日本ではまだあまり普及していないピルですが、実は女性に嬉しいメリットがたくさんあるんです!
生理痛や肌荒れ、PMSによるイライラが本当に解消されるの? という疑問に、ピル歴2年のライターがお答えします。
そもそもピルって?
ピルとは”経口避妊薬”のことで、毎日欠かさず飲むことで避妊効果が得られるお薬です。
中でも”低容量ピル”は副作用が出にくく安全性の高いお薬で、避妊効果の他にも生理痛の軽減や生理の安定、肌荒れやPMSの改善、生理日の調整など、女性に嬉しいメリットがたくさんあるんです!
私のピルを飲む前の症状
生理前は肌荒れ、イライラに悩み、生理中は腹痛と頭痛……。20代前半の私は、とにかくホルモンバランスの乱れによって生まれる様々な不調に悩まされていました……。
こうして考えると、1ヶ月のうちに体調が万全な時なんてほとんどありませんでした。そこで産婦人科に行って相談した所、ピルを勧められたのです。
低容量ピルにも様々な種類があり、私は”マーベロン”という副作用の少ないピルを最初に処方されたので、今でもこちらを飲んでいます。
飲み始めてから1ヶ月
飲み始めて間もない時期に、車酔いのような軽〜い吐き気が何度かありました。
副作用として最初は妊娠のつわりのような吐き気があるかもしれないと聞いていたので、もしかしたらこれが副作用だったのかもしれません。
飲み始めてから3ヶ月
すっかり体に慣れたのか吐き気がなくなり、1番の悩みだった肌荒れも改善! イライラや生理痛もかなり楽になりました!
飲み始めてから2年
生理日が調節できるなど様々なメリットから、今でも飲み続けています。
メリット
生理痛や肌荒れ、イライラが緩和された他に、何より便利だと感じたのは生理日を調整できることです。
旅行やプールなど生理を気にせず楽しむことができます。
デメリット
海外では薬局で売られているほど身近なお薬ですが、日本では医師の処方が必要な自費診療の枠組みになっています。
1シートだいたい3,000円前後と少しお高めなので、手軽に手に入らない不便さと金銭面が大きなネックだと感じました。
日本ではそれほど普及していませんが、もっとそのメリットを多くの女性に知ってもらえたらと思います。生理痛などで悩んでいる人は、産婦人科でピルについて相談してみてはいかがでしょうか。