握力を鍛える! ボルダリングに必要な握力トレーニングとは

ボルダリングを始めたばかりの時は握力って必要そうに感じると思うはず。

確かにボルダリングにおいて握力は大事なのですが、学校の身体測定とかで計測した握力はあまり大事ではありません。

「ボルダリングに必要な握力って何?」

という方のために、ボルダリングで使う握力の説明と鍛える方法を紹介したいと思います。

ボルダリングに必要な握力を効率よく鍛えるトレーニング方法とは

ボルダリングに必要な握力って何?

確かに握力はボルダリングに必要なのですが、本当に大事なのはホールドを掴んでキープする『キープ力』なんです!

この他にもピンチといって指でホールドを掴む力も必要で、これらは普段の生活で鍛えることは困難です。

5級くらいまでは握力もそこそこでいけるかもしれませんが、ある程度の難易度に到達すると、いかに温存して登れるかという要素が大事になってきます。

こういった握力のスタミナが欠かせないので、効率よくピンポイントで必要な筋力を身に付けましょう。

ボルダリングに必要な握力を鍛える方法

具体的に握力の中でもキープ、ピンチの力が必要なのですが、どうやったら効果的に鍛えられるのか、その方法をご紹介します。

ボルダリングに必要な握力を効率よく鍛えるトレーニング方法とは

ボルダリングジムでひたすら課題をこなす

握力がどういった場面で必要なのかを体に叩き込みましょう。実際に色んな課題に挑戦してみると、いかにスタミナが大事か、握力でゴリ押ししていないかがよく分かると思います。

「ピンチがしっかりとキープできない」「ポケットがすぐに外れてしまう」

こういった自分に足りない・弱い部分は何度か同じ失敗をしているうちにイヤでも覚えてくるはずです。

自分には何が足りないのかを知ることができれば、その弱みを重点的に鍛えることで飛躍的に成長が見込めますよ!

専用器具で握力を鍛える

早速具体的な握力のトレーニング方法を見ていきましょう。

「グリップセイバー」「ハンドエクササイザー」といった専用のトレーニング器具を使って鍛えるとより効果的に握力を強化出来ます。

特にグリップセイバーはかなりおすすめで、ボールを握って開くという簡単な動作にもかかわらず、主動筋と拮抗筋を同時に鍛えられるすぐれものなんです。

1日に100回くらい握って開くをしていれば、順調に鍛えられるのではないでしょうか。

また、もしもトレーニングボードを置ける人は使うべきです。スペース的に負担が大変ですが、トレーニングの効率が段違いです。

実践的に登りながら握力を身につけられるので、自分の状況に応じてトレーニング器具の活用を検討してみて下さい。

ボルダリングに使う筋肉をトレーニング! 筋肉痛に苦しまない方法もご紹介

器具がなくても自宅でトレーニングできる!

先ほどは握力を鍛える専用のトレーニング器具を使って鍛えようと言いましたが、器具は無くても鍛えること自体可能です。

その方法ですが、指でハイタッチするトレーニングが一番効果的です。以下、詳しく方法を解説します。

1.手を自然に開きます

2.親指と人差し指をくっつけます

3.指を離してまた手を自然に開きます

4.次に中指と親指、薬指と親指、小指と親指と順に行います

5.小指まで終わったら、薬指、中指、人差し指という感じに逆動作にします

6.上記の動作を5分、もしくは10分間行います

7.1分休憩します

8.残り2セットを同じ動作で行います

9.終了(ピンチ力アップ!)

ペースはなるべくゆっくりで、指をくっつけたときに収縮する筋肉をイメージしましょう! 最初は負荷がかかっていないように感じるかもしれませんが、継続することで徐々に効果が現れてきます。

スピードを上げても効果がデカくなるわけではないので、ゆっくりじわじわと負荷をかけるように意識してみて下さい。

握力を鍛える習慣を身につけよう!

ボルダリングに必要な握力は最初から備わっている人は少ないと思います。これは普通に生きていると必要ないので、鍛える機会がないからなんですね。

実際に私もよく指がスルッと滑って落ちるなんてこともよくあって、他のクライマーから「指の保持力が全然足りてない」と言われまくってました……(笑)

でもこれらのトレーニングを覚えれば、テレビを見ながらでもできるようなトレーニングなので、是非とも習慣化してみて下さい!

見違えるように成長するはずですよ〜!

「ボルダリングのメリット ~ 効果とトレーニング方法 ~」カテゴリの最新記事