実は「ありがた迷惑」な気遣い3つ。行き過ぎてしまう原因とは

行き過ぎた気遣いは、時に相手にとって迷惑になってしまうことがあります。そんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?

本人は善意でやっているため、相手はどうしても邪険に扱えなくなってしまいます。今回は、迷惑な気遣いについて詳しくご紹介します。

親切さが裏目に!ありがた迷惑な気遣いとは?

ここでは、相手が迷惑だと感じてしまう行き過ぎた気遣いの具体例についてご紹介します。以下で当てはまる項目がある人は注意してくださいね。

食事中の迷惑な気遣い

食事中の迷惑な気遣い

何人かで食事をする際、周りにばかり気を遣ってしまう人がいます。大皿料理を取り分けたり、注文係に徹したりなど、とにかく人のために動いています。

しかし、その行為は周りにとって迷惑になっているかもしれません。気を遣われ過ぎるとそれが気になり、楽しめないという人もいるはずです。

頼まれていないことをやろうとする

頼まれてもいないことを勝手にやるのは、相手にとって非常に迷惑な話です。親切心でやっていたとしても、相手が望んだことではないかもしれません。

例えば、部屋を片付けたり、大切にしている服を洗濯したりなど、頼まれてもいないのに勝手に行動してしまうようです。許可を得ずに相手の領域に踏み込んだ場合、嫌悪感を抱かれることも…。

誰にだって自分のペースがあります。また、悪気はなくても「やっておいたよ」と言うことによって、恩着せがましいと思われてしまう可能性もありますよ。

過剰な気遣いをする

周囲の人々に気を遣えるのは素晴らしいことですが、過剰な気遣いをする人は距離を置かれてしまう可能性があります。
気遣いは必ずしもありがたいと思われるものではありません。

行き過ぎた気遣いは相手にも気を遣わせてしまいます。親切心でやっていることも限度を超えると迷惑になるのです。過剰な気遣いをする人は一緒にいると疲れるタイプなので、人間関係が上手くいかないこともあるでしょう。

行き過ぎた気遣いをしてしまう心理とは?

行き過ぎた気遣いをする心理とは一体何でしょうか?
ここでは、その心理に迫ります!

嫌われたくない

嫌われたくない

人から嫌われたくないという思いから、行き過ぎた気遣いをしている人が多いようです。嫌われたり、影で悪口を言われたりすることを恐れているため、常に相手の顔色を伺いながら行動しています。

相手に良い印象を与えられるよう、自分の意見はあまり言いません。嫌われたくないという心理で気遣いをする人は、自分に自信が持てないことも原因の一つです。

自己満足

上記で紹介したように嫌われたくないという人がいる一方、自己愛が強い人もいます。

自己満足のために気遣いをしている人は、非常に厄介です。「相手のためにやってあげた」と、他人に親切な自分に陶酔している人もいるんだとか。

実は、人のためではなく、自分のためにやっているのかもしれません。

過去の体験

人それぞれですが、育ってきた環境や学生時代の出来事、過去の恋愛など、今までの体験が関係していることもあるようです。

行き過ぎた気遣いは、過去の失敗を踏まえての行動かもしれません。同じ失敗を繰り返すことがないよう、他人の顔色を伺っているのではないでしょうか?

本当の気遣いはこうだった!

ここまで、ありがた迷惑になる行動や心理についてご紹介しました。本当に相手から感謝される気遣いとは、以下のような行動です。

相手のためになっている

相手のためになっている

ありがた迷惑だと言われるのは、相手が余計な気遣いだと感じているからです。

相手のためになってこそ、本当の気遣いと言えるのではないでしょうか?自分が嬉しいと感じることが、必ずしも相手も嬉しいと感じるわけではありませんよね。

相手に気を遣わせない

本当の気遣いができる人は、相手に気を遣わせることはありません。見返りを求めるなんてもってのほかです。
行き過ぎた気遣いをしてしまう人にありがちなのは、気持ちが重すぎることです。

「やってあげた」という気持ちが表に出ているのかもしれませんね。さりげない気遣いが喜ばれるのです。

無理をして気を遣わない

気遣いは無理をしてするものではありません。自然体で振舞う中で、相手に気を遣えるのが本当の気遣いだと言えます。
「気を遣わなければ」というプレッシャーは相手にも伝わるものです。

無理をして人に気を遣っていると、自分自身も疲れてしまうはずです。人のためにやっていることがストレスにならないように気を付けてくださいね。

おわりに

今回は、相手が迷惑だと感じてしまう気遣いについてご紹介しました。周りの人に気を遣えるのは良いことですが、その限度を超えている場合、迷惑な行為になってしまう恐れがあります。

これを機に一度自分の行動を振り返ってみましょう。無意識のうちに行き過ぎた気遣いをしているかもしれません。
心当たりがある人は、ぜひ改善してみてくださいね!

Written by 早紀

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