最近テレビやSNSでもオンライン飲み会が流行っています。オンライン飲み会なら自宅にいながら同僚や友達、時には離れて暮らす家族と飲むことができます！ しかし、ただお酒を飲んで、喋るだけでは物足りない、何度もやってマンネリ化してきた…… と悩む方も多いでしょう。
オンライン飲み会はただ飲んで・食べて・喋るだけが楽しむではなく、工夫次第で色々な楽しみ方が可能です。そこで今回は、オンライン飲み会がもっと楽しくなる方法やおすすめのイベントをご紹介しましょう！
1. オンライン飲み会とは？
オンライン飲み会は、ビデオ通話を通じて友達や同僚、恋人、会社の同僚・上司などと一緒に、食事やお酒を飲む時間を楽しむことです。オン飲みやリモート飲みとも呼ばれています。
新型コロナウイルスの感染者増加に伴い、居酒屋やバー・クラブの営業や利用自粛を受けたことで、世間に浸透していきました。まずはオンライン飲み会の特徴を簡単にご紹介しましょう。
オンライン飲み会をするために必要なもの
主にインターネットに接続できるパソコンの内蔵カメラもしくは外部に接続するWebカメラ、そしてビデオ通話ツールが必要です。しかし、最近はスマホやタブレットに対応するビデオ通話ツールが増えているので、パソコンを持っていない人でも携帯でもできるようになっています。
現実の飲み会との違い
普通の飲み会は居酒屋やレストランなどお店で料理とお酒を注文し、複数人で楽しむケースが一般的です。コースで用意するケースも多いので、好きな料理やおつまみが食べられない人も中にはいるでしょう。また、そもそもお酒が苦手で飲み会にあまり出たくないという本音を持つ人も多いはず……。
しかし、オンライン飲み会はお酒や料理、おつまみは自ら用意する必要があります。つまり、自分の好きなものを飲食できるのです。そのため、食べたいもの・飲みたいものを我慢せずに済み、アルコールが苦手な人は無理に飲む必要はありません。現実の飲み会に比べて、自由で気軽に参加できる点が大きな魅力でしょう。
また、実際の飲み会だと雰囲気的に二次会・三次会の流れとなり、帰宅時間が遅くなるケースもよくありますね。オンライン飲み会は自宅から参加するので、帰宅時間を気にせず飲めます！ また、現実の飲み会に比べて、自分が退出したい時間に抜け出しやすいところもメリットと言えます。
2. オンライン飲み会の楽しみ方をご紹介！
疑似的に複数人と飲み会を楽しめるオンライン飲み会ですが、参加者と会話すること以外の楽しみ方には何があるのでしょうか？ ここからはぜひ実践してほしい、オンライン飲み会のおすすめの楽しみ方をご紹介します。
3. バーチャル背景やエフェクトで遊んでみる
オンライン飲み会に参加したいけど、人に自室を見られたくないという方は多いでしょう。そこでおすすめなのが、バーチャル背景と呼ばれる機能です。
バーチャル背景にすると背景が任意の画像に変えられる機能で、最近は企業がウェブ会議や飲み会用に独自の背景コンテンツを提供し、注目を浴びています。背景を変えれば、他の参加者に自室を見せずに済みますよ。
ただし、グリーンの背景でないと綺麗に投影されない点や、黒い服や髪の毛に映ってしまう場合があり、万能ではないのでご注意！ バーチャル背景が使えるビデオ通話はZoomが代表的で、他にもLINEやMicrosoft Teamsなどでも機能が付いています。
他にも顔を綺麗に見せてくれるフィルターや猫・犬耳になりきれるエフェクト、目や口からビームが出るエフェクトなどが使えるツールも多いです。わざと面白い背景にしたり、エフェクトを付けたりすることで、会話はより弾むでしょう。面白いバーチャル背景・エフェクトをセレクトし、誰が一番面白いのか競うのも楽しいのでおすすめです。
4. オンライン飲み会ゲームを楽しむ
忘年会や新年会、歓迎会などの飲み会では、ゲームを楽しむ人が多いでしょう。ところが、オンライン飲み会は画面越しなのでグッズを使ったゲームや企画は難しい……。
しかし、中にはオンラインでも遊べるグッズが世の中にはたくさんあります。また、特にゲームグッズがなくても楽しいゲームや遊びはたくさんあるので、オンライン向けにおすすめのゲームをご紹介しましょう。
トークテーマトランプ 宴
