ライフスタイルとは、直訳すれば「ライフ=生活」「スタイル=様式」です。実際には、もっと広い意味合いとして使われることが多いですよね。
生き方、価値観などが多様化している現代。多くの女性が憧れる! マネしたい! と感じるライフスタイルとは?
「ライフスタイル」という言葉、よく聞くし、日常生活でも使うことがありますよね。
でも、具体的にどんな意味なんだろう~? と考えてみると、意外とぱっと答えが出てこなかったり。
大辞林を見ると、ライフスタイルとは「生活の仕方」「生活様式」を指すとあります。もう少しカジュアルな言い方をすれば「暮らし方」ともいえそうです。
また、「人生観・価値観・習慣などを含めた個人の生き方」という意味を含める場合も。
単に生活する、暮らすという以上に、その人自身の生き様を指す言葉ともとらえられます。
書籍や雑誌、またインスタグラムなどのSNSを見ていると、思わず「真似したい!」と思うライフスタイルを送っている女性、少なくないですよね。
素敵なライフスタイルとは、いったいどんなものなのか? 多くの女性から支持される「衣食住にこだわるライフスタイル」をご紹介します。
生活の基本となる衣・食・住。ここにこだわりを持つだけで、生活の質がワンランクアップします。
まずは「衣」。ファッションへの関心が高い女性だからこそ、着るものにはこだわりを持ちたいところです。
いわゆるミニマリスト的な考え方では「着るものは厳選してシンプルに。
ごちゃごちゃ、たくさんの服を持たない方ががいい」なんて言われますよね。確かに、それも考え方の一つです。
本当に気に入ったものを少しだけ。これはとても無駄がなく、洗練された、素敵なライフスタイルの一つだと言えるでしょう。
でも、みんながみんな、この考え方にならう必要もないのです。
「服が大好きだから、カラフルでデザイン性の高いものをたくさん持つ」
「ベーシックなアイテムは良いものを揃え、長く使う」
「トレンドアイテムはファストファッションでおさえ、ワンシーズンで着倒す」
「靴だけは足にぴったり合わせたオーダーメイドで」
「カバンは用途別に、常時10個キープ」
などなど、これはどれも自分なりのスタイルです。衣にこだわるライフスタイルとは、自分なりのポリシーを持ち、それに合ったワードローブを自分で作り上げていくこととも言えます。
次に「食」。食事はカラダを作ってくれるものだし、カラダとココロはつながっています。食にちょっとだけでもこだわりを持つと、心身ともに元気になれますよ。
筆者は、漫画『いつかティファニーで朝食を』を愛読していますが、これを読んでいると、「おいしい朝ごはんが食べたい!」熱が高ぶって仕方ありません。
朝って時間がなくて、つい簡単なもので済ませてしまいがち。でも、朝食にこそこだわりを持つことで、ちょっと幸せになれるんだな~って思わせてくれます。
実際に、朝食メニューを食パン一枚からご飯とおかずにチェンジしてみると、精神的なゆとりが生まれました。
おかずはウインナーやスクランブルエッグなど簡単なものですが、用意するために余裕を持って早めに起きる、多少アレンジがきくように、複数の食材を常時冷蔵庫に揃えておく、などが必要ですよね。
これが面倒だと思っていたんですが、やってみると悪くない。むしろ、ちょっとだけ素敵なライフスタイルが実践できているようで、嬉しくすらあるんです。
最後に「住」。朝起きて夜に眠る、休日には一日中過ごすこともある、文字通りのホームですね。
家はライフスタイルの核となる部分なので、可能な限り妥協せずに選ぶことをおススメします。
家に求める条件は人それぞれで、人によって「駅から徒歩5分以内」「日当たりの良いベランダ」「オートロックなどセキュリティ完備」「DIY可」などいろいろな条件があるでしょう。
本当は「ちょっと歩いてもいいから、日当たりの良いベランダのある家に住みたい」と思っていたけど、人から「日中はちょっと暗いけど、駅からも近いしすごく便利な場所。電気をつければ暗いのは気にならないでしょ!」と勧められて、いざ住んでみたらやっぱり気に入らない……なんてケースもあるある。
自分に合った住環境を手に入れるためには、自分の心の声に正直になること、小さな違和感をスルーしないことが大事です。
誰しも憧れのライフスタイルを持っているでしょう。もしあなたの今の生活が、その姿からはかけ離れていると感じるなら? まず、「自分が本当はどうしたいのか?」をよく考えてみることから始めましょう。
毎日クローゼットを開けて憂鬱になるなら、衣の見直し。なんとなく元気が出ないな~と思ったら、朝食メニューを少しだけ豪華にしてみる。ホームである家の中でくつろげないのは、住環境が合っていないせいかもしれません。
あなたを一番輝かせてくれるライフスタイルとは、どんな暮らし方ですか? ぜひ一度、ゆっくり考えてみてくださいね!
Written by 七尾なお