付き合いが長くなると、どうしても倦怠期に陥ってしまいやすくなるものですよね。恋人のことが嫌いなわけではないけれど、以前のようなときめきが感じられなくなったことに悩んでいる人も多いはず。
この記事では倦怠期の診断や乗り越え方について紹介しているので、ご覧ください。
1. 倦怠期とは
大好きな人とカップルになれることはとても幸せですが、慣れてきた頃に訪れてしまうのが倦怠期。付き合いたての頃のようなときめきやドキドキ感が薄れたり、恋人の嫌な部分が急に目について喧嘩ばかりするようになってしまうことがあります。
ほとんどのカップルが倦怠期を一度は体験しているようですが、この時の対応を間違えると、大好きな彼と別れる運命になってしまうかもしれません。別れてから後悔しないためにも、倦怠期は乗り越えていきましょう!
倦怠期の時期
そもそも、倦怠期はいつ頃訪れるものなのでしょうか? その時期はカップルによってさまざまです。
もともと友達として長く付き合ってきて、そこから恋人に発展したカップルの場合、友達感覚から抜け出せず、早々に倦怠期に陥ってしまうこともあるでしょう。
また、倦怠期に全く突入しないカップルも中にはいます。ですが、ほとんどのカップルは付き合い始めて1年以内に倦怠期に突入することが多いようです。
倦怠期の原因
倦怠期の原因として考えられるのが、好きな感情が落ち着いてしまうということ。恋が実るまで、そしてカップルなった直後は、お互い「好き」という感情が大きいものでしょう。交際初期は色眼鏡がかかっている状態とも言えます。
しかし、個人差はありますが時間の経過と共に感情も落ち着き、「好き」という気持ちの大きさも交際当初と比べて変わってしまう人も多いでしょう。
2. 倦怠期のマンネリ度チェック6つ
倦怠期に突入したことを自覚している人もいれば、自分たちが倦怠期に入ったことに全く気づかないという人もいるでしょう。
前者の場合は倦怠期から抜け出すための努力や工夫をしやすいですが、後者の場合は自覚がないため、マンネリ状態を放置してしまいがち。
その結果、2人の関係が悪化してしまい、取り返しのつかないことになってしまいかねません。倦怠期のマンネリ度チェックをして、恋人との関係を立て直すべきかどうかを判断してみましょう。
倦怠期のマンネリ度チェック1:付き合っている期間が3ヶ月以上
倦怠期のマンネリ度チェックとしてまずご紹介したいのが、付き合っている期間が3ヶ月以上経っているかということです。
一般的に、3ヶ月や3年など、「3」という数字のつく時期に倦怠期に突入しやすいと言われていることをご存知でしたか?
3ヶ月もすると付き合ったばかりの初々しさやときめき感が薄れてしまい、良くも悪くも恋人に慣れてしまうといわれています。
倦怠期のマンネリ度チェック2:親しき中にも礼儀あり
付き合いたては毎日の連絡、デート、一緒にいられることに幸せを感じているはず。しかし、交際期間が長くなればなるほど、特別な時間から当たり前のことに変わってしまいます。
一緒にいてくれることに対するありがたみが薄くなり、倦怠感を感じるカップルも多いでしょう。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉がありますが、付き合いが長い恋人に対して雑な態度をとってしまってはいませんか? 感謝の気持ちを言葉できちんと伝えているでしょうか?
こうした「当然のこと」を怠っているならば、マンネリ度は高いと言えます。
倦怠期のマンネリ度チェック3:デートコースがいつも一緒
倦怠期のマンネリ度チェック、ひとつめはデートコースがいつも同じであるということです。毎回同じような場所で、同じような内容のデートをしていませんか?