「トークテーマトランプ 宴」は、様々なトークテーマが書かれたトランプを引き、テーマの内容に沿って話をするゲームです。話した内容がテーマ内容に合っていたか、滑っていないかは参加者が判定し、過半数以上がダメと判断した時はカードに書かれた罰ゲームをしてもらうことになります。
オンライン飲み会では誰か1人が代表でカードを持ち、画面越しに選んでもらう方法なら全員グッズを持っていなくてもテーマトークトランプを楽しめますよ。他にも複数人が使えるオンラインゲームアプリも多数配信しているので、グッズやアプリを活用して飲み会ゲームを楽しんでみましょう！
絵しりとり
絵しりとりは紙とペンがあればすぐにできるゲームです。ルールはとても簡単で、1人が絵を描いて参加者に見せ、次の人は絵をヒントにしりとりをする形で絵を描いていきます。参加者の絵心の有り無しが分かり、思いの外盛り上がると人気です。
回数を回してから、しりとりを一度中断し、それぞれどのような絵を描いたのか、前の人の絵を見て何を連想したのか、答え合わせするのも面白いですよ。
なぞなぞ
1人が出題者となり、なぞなぞを出して参加者全員で答えるゲームです。早押し形式にしたり、ひっかけ問題を出したりすると本格的で盛り上がるでしょう。
Web上では簡単ななぞなぞ問題から難易度の高い問題を紹介するサイトがあるので、その中から出してみると良いです。誰が一番正解を答えられるのか、ポイント制にして競うのも面白いでしょう。
5. 映画・音楽鑑賞をする
オンライン飲み会は自宅で行うので、自分の好きな映画を見ながらまたは音楽を聴きながら楽しむことも可能です。しかし、映画や音楽に夢中になってしまい、会話に参加できない人もいるでしょう。
そんな時は、同じ映画や音楽を観賞すれば、1人ではなく参加者と一緒に楽しめます。例えば、テレビを付けて地上波で放送する映画やレンタルしたDVD・BDを同時再生したりすれば、オンライン上でも映画鑑賞を楽しむことが可能です。視聴中や視聴後に、映画の感想や映画トークを語らうのも楽しいでしょう。
音楽は自分のおすすめする曲を全員で流したり、マイク前で音楽を再生したりすれば共有できます。また、1人ずつお気に入りの曲を流し、そのアーティストや音楽を会話の話題にするのも良いかもしれませんよ。
共通点が見つかるきっかけになるかもしれませんし、自分が知らないアーティスト・曲と出会えるきっかけになる可能性もあります。
音楽をかけると雰囲気が盛り上がるので、そういう意味でもおすすめです！
6. オンライン飲み会に参加した人の感想は？
実際にオンライン飲み会を企画・参加した人は、どのような楽しみ方をしているのでしょうか？ SNSではオンライン飲み会の感想を投稿している人がいるので、その一部を見てみましょう！
オンライン飲み会なりの楽しみ方をみんなで見つけて楽しかった昨日の飲み会😆
— おみお (@miorin1212) May 7, 2020
久しぶりにいっせーのーせやって、ジェスチャーゲームはめっちゃ盛り上がった🤣
そろそろ本当に集まりたいよね、、、けどまたこうやって集まろう！頑張ろー！って終えました😀
夏にはBBQできるといいな😆
ジェスチャーゲームもオンライン飲み会では提案のゲームです。出題者の動きを見て答えを解いていくゲームですが、人によって動きが独創的になるので、それが面白いと人気があります。そして、オンライン飲み会を通じて今度は直接会って遊んだり、飲んだりするために頑張ろうと投稿者は思ったようです。
昨日は大学の友達とのオンライン飲み会だったが楽しすぎて8時間くらいやってた
— おぼろ (@obr_bt) May 6, 2020
睡眠が足りてないのでもう一眠りします
Twitterでは、8時間も友達とオンライン飲み会をしていた人がいました。普段の飲み会は宅飲みでない限り、半日近く楽しむことは難しいでしょう。しかし、それぞれの自宅で行うなら長時間お酒を飲んだり、話続けたりしても他人に迷惑をかけずに楽しめるという点がオンライン飲み会の利点です。
オンライン飲み会やる時は
— ヒトベース渡辺徹［ワタナベトオル］ (@tor_watanabe) May 6, 2020
・ZOOMの仮想背景を同じ部屋の別角度の写真にする
