初めて相手と会うお見合い、何を話せば良いのか分からず緊張してしまう方も多いのではないでしょうか。
ここではお見合いで話が弾むおすすめの話題や避けた方が良い話題、会話のポイントなどをご紹介します。記事を参考に準備をしてお見合いに臨み、会話を楽しみましょう。
1. お見合いを成功させるための会話とは?
お見合いは将来に繋がる大事な出会いの一つの場です。会話を弾ませ、次へと繋げたいけれど、何を話せばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
会話を盛り上げるためには、事前に準備をしておくと安心です。会話のコツと避けた方が良い話題を押さえておけば、相手に好印象を持ってもらうことができるでしょう。
お見合いする際の準備
相手との会話を盛り上げるため、事前に話題を用意してお見合いに臨みましょう。
会話が弾みやすい話題や質問されるであろう内容を予測して返答を考えておくなど、事前にある程度準備をして臨めば、当日話題が思い浮かばなかったり、上手く返答できず沈黙が続いたりといった事態を避けることができます。
会話が弾みやすい話を用意しておく
お見合いで相手と楽しく会話をするために、会話が弾みやすい話を用意しておきましょう。例えば趣味や最近のブーム、お互いの共通点や食の好みなどがおすすめです。
予め会話が弾みやすい話をいくつか用意しておくことで、話が盛り上がり相手に好印象を与えることができるでしょう。
事前に話題や会話を用意しておく
プロフィールなどを参考に事前に話題や会話を用意しておきましょう。相手のプロフィールや自己紹介をしっかりチェックすることで、相手が興味を持ちそうな話題や会話を準備することができます。
交際する際に相手に求めるポイントがあるなら、それを見極めることができるような質問を準備しておくのがおすすめです。
質問される内容を予測しておく
事前に会話の話題や質問ばかりを考えていて、自分が質問された時のことを考えていない方も多いのではないでしょうか。
相手に質問された場合の受け答えについても、事前に用意しておくことをおすすめします。予め相手がどんな質問をしてくるか予測し、これを質問されたらこう答えよう、とイメージトレーニングをしておくと良いでしょう。
お見合いの席では相手が返答しやすい会話から始める
お見合いの席ではあなたと同じように相手も緊張している可能性があります。そのため、相手が返答しやすい会話から始めましょう。
例えば、プロフィールの趣味に映画鑑賞と書かれていた場合には、「映画がお好きなんですよね。どんなジャンルの映画をよくご覧になるのですか?」など、趣味から会話を始めると相手も話しやすくなります。
相手の趣味や興味のあることから会話を始め、そこから好きな映画や、よく行く映画館の話など関連する話題で会話を広げていくと良いでしょう。
2. お見合いを成功させるための会話の話題10選
ここからはお見合いでどんな話題の会話をすれば、会話が弾んで相手に好印象を与えることができるのか、お見合いを成功させるための会話の話題10選をご紹介します。
お見合できるということは、相手は少なからずあなたに好感や興味を抱いているということです。楽しい会話で次に繋げられるよう、是非参考にしてみて下さい。
1:プロフィールをもとに会話
まずおすすめするのはプロフィールをもとにした会話です。お見合いの前に相手のプロフィールをしっかりチェックして頭に入れ、そこから話題を広げていきましょう。
例えば相手の出身地が大阪の場合、「〇〇さんのご出身は大阪ですか? 私も大阪出身なんです」というところから、地元の話題へ移行させられます。
また、趣味が料理の場合には「お料理をされるんですね。普段どんな料理を作られるのですか?」という質問から、好きな料理の話やお互いの趣味の話題にスムーズに移行させることができます。
2:共通点をきっかけにした会話
プロフィールや会話の中で共通点を見つけることができれば、それを話題にするのが効果的です。
共通点があるだけで、自然と親しみが生まれ会話も弾みやすくなります。お見合い前にプロフィールを見て共通点を見つけたら、事前に質問や話題を考えておくのもおすすめです。
