こんにちは! 婚活アドバイザーひろき(オオニシ)です。
ご時世的なところもあり、
交際に進むか判断する「お見合い」では
対面ではなく、オンラインも方法として選ぶことができます。
ZOOMで実施する場合、
結婚相談所ごとで異なる部分はあるものの、大まかな流れは同じ↓
①専用のURLを結婚相談所側で発行
②参加者は開始の10分前には入室/待機
③おふたりで30~50分の<お見合い>
④時間になったら退出(or 自動的に終了)
⑤コンシェルジュへ感想をお伝え
③にて、コンシェルジュが同席する場合もあります。
それは通信障害等なく実施/終了するのを見守るためや、終了後にお見合いのフィードバックを行うためと、理由は様々….。
今回は見守るために、とある会員さんのお見合い(50分)に同席しました!
(※同席といっても、最初/最後のみご挨拶→基本的に画面/音声OFF)
男性Tさん
・年齢:35歳
・居住地:東京都
・身長:170cm
・年収:530万
・お見合い経験:対面にて4回
(うち3回はお見合い成立→交際終了)
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■15:00~【オンラインお見合い開始】
男性T「仕事内容はどのようなことを?」
男性T「休みの日は何をしていますか?」
■15:10~
男性T「相手に望むことはありますか?」
男性T「どんな家庭を築きたいですか?」
男性T「お子さんは希望していますか?」
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ちょっと早くない???
そんな剛速球、もっと緩めにキャッチボールしてからじゃない???
後半は、お互いにトークテーマが見つからず、
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■15:30~
男性T「いやぁ、ぜひ一度お会いしたいですね~」
女性A「そうですね~」
男性T「….」
女性A「….」
男性T「あの、そういえば」
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このやり取りを3回….!
本心だとしても繰り返すごとに増す社交辞令感….!
終了後、女性Aさんのコンシェルジュよりお断りの連絡。
「良い方だけれどフィーリングが合わない」
【関連記事】お見合い希望者殺到⁉ 婚活でモテる女性の自己紹介文はコレだ!
[ 第一印象 ] で検索すると必ず、
といっていいほど登場する「メラビアンの法則」。
第一印象は3~5秒で決まる、と言われています。
もちろん! 見た目だけで第一印象が決まるわけではありません。
ですが、
一瞬の、目から入ってくる情報量が圧倒的なのは確か。
マイナススタートで後半に盛り返していくのは難しい(というか勿体ない)でしょう。
また、
オンラインでは目の動きや “しぐさ”、呼吸の様子が掴みにくいため、どうしてもぎこちなくなってしまいます。
いつもより話すタイミングが被りがちに。
だからこそ待ってはいけません。
オンラインお見合いにコンシェルジュとして同席した際、度々目にする光景が
男女ともに入室→お互いに無表情
男性「あれ?これって聞こえていますか?」
女性「あっ、聞こえています」
男性「あ、どうも。こんにちは」
女性「こんにちは。初めまして」
というやり取り….。
第一声で歯切れが悪いと、どことなく頼りなさを感じませんか?
初対面なら尚更、会話のテンポは大事!
画面が繋がった瞬間の相手への
・パッと明るい笑顔
・先手必勝「初めまして! 」の挨拶
は、自分からぜひ行っていきましょう。
対面だと、
話し声や作業音があったりすると、気持ちもまぎれやすいです。周りのものを取っ掛かりに会話を進められたり◎
対してのオンライン。
目・耳から入る情報が絞られるため、どうしても沈黙は際立ってしまいます。
(( テンパって話題が思いつかん…. ))
(( 会話をどう転がしていけば…. ))
それは正直なところ、しょうがないです。
ここは割り切って、場数を踏んで踏んで踏んでいきましょう!
とはいえ、
お見合いの場を会話の練習としても有効活用するために、
“咄嗟に投げられるネタ” を用意しておくのも手です。
つまりは、カンペ(質問内容)の準備。
事前にプロフィールを確認できるのであれば、“この話題は盛り上がりそう” という(秘)メモを手元にこっそり^ ^
これはオンラインだからこそ出来ること!
