告白したい相手がいるものの、その切り出し方に悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。相手を想えば想うほど、「告白した結果、嫌われたらどうしよう」と悩んでしまうものです。このように悩んでいる方に、本記事では告白のタイミングや留意点などをご紹介します。
1. 告白を切り出すタイミングはいつ頃がベスト？
告白の切り出し方に頭を悩ませ、関係の悪化を恐れて告白を諦めてしまうという方もいるのではないでしょうか。しかし、好きな人がいるのに告白もせずに諦めてしまうというのはあまりにももったいないことであるため、前向きに検討してみましょう。
告白に際して、事前に両想いだと確認できるのがベストです。そうでない場合も相手が3回程度デートの誘いに応じてくれたのなら、脈ありと判断して告白を切り出してみてはいかがでしょうか。
告白を切り出すのは男子から？それとも女子？
告白は男性からか女性からかという点について考えるとき、多くの女性は「自分から告白すると、ガツガツしている印象を持たれるのでは」と躊躇するのではないでしょうか。
女性から告白するのは特段珍しいことではないため、気になる相手には男性も女性も積極的にアプローチしていきましょう。
2. 告白を切り出す前に見極めておきたい相手の態度
告白の成否を決定づける要素として、相手の様子や価値観があります。告白の失敗を恐れるあまり「相手が恋愛に無関心な人だったらどうしよう」と不安にとらわれている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、告白を切り出す前に見極めておきたい相手の態度について解説していきますので参考にしてください。
男子が出す脈ありのサインとは？
小学生や中学生の男子が好きな女の子に対して意地悪を仕掛けて気を引こうとする様子は、よくある光景です。しかしながら、大人になるにつれて男子の脈ありサインは「意地悪」から「思いやり」へと変化していくこともあります。
前に話したことを覚えてくれている、よく相談に乗ってくれるといった具合に、自分に関心を寄せて気遣いを見せてくれる様子があれば、脈ありの可能性は高いと考えて良いでしょう。
女子が出す脈ありのサインとは？
女性からの脈ありサインと聞けば、真っ先にボディタッチを思い浮かべる方は多いことでしょう。だからといって、「女性から全くボディタッチをしてもらえない」と気落ちする必要はありません。見逃せない脈ありサインはほかにもあり、その代表例が視線です。
ボディタッチのような大胆な行動は、女性にとってはハードルが高いものです。奥手な女性などは特に、気になる男性をそっと目で追うといった控えめなサインにとどまることが多いため、こうしたささやかなサインを見落とさないように意識してみると良いでしょう。
3. 告白の切り出し方のコツ3つ
告白の切り出し方は、2人の関係性やシチュエーションによって臨機応変な対応を要するものです。LINEなどでの気軽なやり取りが一般化した今だからこそ、直接2人きりで会って気持ちを伝えることで想いの強さをアピールできる可能性もあります。
真心を込めたセリフを吟味することも重要ですが、時間帯や場所、タイミングといった外的要因も告白の結果に大きな影響を及ぼすため、コツを押さえて効果的な告白シチュエーションを練り上げていきましょう。
1：会話が途切れた瞬間を狙う
会話が途切れ、ふとした間が訪れた瞬間は絶好のチャンスです。逆に言うと、告白のタイミングをうかがうのであれば、自らこうした「間」を作ることを狙い、雰囲気をリードしていくと良いでしょう。
大好きな人との会話が弾むのは嬉しいことですが、とりとめのない会話を延々と続けていてもチャンスは巡ってきません。切り出すきっかけを作るために、あえて沈黙が訪れる瞬間を演出するのも好手であると言えます。
2：「言いたいことがある」など切り出すような言葉をかける
相手に対して、「今から告白します」と暗に伝える前フリも効果的です。会話の雰囲気を一気に変えて「言いたいことがある」と切り出せば、相手も真剣な話として気持ちを改め、耳を傾けてくれることでしょう。
この方法は、デートに誘う時点で「今度会ったときに伝えたいことがあるから」といった言葉を添えておくというかたちでの応用も可能です。
3：恋愛に関する話をしているとき
お付き合いを申し込む時点においても、やはり自然な流れで告白を切り出すことができれば成功率は上がるでしょう。