趣味や家族構成、出身地など、どんな些細なことでも良いので、共通点を見つけたら話題にしてみましょう。
3:趣味をきっかけにした会話
趣味は会話が弾みやすい話題です。相手に趣味について質問すれば、相手は自分の好きなことなので話しやすいですし、自分に興味を持ってくれていると思って心を開きやすくなります。
もし同じ趣味があれば相手に対する興味が大きくなり、話も盛り上がるでしょう。趣味がない場合は好きな映画や本、よく聴く音楽などを聞いてみるのもおすすめです。
もし共通する趣味がなくても、相手の趣味の話に興味を持って聞くようにしましょう。
4:仕事・仕事観をきっかけにした会話
生活において多くの時間を占める仕事の話題は、質問もしやすく返答もしやすいためおすすめです。
「今日はお仕事お休みだったんですか? 土日がお休みなんですね。私も同じです」と自然に仕事をきっかけに会話を始めることができます。
そこからどんな仕事をしているのか、仕事観について、職場の場所など、話を広げていくことができるでしょう。
5:休日の過ごし方をきっかけにした会話
休日の過ごし方をきっかけにした会話も、話が弾みやすいのでおすすめです。休日の過ごし方は、相性を判断する基準になり、交際に発展した時のデートの参考にもなります。
相手が休日に趣味を楽しんでいる場合、共通の趣味だと話が盛り上がるでしょう。また、趣味が異なり話をどう広げれば良いか分からない場合には、自分がその趣味を始めるイメージでその趣味について教えてもらうと良いでしょう。
6:家族に対する思いをきっかけにした会話
家族に対する思いをきっかけに会話をするのもおすすめです。両親のことを話題にして話すと、家族思いな人だという印象を相手に与えることができるでしょう。相手の家族の話も聞ける可能性があります。
また、両親や兄弟に対する思いを聞くことで、この先二人でどのような家庭を築いていきたいと思っているかをある程度想像することができます。
しかし、家族に関する話をする時には配慮が必要な場合もあるため、事前にプロフィールなどで相手の家族構成などをチェックしておくようにしましょう。
7:好きな食べ物をきっかけにした会話
好きな食べ物をきっかけにした会話は、話が苦手な人でも答えやすくおすすめです。また、相手の好きな食べ物や嫌いな食べ物を知っておくと色々役立つこともあります。
例えば、「〇〇がお好きだとおっしゃっていましたが、△△に美味しい〇〇のお店があるので、今度一緒に行ってみませんか?」など、デートに誘いやすくなるでしょう。
相手の好きな食べ物が自分の作れるものなら、料理ができることをアピールすることもでき、得意料理の話へとスムーズに会話を広げていくこともできます。
8:結婚観についての会話
お見合いは結婚を見据えた出会いの場なので、相手が将来についてどのように考えているのか、お互いの結婚観を聞いておくのはお互いにとって大切なことです。
お互いの結婚観を知ることで、二人の今後の付き合いについてイメージがしやすくなります。また、あまりにも結婚観が異なっていると、上手くいかないことがあります。
そのためお見合いの場で、相手の結婚観を聞いておきましょう。
9:将来的な夢・展望についての会話
将来的な夢や展望について会話をするのもおすすめです。「結婚後も仕事に励んでこんなことをしてみたい」「結婚したら家のことをきちんとして家族のために環境を整えるのが夢」など将来的な夢について話してみましょう。
お見合いはこの先長い人生を共に歩む相手を探すための場です。そのため、結婚した後も働いて共働きとしてやっていくのか、仕事を辞めて専業主婦としてやっていくのか、ということや理想の家庭・生き方などを予め話しておくのはお互いにとって大切なことです。
10:時事問題や流行をきっかけにした会話
話題がなくなってしまった時や共通の話題がない時に、時事問題や流行をきっかけにした会話をするのもおすすめです。
しかし、お見合いが始まっていきなり時事問題や流行を話題にするのは、お見合いという場にはふさわしくありません。
まずはお互いの話をしっかりした上で、それ以上話すことが無くなってしまった場合や気軽な話を話題にしたい時に少し触れる程度にとどめましょう。