・数品はコンビニ等で同じおつまみを入手して用意する
とか、工夫するとさらにオモシロい。
バーチャル背景やおつまみは自分の好きなものを用意できる点がオンライン飲み会のメリットです。しかし、あえて同じ部屋で角度が違う画像を背景にしたり、同じおつまみを用意したりすることで、みんなで集まっている雰囲気がより強くなります。オンラインだけどその倍にいる雰囲気を出したい時にピッタリの工夫です。
7. オンラインファンミーティング
オンライン飲み会を開ける「みんなのオンライン飲み会」では、一般社団法人の日本プロ野球外国人OB選手会やお笑い芸人事務所のプロダクション人力舎と提携しています。そのコラボとして、一般社団法人の日本プロ野球外国人OB選手会はオンラインファンミーティングを開催しました。
2020年4月24～26日の3日間、日本プロ野球OB選手とファンがオンラインを通じて会話ができるイベントを行いました。その後も5月16日にラルフ・ブライアント選手とのオンラインミーティングを開催予定で、今後もOB選手を話せるイベントが開催されるでしょう。
プロダクション人力舎など芸人との出演協力の関係も結んでいるので、芸人と会話やお笑いが見られるイベントも開かれる可能性があります。野球ファンやお笑い芸人ファンにおすすめのオンライン飲み会イベントです。
8. オンライン醸造所見学
「イエノミ」という、オンラインビデオアプリで家飲みを楽しめる女の子向けのプラットフォームで、ビールの醸造所をオンラインで見学できるイベントを開催しています。
例えば、2020年5月9日には長野県オホラビールと横浜ビール、10日には松本ブルワリーの見学イベント開催予定です。最大50人が参加できるイベントですが、ビール好きの女子から人気が高く毎回満員になるほどです。
その理由は、参加を申し込むと事前に複数の缶ビールが届くので、オンライン見学会をしながらビールを味わえるから！ そして、当日は画面越しに醸造所の担当者がビールの説明やペアリング、また工場内の案内をしてくれて、各ビールの秘密を知ることができますよ！ 女性向けのプラットフォームですが参加条件に男女問わないので、性別関係なくビール好きにおすすめのイベントです。
9. V BAR
V BARとは、街コン・婚活パーティーのイベント情報を提供するmachicon JAPANと、マッチングアプリのカップリンクを掛け合わせた、新しいオンラインイベントサービスです。
ビデオチャットを通じて、自宅でも気軽に婚活イベントに参加できるようになっています。イベントはmachicon JAPANから探すことができ、全国各地で定期的に開催されています。
オンライン飲み会の内容も様々で、特定エリアに在住する人を限定としたイベントや異業種同士で交流できるイベントなどが開かれていますよ。時間帯も夕方以降から開かれているイベントもあれば、お昼から開催するイベントもあるので、自分の生活スタイルに合わせて参加が可能です。
V BARは出会いを目的にする男女をターゲットとしているため、婚活・恋活のためにいろいろな人と出会いたいと思う人に向いています。規模は50～100人と非常に多いものの、1つのチャットルームには最大4名までしか入れないので、小数人でオンライン飲み会を楽しめますよ。
入退出は自由なので、複数の人と一度に交流できる点もV BARのメリットです。イベントが終わると気になる異性との連絡先交換ができるので、仲良くなりたい人が見つかったらマークしておきましょう！
10. おわりに
今回はオンライン飲み会の楽しみ方についてご紹介しました。オンライン飲み会ではやれることが制限されますが、気の合う仲間とゆるい雰囲気の中で自由に家飲みを楽しめます。
また、場が盛り上がるようにゲームやイベントを企画し、画面越しでも盛り上がるように工夫している人が多いです。ご紹介した楽しみ方はオンライン飲み会をより面白くするので、これから主催・参加する予定の人は参考にしてみてください。
また、オンライン飲み会のイベントは色々あるので、興味のあるイベントに参加するのも良いでしょう。特に出会いを求める人はV BARで素敵な出会いが見つかるかもしれないのでおすすめですよ！