会話の流れを誘導したり切り替えたりすることは、状況によっては難しい場合もあります。そのため、思い切ってはじめから恋愛トークを持ち出し、自然な流れで告白につなげるというのも選択肢の1つです。
4. 告白の切り出し方【女性の場合】
草食系男子といった中々自分から告白をしないという人もいるため、男性からの告白を待ち続けるのは得策ではありません。男性からの告白を待ちきれずに、自分から告白した女性もいるのではないでしょうか。
ここでは、女性ならでは告白のコツを理解し、男性の心をぐっととらえる切り出し方を紹介します。普段強気な女性なら、気弱な仕草でギャップを演出するのもおすすめです。
甘えるような仕草をして切り出す
ハキハキと伝えるばかりではなく、「いきなりこんなこと言ってごめんね」といった具合に少し気弱な様子で告白を切り出すのも、男性の気持ちを引き寄せるうえでは有効な方法です。
「聞いてほしいの」と甘えるように切り出せば、女性ならではの可愛らしい持ち味を存分に発揮することができます。また、普段クールにふるまっている女性ならば、ギャップを演出することでより大きな効果を期待できることでしょう。
恥ずかしそうな仕草で切り出す
視線が合った途端に慌てて目をそらすといった恥じらいの仕草は、脈ありのサインとしてよく知られています。
このように広く認知されている好意のサインを逆手に取り、恥ずかしそうにふるまうことで告白の雰囲気に持ち込むというのもおすすめです。
5. 告白の切り出し方【男性の場合】
女性誌の調査によると、自分から告白したことがあるという男性は、20代～30代で半数以上の割合に上ります。切り出したきっかけとしては「想いが抑えられなくなった」、「覚悟が決まった」といった心情の変化が決め手となっている場合が多いです。
意中の女性のハートをつかむために、告白を成功に導くためのポイントをしっかり押さえておきましょう。
出典：ココを狙って♡男子が告白を決意する10のタイミング｜CanCam.jp
相手の目をしっかり見つめて切り出す
恋愛を語るうえで欠かすことのできない要素の一つが視線であると言われています。多くの女性は、相手の目を見て話すことができる男性に対して、誠実さやコミュニケーション能力の高さを感じ取る傾向にあります。
一方で、目を合わせてくれない男性に対しては、マイナスの印象を持ってしまうこともあります。日ごろから意識しておくと良いでしょう。
ゆとりのある態度で切り出す
告白を切り出すうえで特に気を付けたいのが話し方です。好感を得やすいのは、内容や語尾が明確である、まずは相手の話をよく聞くといったゆとりのある態度での話し方であると言われています。
告白の際、いたずらに早口でまくし立てたり、相手の話を中断したりすることのないようにゆとりを持って会話を展開していきましょう。
6. 告白を切り出すのにおすすめなシチュエーション4つ
告白のシチュエーションを考えるうえで検討すべき要素は、「場所」と「時間帯」の2つに大別される傾向にあります。
雑誌などで、告白のためのデートコースの特集が盛んに取り上げられるように、ロケーションやタイミングは慎重に検討すべきテーマです。具体的な例をもとに、自分にピッタリな切り出し方を考えていきましょう。
1：観覧車などロマンチックで2人きりになれる場所
シチュエーション選びに迷ったら、定番と言われる観覧車をベースに検討していきましょう。観覧車には、2人きりになれる・静かで落ち着いた雰囲気・特別感のあるロマンチックな空間という好条件が目白押しです。
まずはこうした定番な場所を研究し、後から自分らしくカスタマイズしていくというのも良いでしょう。
2：ムードが出る夕方や夜の時間帯
成功の確率を上げるためには、夕方や夜の時間帯に告白を切り出すのもおすすめです。夕方は、なによりムードが出てきます。夜景がきれいなところで告白するのもロマンチックです。
また、夕方ごろになると人は疲れてくることでしょう。そんなときに、相手を気遣ってあげられると好感度が高まります。こうした状況を味方につけ、夕暮れどき以降を狙って告白を切り出してみてはいかがでしょうか。
3：デートからの帰り道
デートからの帰り道は、場所・時間帯を調整しやすいため非常に条件の良いタイミングです。帰りの時間帯が夕方になるように設定したうえでロマンチックな場所に誘導すれば、告白成功に有利に働く環境を作り上げることができるでしょう。
これまでに紹介してきた要素をうまく組み合わせて、ベストな告白シチュエーションを作れる可能性が特に高いのがデートからの帰り道なのです。
4：レストランやバーなどの個室で