3. お見合いの席でNGな会話5選
ここまで、お見合いにおすすめの話題をご紹介しましたが、逆にお見合いの場では避けた方がよい会話もあります。
お見合いの話題で触れるべきでないことに触れてしまうと、相手に失礼だと思われてしまう可能性もあるため注意が必要です。
ここではお見合いの席でNGな会話5選をご紹介します。お見合いを成功させるため、話題にしないように気をつけましょう。
1:婚活状況の会話
お見合いの席で婚活状況の会話は避けましょう。同じように婚活を行っているという気持ちから、ついつい婚活状況を聞きたくなってしまう方もいますが、お見合い相手は婚活の仲間とは違います。
今、お見合いをしている相手に婚活状況を聞いたり話したりするのはとても失礼なことです。これまでのお見合い人数やお見合いにまつわるエピソードなどを話したり、相手に聞いたりするのはやめましょう。
2:どんな相手を探している等の質問や会話
お見合いの相手にどんな相手を探しているかを聞くのはやめましょう。実際、面と向かってお見合いをしている相手からそんな質問をされたら、相手は答えにくいですし、余計なお世話だと不快に感じてしまう可能性もあります。
また、あなた自身がこんな相手を探していると会話の中で話してしまうと、その条件に合わなかった場合に相手はどのように対応していいか分かりません。
婚活仲間との会話ならともかく、お見合い相手にするのは失礼にあたるため、このような質問や会話はNGです。
3:お見合いをOKした理由
相手がお見合いをOKしてくれた理由を知りたくなる気持ちは分かりますが、相手にお見合いをOKした理由を聞くのはやめましょう。
あなたのプロフィールを見て気が合いそうだと思ったり、興味を持ったりしてお見合いをOKした場合もありますが、そうではなくとにかく誰とでも会ってみよう、とりあえず様子見で会ってみようと思ってOKした可能性もあります。
そのような場合、相手にお見合いをOKした理由を聞かれても返答に困ってしまいます。その場の雰囲気も悪くなる可能性があるので、このような質問はやめておきましょう。
4:過去に交際した人数
過去に交際した人数をお見合いの場で聞くのはNGです。どのような状況でも、初対面の人から過去の恋愛についてあれこれ詮索されるのは気持ちの良いことではありません。ましてやお見合いの場ならなおさらです。
過去に何人と交際したのか、どんな人と付き合っていたのかなどをお見合いの場で聞くのはやめましょう。
お互いに気持ちよくお見合いできるよう、過去の恋愛については触れず、自分と相手のこれからに役立つような会話をしましょう。
5:詳細な個人情報は話さない
お見合いの場においては基本的に、詳細な個人情報は話さないようにしましょう。相手にも個人情報に深く突っ込むような質問は避けた方が無難です。
勤め先の企業名や具体的な年収、住所などを詮索するのも失礼です。初めて会ったばかりで、交際するかどうかも決めていない人から個人情報を聞かれて良い気分になる人はいないでしょう。
お金目当てだと思われたり、嫌悪感を抱かれたりする可能性もあります。また、逆に相手から個人情報に関することを聞かれても、お見合いの段階では詳しく返答しない方が無難です。お互いをまだよく知らないうちから個人情報を聞き出そうとする相手は信頼できません。
4. お見合いを成功させる会話のポイント5選
お見合いではNGとなる会話を避けながら、おすすめの話題で会話を楽しむのが成功させるポイントです。
しかし、おすすめの話題を考えて行っても初対面の相手と会話を楽しむ自信がない方もいるでしょう。
そこで、ここではお見合いを成功させる会話のポイント5選をご紹介します。おすすめの話題とこの会話のポイントを押さえて、お見合いに臨みましょう。
1:会話のキャッチボールを意識する
相手に聞きたいことがたくさんある場合や、相手に伝えたいことがたくさんある場合、気をつけないと質問攻めになってしまったり、一人でしゃべり続けてしまったりする可能性があります。
