最近よく「この前会った彼、こじらせ男子だったんだよね。」と嘆く女性がいますが、「こじらせ男子」とは、一体どんな男性のことを言うのでしょうか。

ここでは、ちょっと癖のあるこじらせ男子の特徴をピックアップし、見分ける為のポイントを解説。街コンで出会った時の対処法をご紹介しましょう。

1. こじらせ男子とは？

周りを疲れさせる面倒な男性

そもそも「こじらせる」という言葉には、問題をもつれさせ、長引かせるという意味があります。

こじらせ男子は、本来であればスムーズにいくことを、自身のこだわりや繊細さが邪魔をしてなかなか解決できず、周りを疲れさせてしまいます。

こじらせ男子は、一言でいえば「面倒な男性」。「かまってちゃん」な人も多く、人の関心を寄せようとする言動が見られます。

ナイーブな人が多く、細かなことが気になったり、何気なくかけられた一言をマイナスに捉えてずっと引きずったりなど、自分に自信がない人が多いことが特徴です。

2. こじらせ男子の特徴4タイプ

こじらせ男子は、おおまかに4つのタイプに分けられます。

それぞれのタイプに見られる特徴を挙げていきましょう。

タイプ1：極端にネガティブ

• 「でも」「だって」「どうせ」が口癖で、いつも自分に対して卑屈
• 些細なことで驚くほど落ち込む
• 保守的
• 奥手すぎる

「俺なんか……」と嘆かれると、それをフォローするのも大変。いつも自分を否定してばかりの人は、聞いているこちらまで疲れてしまいますよね。

なんてことない一言で傷つき、いつの間にか落ち込んでいるので「あれ、私何かいけないこと言った？」となってしまうこともよくあります。

ネガティブタイプのこじらせ男子は、とにかく保守的です。恋愛経験が少ない人も多く、自分に自信がないので、イイ感じになってもなかなかその先に進もうとしません。

女性にとってはちょっと寂しいですよね。

タイプ2：頑固

• 考え方を曲げない
• 「オレ様」的な態度で、希望がかなわなかったら不機嫌になる
• ビッグマウス
• こだわりが多すぎる

頑固なタイプのこじらせ男子は、他人に譲ることや周りの意見を取り入れて妥協することができないという人も多く、集団行動では浮いてしまうことも。

こじらせ男子には小心者の人が多く、虚勢を張る為に大きな態度をとることがあります。

例えば「俺は大金持ちになる！」など、ニートでありながら信じられない発言をするような人もいます。

行きたかったお店に行けなかったとか、思うように楽しめなかったことなどで機嫌を損ね、ムスッとしてしまうこともあるでしょう。

こだわりが多いというのも特徴の一つです。

タイプ3：細かすぎる

• ケチ
• 理屈っぽい
• 人の揚げ足を取ってばかりいる
• 疑い深い

例えば何人かでご飯を食べに行った時、1円単位まで割り勘をする男性はいませんか？

お金に細かい人多く「そこまでしなくてもいいのに」と思ってしまうことも多々あるでしょう。

また、理屈っぽく、人を批判したり揚げ足を取ってばかりいるような人も。

疑い深く、なかなか人のことを信用することができず、色々な人に意見を聞いて回るも結局納得しません。

しまいには、「誰も当てにならん！」と怒り出すので、本当にめんどくさいタイプだといえるでしょう。

タイプ4：空気が読めない

• 余計な一言が多い
• 場にそぐわない発言を平気でする
• 常識を知らず、マナーが悪い
• 目上の人を怒らせがち

空気を読めないこじらせ男子は、余計な一言をつい言ってしまいます。その場にふさわしくない発言や、突然見当違いの話をし始めることも。

しかし本人に「これは言ってはいけないことだった」という自覚がないのが厄介。慌てて周りがフォローするなど、周囲の人をヒヤヒヤさせます。

飲食店や皆が集まる場所での常識的な振る舞いを知らず、例えば立食パーティーでいきなり床にしゃがみこんだり、街コンで司会が話しているのに大声で会話を続けたりなど、周囲の人が眉を顰めるようなこともよくあります。

3. 街コンでこじらせ男子に出会った時の対処法は？

とにかく聞き役に徹する

こじらせ男子に出会ったら、とにかく聞き役に徹することに努めましょう。

「へぇ」「そうなんだ」「なるほどね」など、当たり障りのない相槌を打ってやり過ごすことがベター。

話を掘り下げると面倒なことになるので、相手にたくさん話をしてもらえるようにすることがおすすめです。

メールやSNSはスルーもOK

こじらせ男子と連絡先を交換してしまった場合、彼から送られてきたメールやSNSの内容があまりにも面倒な内容であれば、スルーしてしまってOKです。

貰ったメールに返信をするのは大人としてのマナーですが、それ以前に、こじらせ男子が面倒な内容のメールを送ってくるという行為の方がマナー違反。

もし返信したとしても、更にそれに対してネガティブだったり、理解できない内容のものが返ってくる可能性が高いでしょう。

「嫌だな」と思ったメールやSNSには無理に返事をする必要はありません。

4. まとめ

こじらせ男子に出会うと、初めは気づかなくても、仲が深まるうちに心がどんどん重く、疲れてきてしまいます。

ここでご紹介した特徴を参考に、今イイ感じの彼がこじらせ男子かどうかを見極めて今後の関係を考え直しましょう。

こじらせ男子は、変に刺激をすると余計に面倒なことになるので、自然と距離が離れるように接点を減らしていくことで回避することができますよ。