いざというときのお守りとして、持っておいて損はないです。
人が、大事にしたい / 好きだなと思うのはどんな相手でしょうか。
突き詰めるとそれは、
「自分に興味を持ってくれている」相手です。
魅力的に思ってもらおうと
流れもない/聞かれてもいないのに、自分の鉄板トークを披露するのは、興味の方向が「相手→自分」と独りよがりなので△
ではなく「自分→相手」
さらには「自分⇔相手」になれば尚良し◎
そのためには、会話をスムーズに展開していくことが鍵になります。
ぜひ [リアクション] → [自己開示] → [質問] のローテーションを心がけてみましょう。
また、口だけ動いていればオールオッケーってわけでもありません。
相手に向き合う姿勢、いわゆる非言語コミュニケーションも大事です。
例えば….
・相手の動きを真似る(ミラーリング効果)
・相手のペースに合わせて話す(ペーシング)
・相手の目を見て話す
・感情を表情や仕草で表す
・相手の話をうなずきながら聞く
参照:非言語で伝えるノンバーバルコミュニケーションとは?10の具体例と取り入れ方を解説
オンラインお見合いでは、数十分のなかで「実際に会ってみたい」「会う価値がある」と思ってもらえないと、どんなに自分が希望しても対面の機会は訪れません。
オンラインがゆえに情報が絞られるからこそ、一挙手一投足に気を抜かないようにしましょう。
対面でお会いするのと同様、開始直前に焦るのは避けたいところ。
ZOOMでは、自分ひとりでも画面/音声のテストは出来ます。
確認を怠ったがために開始に遅れると、心証が悪くなりかねません。
「この人、準備してなかったの….?」
「このお見合い、あまり本気じゃない….?」
前々日/前日には必ず確認し、
当日は、移動時間がないからこそ余裕を持って迎えましょう。
表情も声も明るく振る舞っていたのに「画面が暗くて、なんか怖かった」って思われていたら悔しいですよね….。
事前のテストでイイ感じに映る場所を見つけるのはもちろん!
ZOOMに備わっている「調光機能」「外見補正(美肌機能)」を駆使するのもオススメです。
「女優ライト」なるものがあるくらい、光の加減は第一印象を大きく左右します。
些細な部分だからこそ差が出やすいので、ぜひこだわってみましょう。
皆さんは日常生活で、人とジッと向き合って会話する機会ってありますか?
それも初対面の人と50分くらい….(^-^)
よそ見をすると違和感が出やすい画面上だと、ある程度向き合わざるを得ません。
だからこそ圧を感じさせない、節度ある距離感が大事になります。
とはいえ、画面から離れ過ぎも禁物。逆効果になることも(難しい! )
余計なもの(洗濯物etc.)が映り込むのは、
もってのほか(配慮に欠けると思われないように….! )ですが、
あまりに離れていると、不審がられてしまうかもしれません。
「その距離、自分の話聞こえる….! ?」
「この人、話聞く気あるのかな….?」
どう映っているのか客観視できるのがオンラインの強みです。
自分がより素敵に見える距離を探っていきましょう。
鬼みたいに暑い日だったり寒い日は、なるべく居心地の良い部屋で過ごしていたいですよね….! (分かります….! )
お見合いも、待ち合わせをして実際に会うとそれはそれで楽しいですが、着替えの準備や行き帰りの移動を考えると、、、なかなかに腰が重い ^ ^
その点、オンラインはメリットしかないのでは! ?
確かに、体力的に負担を減らして臨むことができます。
ただ、効率的なオンラインだからこそ失われるものも。
労力がかからない分、
「わざわざ足を運んでくれた」といった相手からの感謝 / 相手への敬意は生まれません。
お金がかからない分、
「ここは私に出させてください」「いや、またお話ししたいので割り勘にさせてください」といった駆け引き、頼りがいや愛嬌を感じる場面は生まれません。
対面なのかオンラインなのか。
ご自身の強み/弱みを整理し、また相手の希望を尊重したうえで選びましょう。
お見合いは1回1回が貴重です。
パートナーになるかもしれない相手に、あなたの魅力が十二分に伝わるよう願っております。
Written by マリッジスタイル編集部