会話は言葉のキャッチボールが重要です。そのことを意識し、自分が話したら相手の返事を待ち、相手が話したら自分が答えるという会話のキャッチボールで、話を膨らませましょう。
自分ばかり喋らない、相手にばかり喋らせないということに気をつけて、相手との会話のキャッチボールを楽しんで下さい。
2:質問はあまりしない
お見合いでは相手のことを良く知りたいという思いから、つい質問が多くなりがちです。相手のことを知りたいと思う気持ちは悪いことではありませんが、気をつけないと相手を質問攻めにしてしまう可能性があります。
そうなると相手は何かの面接でも受けているような気持ちになり、会話を楽しむことができません。そのため、質問はあまりしないよう心がけましょう。
3:自然な笑顔を心がける
お見合いで会話を楽しむことも重要ですが、何より重要なのは笑顔です。あまり上手く話ができなくても自然な笑顔で相手の話に相槌を打つだけで、相手に好意を示すことができます。
また、相手も笑顔で相槌を打たれると好意を感じ取り、気持ちよく話すことができるでしょう。
無表情で相槌を打つ人よりも、笑顔で相槌を打つ人の方が、より相手に好感を与えることができます。
そのため常に自然な笑顔を心がけるようにしましょう。
4:常識的な振る舞いをする
お見合いで相手はあなたと会話をしながら、あなたの言動や振る舞いをチェックしています。無理に気取る必要はありませんが、常識的な振る舞いをするよう気をつけましょう。
例えばきちんと挨拶をする、お礼を言うなど正しい礼儀礼節を意識するように気をつけて下さい。当たり前のことだからこそ気を抜かないようにしたいところです。
それまでの印象が良くても、一度非常識な言動をしてしまうと相手の好感が一気に下がってしまう可能性もあるので気をつけましょう。
5:言葉遣いに気を付ける
こちらも当たり前のことですが、お見合いで初対面の相手にいきなりため口を使わないよう、言葉遣いには気をつけましょう。
相手との会話では常に丁寧な言葉遣いを心がけることがポイントです。敬語だと丁寧な印象はありますが、硬い印象を与えてしまい親近感が湧きにくいため、丁寧語で話すのがおすすめです。
5. お見合いを成功させるための別れ際の会話3選
無事に会話を盛り上げてお見合いが終了した後も、まだ気は抜けません。また相手と会いたいなら、別れ際の会話は相手に好印象を残す最後の機会です。
そこで、ここではお見合いを成功させるための別れ際の会話についてご紹介します。
1:感謝の気持ちを伝える
お見合いが終了したら好印象のまま解散できるように、誠意を込めて相手にお礼の気持ちを伝えましょう。楽しい時間を過ごせたことや、また会えると嬉しいなど、お礼に一言付け加えることでお見合いに対する自分の真剣度を伝えることができます。
また、男性が会計をしてくれたら、そのことに対してもきちんと忘れずにお礼を述べましょう。
2:二度目が無い場合は期待をさせない
お見合い後、会話をしていく中で自分とは合わないと思った場合や、自分の望む条件には合わないと思った場合は、相手に期待をさせるような話はやめましょう。
例えば別れ際に、「また会えると嬉しいです」や「さっき話したあそこのお店にもご一緒したいですね」などと言うと、相手は次があるものだと期待してしまいます。
無駄に相手に期待を持たせないよう、もう会わないと決めたならこのような言動は慎みましょう。
3:二度目が有る場合は正直に意思表示をする
お見合い後、相手とまた会いたいと思ったら、正直に意思表示をしましょう。「今日はとても楽しかったです。またお会いしたいです」と感謝を伝えると共に、次に繋げる声掛けをするのがおすすめです。
お見合いの話の中でおすすめの場所やレストランなどの話が出たのなら、「先ほどお話していたところへ、また今度ご一緒したいです」と伝えるのも良いでしょう。
6. 余裕を持ってお見合いを成功させる会話を楽しもう
お見合いで初対面の人と話をするのはとても緊張するものです。しかし、せっかくの機会が緊張で上手く話せずに終わってしまうのはもったいないでしょう。
そこで、今回ご紹介した内容を参考にお見合いの準備をして、本番に臨んで下さい。お見合いで話す話題などを予め準備することで、心に余裕を持って会話を楽しみましょう。