付き合ったばかりの頃や付き合う前には、相手を喜ばせるために必死でデートプランを練ることが多いでしょう。
ですが、倦怠期に突入するとそのようなモチベーションが薄れるため、デートがワンパターン化してしまいがちです。
倦怠期のマンネリ度チェック4:愛情表現を忘れている
長く付き合っていると、相手は自分から離れないという安心感や信頼、自信が生まれてくるかもしれません。しかし、その結果、愛情表現を怠ってしまいがちです。
「好きだけど言葉や態度にしない」というのは、恋人に対する甘えであり、同時に倦怠期のマンネリサインであると言えるでしょう。
「ちょっと放置しても問題ない」「許される」という甘えが生まれているからこそ、愛情表現を忘れてしまうのです。
倦怠期のマンネリ度チェック5:記念日が嬉しくない
倦怠期のマンネリ度をチェックする上で、記念日が嬉しくないということもひとつの指標になるでしょう。付き合いたての頃は、記念日やバレンタイン、クリスマスといったイベントがくるたびにワクワクしていた人も多いでしょう。
ですが、燃えるような恋愛感情が落ち着いて倦怠期に入ると、「記念日をお祝いする準備をするのが面倒くさい」「記念日を祝うよりも家で一人でゲームしていたい」と思うようになりがちです。
倦怠期のマンネリ度チェック6:面倒くさいと思うときがある
恋人との関係を面倒くさいと感じるときがあるというのも、倦怠期のマンネリ度をチェックする上で重要な指標です。
付き合ったばかりの頃は、恋人が夜遅くに電話をしてきても「嬉しいな」と感じたり、「会いたい」と言われれば、忙しくても時間を作って恋人に会う時間を作るはずです。
ですが、倦怠期に突入すると恋人と一緒に過ごすこと、定期的に連絡を取ることに面倒くささや苦痛を感じるようになりがちです。
3. 倦怠期を乗り越える方法
倦怠期に入ると、以前のように恋人に対して情熱的な気持ちを維持するのが難しくなるものです。ですが、相手への愛情が落ち着いただけであって、相手を嫌いになったわけではありません。
マンネリ状態をそのまま放置して別れに至ってしまうと、「なんであの時倦怠期を抜け出す努力をしなかったんだろう」と後悔するはず。
ここからは、マンネリ状態を解決して倦怠期を乗り越える方法についてご紹介していきます。
倦怠期を乗り越える方法1:思い切って距離を置く
まず乗り越える上で大切なのは、2人の時間や距離感を見直してみることです。毎日会うこと、連絡することが当たり前になってしまうと、ありがたみや楽しさが半減し、倦怠期になってしまいます。マンネリ防止や改善として、思い切って距離を置いてみましょう。
毎日連絡をしているのであれば連絡頻度を減らしたり、会う頻度もお互い無理のない範囲に変えてみましょう。距離が離れるとますます悪化するのではと不安になるかもしれませんが、その分デートでは、会える喜びをしっかり伝えることが大切ですよ。
倦怠期を乗り越える方法2:二人で新しいことを始めてみる
2人で楽しく過ごせる時間を築くことも、倦怠期を乗り越える方法として大切です。倦怠期だからとネガティブになってしまうのはNG。
辛い今だからこそ、新しい刺激を二人で作ろうとポジティブに考え、2人で新しい趣味を探したり、見知らぬ土地へ旅行に行き刺激を受けてきたりしてみてはいかかでしょう?
