職場や飲み会で、ふと時代錯誤な発言をしてしまうおじさんっていますよね。今回は、そんな「時代遅れなおじさん」にありがちな発言を紹介します。
「俺の若い頃はもっと大変だった」——このフレーズ、聞いたことがある人は多いはずです。筆者の知人の会社では、新人が少し愚痴をこぼしただけで先輩がこの話を始め、場がシーンとなったことがあったそうです。当時の苦労を伝えたい気持ちは分かりますが、今の時代と比べる意味はあまりないんですよね。
「気合が足りない」「やる気があればできる」といった根性論で片付けようとする発言も、時代遅れの代表格です。原因や改善策を考えるより先に精神論が出てくる人は、今の若手からするとちょっと距離を感じてしまう存在かもしれません。
「飲みニケーションが一番」と、飲み会を絶対の交流手段だと思い込んでいる発言も要注意です。プライベートの時間を大切にしたい人にとっては、断りづらい誘い方をされること自体がストレスになるんですよね。
「もう結婚しないの?」「化粧濃くなった?」といった、女性の見た目やライフステージに踏み込む一言も、時代遅れと言われやすいポイントです。悪気なく言っているつもりでも、受け取る側にとってはデリカシーのない発言になってしまいます。
「最近の若者は根性がない」のような、ひとくくりにした決めつけ発言もよく聞かれます。個人差があることを考えずに世代全体を語ってしまうと、話を聞いてもらえなくなる原因にもなりかねません。
「既読つけたならすぐ返信しろよ」など、LINEやSNSの感覚が今と噛み合っていない発言も見られます。こういった現代のツールへの理解が追いついていないと、些細なやり取りで誤解を生んでしまうこともあるでしょう。
同じ武勇伝を、相手が変わるたびに何度も語ってしまうのもあるあるです。本人にとっては大事な思い出でも、聞かされる側は「またこの話か」と内心思っていることが多いんですよね。
自分の意見や経験談を挟む前に、まずは相手の話を最後まで聞いてみましょう。それだけで、頭ごなしに否定してくる人という印象はぐっと減るはずです。
知らない言葉や流行りが出てきたときも、「そんなの知らなくていい」と切り捨てず、興味を持って聞いてみる姿勢が大切です。歩み寄ろうとする姿勢そのものが、若い世代からの印象を変えていきます。
自分が若い頃に正しかったやり方が、今も通用するとは限りません。時代とともに前提が変わっていることを頭に置いておくだけで、押し付けがましい発言はかなり減らせるでしょう。
分からないことを知ったかぶりせず、「それ、どういう意味?」と素直に聞ける人は、案外若い世代からも好感を持たれます。知らないことを認められる姿勢のほうが、よほど頼りがいがあるんですよね。
時代遅れな発言の多くは、悪意ではなく「気づいていないだけ」から生まれています。まずは相手の話を最後まで聞き、自分の当たり前を押し付けない。それだけで、世代を超えて話しやすい人になれるはずです。
Written by 早瀬ゆず