージを楽しむことができます。ここからは、基本的な使い方を説明していきます。

注意点としてスカイプをスマホやタブレットではなく、パソコンで使っている場合、通話のためのヘッドセットやビデを通話のためのカメラが必要になります。

通話

スカイプではスカイプユーザー同士で音声のみの通話やビデオ電話を行うことができます。スカイプで通話を行いたい時は、通話したい相手のスカイプIDやメールアドレスなどで相手を「連絡先追加」すれば会話が可能です。

電話を掛けたい相手の連絡先を右クリックして「この連絡先と通話」または「ビデオ通話」によって通話することができます。

スカイプ同士の通話の場合、自分と相手の両者がオンラインである必要があり、相手がオフラインだと利用できません。

グループ通話

スカイプでは対1ではなく大人数のグループで通話を行えます。グループ通話を行う時は、スカイプの「連絡先」をクリックして「新しいグループの作成」をクリックしてください。

ヘッダーに「空のグループ」というのがあるので、それをクリックしてグループプロフィールを表示させて、右側にある「編集」からグループ名を登録して、一度グループのウィンドウを閉じてください。

その後グループ名の横にある「追加」からグループに入れたい人の連絡先を入力するかドラッグします。最後に通話ボタンを押すとグループ通話が開始されます。

メッセージ

メッセージを送る際も通話の時と同じように、メッセージを送りたい相手の連絡先を右クリックしてください。「チャット送信」を選ぶと下にメッセージボックスが表示されます。

そこでメッセージを入力し、送信すれば完了です。メッセージも通話と同様に、相手がオフラインの場合は送ることができません。

グループチャット

連絡先の「＋」からチャットを選択し、「新しいグループチャット」というところをクリックしてください。グループ名を入力して、「→」をクリックすると連絡先が出てきます。

リストからチャットに参加する人を選択か、「検索」で検索して追加してください。「完了」をクリックするとグループチャットが開始されます。

4. スカイプにはこんな使い方も

スカイプはチャットやビデオ通話などの連絡手段としてだけではなく、オンラインで行うイベントなどの手段としても活用されています。スカイプなどを利用してオンラインで行われていることをご紹介しましょう。

オンライン飲み会

遠隔地にいる友人や自分が地元を離れていると、なかなか会う機会や飲み会なんて開けないですよね。そんな時に活用されるのが、スカイプのビデオ電話機能などを使ったスカイプ飲み会です。

パソコンやスマホの前にお酒とおつまみを用意して通話開始！ お互いに顔が映ったら画面越しに乾杯して、そのあとは普通の飲み会のようにお話やお酒を楽しみます。

実際に顔を合わせて行う飲み会とは違う楽しさがあり、日程の調整や交通費がかからないというメリットがあり、新しい飲み会のスタイルとなっています。

オンライン会議

オンライン飲み会をビジネス版がオンライン会議です遠隔地や海外などに支店のある会社などは取り入れていることが多く、一か所に集まる必要がなく、その場で会議できます。

移動や時間コストを削減でき、インターネットで資料を共有するとコピーに使うコストも削減できます。

オンライン面接

遠隔地で面接に行くのにお金がかかるという人などに向けて、採用試験の面接をオンラインで行うというものです。学生向けには、会社説明会をオンラインで行うという企業も増えています。

5. おわりに

スカイプの使い方や、スカイプなどのオンラインを使った事例をご紹介してきました。スカイプはビデオ通話などで遠隔地の人とも飲み会や、会議ができるなど非常に便利なリモートツールです。

相手がオフラインだと使えないというデメリットもありますが、使いこなせると非常に便利なので、興味のある人はぜひ使ってみてください。