婚活中は不特定多数の異性と出会う機会が多くなります。筆者の場合、一番活発だった頃は街コン・合コン・婚活アプリを併用していました。
婚活すればするほど色んな人からメールが来るので、一瞬ものすごくモテたような気持ちになるんです。でも、肝心の本命には全く相手にされずに、連絡先交換した異性と惰性でメールのやり取りをする方が多かったです。つまりモテているのではなく、ただ異性と知り合って適当にメールしていただけなんですよね。
今回の相談者様は、どうやら当時の筆者のような悩みを抱えている女性のようです……。
みくまゆたんさんはじめまして。最近、婚活をはじめたN子(仮名)と申します。年齢は27歳で、地元の金融関係の企業に勤めています。
親から「早く結婚しろ」と連日言われているので、街コンや婚活パーティーに参加するようになりました。そこで声をかけてくれた人とは連絡先を交換し、とりあえず全員とメールしています。友達から誘われた婚活アプリも登録し、私のプロフィールに「いいね!」を押してくれた男性とマッチングして、メールのやり取りもしています。
いろいろな人とメールをしているのですが、誰にも全く気持ちが沸かないんです。デートの前日のメールは胃が痛くなります。「何で私、この人とメールしてデートしなきゃいけないんだろう?」と思ってしまうんです。
私は大学の頃に大好きだった人と別れてからずっと彼氏がいません。あと、実は私、メールのやり取り自体がそんなに好きじゃないんです。だって、文章を考えたりするのってめんどうじゃないですか。「メールを返信しなきゃいけない」って思うと、本当にストレスが溜まるんです。
正直、全ての縁を捨てて一人になりたいって思っています。婚活で出会った異性のメールのやりとりがめんどうだから、全部やめたいってワガママですか?
Nさんの気持ち、痛いほどわかります。筆者の場合は、断り文句をボタンひとつで送信してくれる婚活アプリを真似して定型文を作っていました。
また、相手への返信は忘れないうちにすぐ返すようにしていました。「めんどうだから、明日返そう」と思って日をまたいでしまうと、返信することを忘れるからです。特に、気のない相手だと余計忘れやすいのですぐ返信するようにしていました。
携帯にはメモ帳アプリをダウンロードして、そこに定型文をいくつか作って保存していました。ちなみに、私はタイトルを何もつけずに保存していたのですが、メモで保存した内容にタイトルをつけるとわかりやすいかと思います。たとえば「断り文1」「断り文2」や「断り文 婚活アプリの場合」「断り文 合コンの場合」だと一目瞭然ですよね。
婚活アプリを複数登録していると、沢山メッセージが来るので定型文を作っておかないと大変なことになってしまいます。登録者の中には、テンプレートのような文章を送ってくる男性もいますので、色々と参考にしてみるのも良いでしょう。
特に、婚活パーティーや街コン、合コンをハシゴして参加している時は不特定多数の男性からメールがたくさん届くようになります。不特定多数の男性と会う機会が多い時には、便利なツールを使用してずる賢く効率化を図ることも大切です。
婚活で出会った異性への断り方に悩んだら、以下のようなメッセージを送ってみてはいかがでしょうか?
「○○さん、こんにちは。よく考えたのですが、メールのやり取りを通じて○○さんは私が望んでいる人とは少し違うような気がしました。お互いにきっと合う人が他にいると感じます。今まで、メッセージのやり取りやデートをしてくれてどうもありがとうございました。」
コツは、これ以上連絡が取れないことを伝える、自分の為に時間を割いてメッセージやデートしてくれたことに対して感謝を伝えます。感謝を伝えれば、相手は嫌な気はしないのではないかと思います。
気のない人とのメッセージやデートは大変ですが、それでも連絡のやり取りを通じてコミュニケーション力を鍛えることは婚活では大切です。異性はどんなメールを送れば喜ぶのか、嫌がるのかを研究してみてはいかがでしょうか?
男女の関係は、めんどうなことがたくさんあります。ちょっと気のない人とのメールで悩むくらいなら、大したことありません。交際や結婚をすると、もっともっとめんどうなことが増えます。結婚したら、彼の両親にメールしたり、親族のやり取りだって増えるようになります。
子供ができたら、子供のための付き合いも増えるようになります。ママ友との付き合いもあるかもしれません。「めんどうだからやりたくない」では済まないんです。
幸せな結婚をしようと思ったら、めんどうなこともやらなければならないことだってあるんです。結婚は女性が楽をするためにあるのではなく、パートナーと共に大変なことを乗り越えていく気持ちがあるかどうかが大切です。
気のない人とのメールのやり取りでは、正直そんな気持ちが生まれてこないかもしれません。でも、まずは恋愛や結婚の練習だと思って、めんどうなことにも今のうちに慣れてみるのも良いかもしれません。
婚活で出会った異性とのメッセージがめんどうにならないためにも、断り文句の定型文を自分なりに作っておくとよいでしょう。
筆者も、断り文句はほとんど同じだったような気がします。ただ、Nさんのように全てのメッセージがめんどうになるほど嫌になったとき、私は全員に断りのメッセージを送って一人旅に出ました。「一人でも楽しめるんだ」ってことに気付いたと共に、「惰性でメールするのではなく、旅行に一緒に行ける相手が欲しいな」ということに気づくことができました。
旅行から帰ってから、数ヶ月後に出会った異性と交際し結婚に繋がりました。旅で自分を見つめ直してから、また新たな気持ちで婚活できたのが良かったのかと思っています。旅の後は、心機一転して出会いを楽しめるようにもなりました。多くの出会いの場に参加して楽しむことで、良縁と出会えたのかもしれません。
街コンジャパンでは、女性は月額980円で何度もイベントに参加できる“婚活フリーパス”というサービスを開始しています。出会いを楽しむためには、お金を気にせず参加したいものです。
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会費が高いと、収穫のない出会いが続くたびに婚活が嫌になってしまいます。値段を気にせずイベントに参加できることで、めいいっぱいイベントを楽しめるような気がします。
婚活で行き詰ったときこそ、一度疲れをリセットしましょう。フラットな気持ちになって、出会いを楽しめる自分を作ってみるのも大切です。
Written by みくまゆたん