あなたの周りに周囲をイラっとさせる人はいますか? 良い人間関係を構築するために人は発言や行動に気を付けるものです。
イラっとさせてしまう人は、自分の行動や発言で不快な思いをさせていることに自覚がないことが多いのです。
しかし、「あの人はいつもイラつかせるんだよな……」と思っている自分が知らぬ間に人をイラつかせていることも……!
今回は周囲をイラつかせてしまう人の特徴を解説します。自分に当てはまるものはないかチェックしてみてくださいね。
「でも」「だって」「だけど」などから発言していませんか? イラっとさせる人は、相手の言葉を否定するフレーズを使うのが癖になりがちです。
会話中に「〇〇だと思うんだよね」に対して「でもさ……」と返されると相手は否定された気分になり、イラっとしてしまいます。
否定しているつもりではなくても、つい癖で出てしまうこともあるので注意が必要です。
時間を守らない人も周囲をイラっとさせている可能性が高いです。待ち合わせの時間や、仕事の納期など、「少しくらい遅れても問題ないだろう」と思うのは大間違い。
時間を守らない=相手の時間を無駄にしている、ということになるのでとても失礼なことです。そういうこととは思っていないため人に甘えてしまい、つい時間にルーズになってしまうのです。
時間を無駄にされた側の気持ちになって行動することが大切です。
がさつな性格の人も要注意。デスクの引き出しを開け閉めする音がうるさかったり、物を乱暴に置く音など、大きな音は周囲の人にとって騒音でしかありません。
自分中心に行動して、聞きたくない音を聞かせてしまっていることに気づいていないのです。
また、そのがさつな性格は「育ちが悪い」というマイナスな印象を持たれてしまうことも。急いている時にがさつな性格が出てしまう人は、ゆとりを持った行動を心がけましょう。
何か提案しなくてはいけないシーンで、提案せずに誰かの案に文句を言ったりしていませんか?
例えば、会議などで「A案とB案を考えてたのですが……」と言う提案に対し「でもそれって費用がかかりすぎるよね」などと、提案はせずに出された案にケチつけるようなことを言っていると周囲の人は「だったら案出せよ!」とイラっとしてしまいます。
相手の提案に対して意見を言うときは否定するだけではなく、こちら側も同じレベルの提案を用意しておくべきです。
誰かが話している途中で「それ私も似たようなことがあってさ……」と話を遮ってしまっていませんか?
話せるネタを思いついた瞬間に自分の話をしたくてうずうずしてしまうのはよくわかりますが、相手が話し出した内容を途中で奪うのはとても失礼です。
話途中だった相手は「最後まで話したかったのに……」と不完全燃焼で終わってしまいます。
自分の話をする時は、相手が話し終わるのを待ちましょう。共感する内容であれば、「わかる、わかる」とリアクションをしてあげると相手はさらに話しやすくなります。
周囲をイラつかせてしまう人の特徴を解説しました。あなたはいくつ当てはまりましたか?
イラっとさせてしまうのは自分にとってマイナスな印象になってしまいます。当てはまるものが多い人は、一度自分の行動を見直してみましょう。
Written by KOIGAKU