レストランやバーなど、雰囲気の良い個室を簡単に手配できる飲食店も、告白に適したスポットです。告白におすすめのお店の特集は各メディアで頻繁に組まれており、押しも押されもせぬ定番スポットであると言えるでしょう。
相手の好みに合わせたお店を選ぶことができれば、思いやりやセンスをアピールすることができます。また、お酒の力を借りて本音で語り合う雰囲気を作りやすいのも、飲食店で告白する大きなメリットです。
7. 告白をして返事がOKのときにとるべき行動3つ
これまでは告白の切り出し方について紹介してきましたが、ここからは告白後の展開についても検討していきましょう。
告白してOKの意思表示を得られた後、どのような行動をとればより良い関係を深めていけるでしょうか。その場での会話はもちろん、家に帰った後の気配りなどのポイントを押さえて、交際を一段と楽しいものにしていきましょう。
1：相手の気持ちに寄り添って仲を深めていく
まず意識しておきたいのが、相手に寄り添い大切にする姿勢を忘れないことです。パートナーへの感謝に関するアンケートでは、「大切にしてくれる」という項目が回答の上位となっていることが多いです。
告白にOKの返事が得られたからといって、相手が何でも自分の思いどおりにふるまってくれると思ってはいけません。相手の気持ちに寄り添い、大切にするという認識で仲を深めていきましょう。
2：恋人同士の会話を楽しむ
何気ない会話においても、恋人を大切にする姿勢は重要です。パートナーに対して「口うるさい」という不満が募る傾向は強く、会話が2人の関係を悪化させる一因となっていることがうかがい知れます。
たとえば相手の欠点を指摘するような会話ばかりでは、楽しい交際など到底望むことはできません。お互いに会話が楽しいと思えるように、心配りを忘れないようにしましょう。
3：帰宅後のメッセージは自分から送る
告白に成功して家に帰った後は、お礼などのメッセージを自分から送るようにしましょう。「愛しているよ」「ありがとう」といった気持ちをきちんと伝えることで、相手の心象を一段と良いものにできる可能性があります。
告白の成功はゴールではありません。これから始まる2人の交際がより良いものになるよう、自分から積極的に気持ちを伝える姿勢を持ち続けるようにしましょう。
8. 返事を待って欲しいと言われたときの対応方法3つ
告白をしたものの、「返事は少し待ってほしい」といった返し方で回答を保留にされるケースもあります。
これには、「交際する気はないものの、はっきりと断って相手を傷つけないように」という配慮がなされているケースと、「ほかにも進行中の相手がいるからキープしておきたい」という打算が働いているケースが想定されるため、柔軟な対応が必要となってきます。
1：待つ期間が長くとも催促しない
保留にされた場合の対処法として、まずは「返事を催促しない」ことを意識しましょう。時間の経過によって、相手の生活環境に何らかの変化が生じ、交際OKのお返事をもらえる可能性が十分にあるためです。
焦って返事を催促しては、相手にストレスを与えてしまい、結果として悪い方向へ流れてしまう可能性があります。黙って相手の事情に寄り添う姿勢が、好転のポイントとなるでしょう。
2：あちこちに返事を保留にされたと言わない
告白の返事を保留にされたことを周囲に相談するのは、控えた方がベターです。周囲に騒がれて相手が気を悪くすることが想定されるほか、第三者から過剰な干渉を受けて、事態が好ましくない方向へ展開していく可能性もあります。
また、こうした事情を伏せておく方が、相手の様子に関する忖度のない評判などを周囲から聞くことができるというメリットもあります。
3：返事を待つ期間を伝えておく
相手の気持ちを尊重することはもちろん重要ですが、かといって延々と待ち続けるのも得策ではありません。特に、相手に複数の恋人候補がいる場合などは、都合の良い「キープ」の関係が続いてしまう可能性があります。
「○日後までに返事がなかったら諦めるね」と着地点を示しておくのがポイントです。自分にとってもけじめがつけやすく、また相手も意思表示がしやすくなるため、配慮という意味合いでも効果的でしょう。
9. 告白の切り出し方は不自然にならないようスマートにしよう
告白の切り出し方から返事に対する対応パターンまで、さまざまな状況を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
積極的な交際を望む人が半数を占める昨今において、告白という一大イベントは誰にとっても大きな壁です。本記事を参考に、不自然にならない程度にベストなシチュエーションを作り上げ、意中の相手に一歩歩み寄ってみてはいかがでしょうか。
