婚活中はしばしば、結婚がゴールのように錯覚してしまうかもしれません。でも昔からよく言われるように、結婚は実はスタートライン。
その後にも、ずっと生活は続いていきます。結婚生活を上手くやっていくには、自分のことを大切にしてくれる人を伴侶に選ばないといけませんよね。
じゃあ、本当に大切にしてくれる人ってどう見分けたらいいの? というところについて、今回はお話します。
1. 小さな嘘をつかない
長い結婚生活において、ときめきよりもずっと大切なものが信頼です。信頼関係なくして良い夫婦関係は築けず、それがなければどんどん心が離れてしまいます。
嘘は、信頼関係をいとも簡単に崩してしまうもの。たとえそれまでにどんなに深く信頼し合っていたとしても、一つの嘘がきっかけで関係がガラリと変わってしまうことも珍しくありません。
日頃から小さな嘘を簡単につく人は、ここぞという時に大きな嘘をつくこともできる人です。それは、嘘をつくことにためらいがないから。
婚活では嘘をつかない誠実な人を選べば、きっと心穏やかな生活が待っているでしょう。
2. 意見や考えを聞いてくれる
恋人も夫婦も、突き詰めれば一つの人間関係です。良い人間関係を維持するには、コミュニケーションが欠かせませんよね。
既婚女性が述べる不満の一つに、「夫が私の話を聞いてくれない」「相談に乗って欲しいと思って話しかけたら、見当違いなアドバイスをされて萎えた」といったものがあるのを、聞いたことがありませんか?
こうした不満も、とどのつまりはコミュニケーション不足です。女性の話にきちんと耳を傾けてくれるか、それに対して押し付けがましい助言をしてこないか。
気になる彼との会話では、そういった面をチェックしてみてください。
3. 自分の考えも伝えてくれる
女性には、自分の話を聞いてもらいたい、共感してほしいという気持ちが強い傾向があります。
とはいえ、一方通行の関係になってしまってはこれまた寂しいですよね。
例えば二人の間で意見が割れた時、相手の男性はどんな反応をするでしょうか。
「君の言ってることがおかしいって、分からない?」と責めるのか、
「全部君が好きなようにしたらいいんじゃないの」と丸投げするのか、
「君はそう思うんだね。それもいいけれど、僕の考えはこう。だからこうしたらどうかと思うんだけど、どうかな?」と建設的に会話を膨らませてくれるのか……。
ここを見極めておかないと、結婚後あらゆるシーンで揉める可能性が出てきます。
4. 店員に横柄な態度を取らない
普段は穏やかで優しい人なのに、お店に入って「客」という立場になった時だけなぜか偉そうになる人、いませんか?
料理がちょっと遅れたくらいで怒ったり、店員を乱暴に呼びつけたり……店と客という立場上、サービスする側はどうしても強く出られないことが多いです。
自分よりも弱い立場にある(と思ってる)相手を前にした時だけ横柄になったり威張ったりする人は、妻に対しても同じように接する可能性が高いので、結婚相手として選ぶには不安が残ります。
5. 家族や友人を大切にしてくれる
付き合ってラブラブなうちは、「恋人がいてくれたらそれでいい!」状態になりがちですが、結婚となるとそればかり言っているわけにもいきません。お互いの家族との関係や、時には友人との時間を大切にしたいものです。
そうした、相手のバックグラウンドを含めてちゃんと尊重してくれる人となら、末永く幸せな結婚生活が送れるでしょう。
6. 「ありがとう」と「ごめんなさい」がちゃんと言える
照れ屋が多いと言われる日本人男性。「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えない人が多いなんて話、聞いたことがありませんか?
数十年前ならそれでも許されたのかもしれませんが、令和になった現代においてそれはなし!
感謝や申し訳なさ、そうした気持ちを言葉にせず「察してほしい」というのは、いささか虫が良すぎる話です。
思ったことを素直に言葉にできること。これもパートナーを大切にしてくれる人の必須スキルといえるでしょう。
7. ナチュラルに気配りができる
重たいものをさっと持ってくれたり、閉まりそうなドアを開けておいてくれたり、本当に寒いところで「寒くない?」と聞いてくれたり。
ちょっとした、でもすごく嬉しい気配りがナチュラルにできる人は、恋人をちゃんと大切にしてくれる人に多いです。
筆者個人の経験則ではありますが、これができない人は年齢を重ねても独身でいるとか長いこと彼女がいない人に多い為、日常のちょっとした違和感も見逃さずにいたいところです。
8. 本当に大切にしてくれる? を判断するには、常にアンテナを立てておくべし
婚活中は誰だって、自分を良く見せたいと思うもの。気になる相手には優しくして、好感を持たれようと努力しますよね。
その為、パッと見で「大切にしてくれる人かどうか」を判断するのは難しいと思います。
しかし、そこはやっぱり人間です。普段の言動から読み取れる「あれっ?」なポイントは、必ずあります。
結婚してから「こんなはずじゃなかったのに……」なんてことにならないよう、婚活中は特にしっかりアンテナを立て、相手を見極めましょう。