共通の趣味を見つけて、一緒に過ごす時間や機会を増やしてみるのもよいですね。
倦怠期を乗り越える方法3:イメチェンをしてみる
倦怠期に突入したら、相手との距離を縮めるのではなく、自分のために時間を使う方法もおすすめですよ。
例えば、ジムで体を鍛える、ファッションやメイクの勉強に力を入れるなど、イメチェンをすることで自信につながります。自分磨きも倦怠期に良い効果をもたらしてくれるでしょう。
会わないうちに内面・外面の両方をきれいにすることで、久しぶりに会った恋人も驚き、また魅力の再確認につながり倦怠期を突破するきっかけになるでしょう。
倦怠期を乗り越える方法4:ゆっくり会話できる時間を作る
倦怠期は相手の悪い部分ばかり目についてしまいがちですが、相手の良さを再認識するために、ゆっくりと会話できる時間を作ってみるのもよいでしょう。
マンネリに陥ると、恋人と会う時間も話をする機会も減り、すれ違いが多くなってしまいがちです。だからこそ、意識して会話をする時間を作り、お互いに何を考えていてどのような気持ちでいるのかを理解しあうことが大切です。
倦怠期を乗り越える方法5:時間に解決してもらう
「もしかして恋人のことをもう好きじゃないかも」と悩んでしまった時は、自分の気持ちを見直してみましょう。そのためには、時間に解決してもらうという方法もあります。
倦怠期に突入したことに焦りを感じて闇雲に何かをしようとしても、かえって今の状態を悪化させてしまいかねません。
悩んでもどうにもならない時には、「時間がたてば今の状態もよくなるだろう」と楽観的に考えることも必要ですよ。
4. 倦怠期中の彼氏にしてはいけないこと
倦怠期中に間違った行動を取ってしまうと、彼氏からの愛情や信頼を失い、破局に至ってしまいかねません。
たとえば、倦怠期中で彼氏のことが好きかどうかわからなくなったからと言って、彼氏以外の異性と軽々しくデートをしたり、合コンに参加するのはよくないでしょう。
また、感情的になって彼氏にひどい言葉を投げつけたり、「あなたのこういうところが嫌い」と相手を責めてしまうのもいけません。
5. 倦怠期がないカップルの特徴3つ
付き合ってからすぐに倦怠期に突入して別れてしまうカップルもいれば、何年たっても付き合った当初の新鮮さを失わずに、お互いに愛し合っているカップルもいます。
できるならば、前者ではなく後者のような関係性を恋人と築きたいものですよね。では、どうすればよいのでしょうか?
ここからは倦怠期がないカップルの特徴についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
倦怠期がないカップルの特徴1:お互いを信頼している
倦怠期がないカップルの特徴としてまず挙げられるのが、お互いのことを信頼しているということです。
「目を離すと自分を裏切って他の異性のもとに行ってしまうのでは?」と疑って相手の行動を束縛したり、探りを入れることはありません。
愛し合っているという自信と確信があるからこそ、お互いに過剰な束縛をせずに、良好な関係を維持できるのです。
倦怠期がないカップルの特徴2:細かいルールがない
細かいルールを設けていないというのも、倦怠期がないカップルの特徴のひとつとして挙げられるでしょう。
「最低でも1日に〇回は連絡を取り合うこと」「異性のいる飲み会に参加する時には、〇時間置きに連絡をすること」といった相手の行動を制限するようなルールを設けていると、徐々に恋人との関係に息苦しさを感じてしまいます。
倦怠期がないカップルは、お互いを信頼し、お互いの行動に制約を設けていないことが多いです。
倦怠期がないカップルの特徴3:気持ちを素直に伝える
倦怠期がないカップルは、自分の気持ちに蓋をすることはありません。悲しい時やつらい時、また恋人に対してモヤモヤを感じた時にはきちんと自分の気持ちを素直に伝えることができます。
もちろん、相手を愛おしいと感じる時はストレートに愛情表現をするので、お互いに「何を考えているかわからない」と感じてすれ違うことはありません。
6. 倦怠期っていつまで続くの
倦怠期に突入してしまうと、「いつまでこの状態が続くのだろう?」と不安になってしまうものですよね。倦怠期が続く時期は、カップルによってさまざまです。
一時的にマンネリに陥っているだけで、数週間すれば自然に元の関係に戻れる場合もありますし、放置していると倦怠期が長引き、結果的に破局してしまう場合もあります。
もしも倦怠期が1ヶ月以上続くのであれば、それ以上2人の関係が悪化してしまわないように、話し合いの機会を設けるなどして対策をとりましょう。
7. 倦怠期は恋愛の通過点と捉えて前向きに考えよう
倦怠期はカップルにとっての試練であり、別れてしまうのか、乗り越えていくのかは本人達次第です。
乗り越えていくと決めたのであれば、お互いの距離感を見直し、日々の感謝や謝罪を忘れないこと、新鮮さを取り入れることを意識しましょう。
倦怠期にお悩みのカップルはご紹介した方法を参考に、つらい時期を乗り越えていってください!