コンパといえば、どのような形式を思い浮かべるでしょう? いわゆる合コンだと「個室仕様の居酒屋などで3対3くらいの人数で行うもの」といった印象があるのではないでしょうか。

でも世の中には、ちょっと変わったコンパも存在します。今回ご紹介するのはそのうちのひとつ、ドライブコン! ドライブならではのメリットなど紹介していきますよ!

1. ドライブしながらのコンパとは

ドライブしながらのコンパのススメ。車内ならではのメリットやテクニックなどの紹介

「ドライブコン」とはその名の通り、ドライブしながら開催されるコンパのことです。

参加者全員で1台のワゴン車に乗り、順番に運転手を担当することになります。全員が均等に運転手を務めることになるので、席替えタイムなどをわざわざ設けなくても、自然と参加者全員と満遍なく交流することができます。

運転しなければならないのでアルコールは飲めませんが、全員の素の姿を見ることができると言えます。お酒を飲むのが苦手な人にもおすすめのコンパです。

マッチングしてからドライブを楽しむコンパもあり!

「ドライブコン」には、上記で紹介したような複数人でドライブを楽しむものだけでなく、ドライブ好き同士がマッチングした後でドライブを楽しむという形式もあります。

その場合は、まずドライブが好きな人同士が集まる会場で語り合い、そこで仲良くなった相手とドライブを楽しむという流れ。

この形式ではいきなりドライブデートをするわけではありません。なので

・どんな場所に出かけるのが好きなのか
・どんな車が好きなのか

など、同じドライブ好きであっても少しずつ違う共通点を深めてからデートを楽しめます。このときは1対1などの少人数で行われることが多いです。

本記事では、大人数で行われるドライブコンに関する内容を主に紹介していきます。

2. ドライブコンのメリット

ドライブしながらのコンパは、いわゆる「個室居酒屋で、3対3ぐらいの人数で……」というコンパでは味わうことのできない特徴があります。

プライベートな空間なので打ち解けやすい

いわゆる合コンでも個室仕様の居酒屋に通されることはあります。でも車の中で行われるコンパはそれ以上にプライベートな空間になり、打ち解けやすいと言えます。

コンパ参加者しかいない密室空間ですから、周りの環境に邪魔されることなく真剣な話もくだらない話も楽しく話すことができますよ!

色々な場所に遊びに行くことができる

ドライブコンは移動する車内がコンパ会場になります。車に乗ればどこへでも遊びに行くことができるのがドライブコンの醍醐味。

行動範囲が広がることで、参加者同士の緊張も和らぐのではないでしょうか。行く先々の食事や体験に関心が向けば、「相手とうまく話さなきゃ」というプレッシャーからも解放されるはず。

会話のきっかけがつくりやすい

色々な場所に遊びに行くことができるからこそ、会話のきっかけがつくりやすいと言えます。

目的地だけでなく、途中で道の駅に寄り道してみたり、色々行動することができるドライブコン。立ち寄った先で出会ったものすべてが会話のきっかけになります。

会話に苦手意識がある人にこそ、ぜひとも参加してほしいですね。

参加者全員の自然な姿が見えやすい

ドライブコンは

・プライベートな空間であること
・お酒が飲めない環境であること

から、素の姿が見えやすいコンパとも言えます。

そのため「コンパ会場では明るい人だったけど、日中にデートしてみたら全然違う人みたいだった」「普段はいい人と聞いていたけど、お酒を飲むと態度が悪くなった」といったギャップに直面する可能性も低いです。

相手の飾り気のない一面を見ることができるので、自然体で接してくれる人と出会いたい人にはもってこいのコンパなのではないでしょうか。

自然と互いの距離が縮まる

プライベートな空間だから打ち解けやすい、というメリットをご紹介しましたが、もうひとつ、プライベート空間ならではのメリットがあります。それが「自然と距離が近づく」という点です。

ワゴン車など少し大型の車を借りた場合であっても、個室居酒屋で隣り合うときとは違う、自然な距離感で相手と接することができます。努力せずとも距離が縮まるので、自分からアプローチしていくのが苦手な人には嬉しいですね。

3. ドライブコンのデメリット

ドライブしながらのコンパのススメ。車内ならではのメリットやテクニックなどの紹介

ドライブコンならではのメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。

運転が苦手な人にはおすすめしにくい

「ドライブコンに参加したい」
「ドライブデートが好き」

という人の中には「自分は運転しない」という人もいるでしょう。事前に提示される参加条件にもよりますが、必ずしも運転免許証を持っていなければならないわけではありません。

それでもやはり、運転が苦手な人にとっては楽しみにくいコンパかもしれません。

・参加者を乗せて運転するプレッシャー
・慣れない車での運転の疲労

を感じながらコンパを楽しむのはなかなか難しいものです。

プライベートな空間なので、気まずくなったときは本当に気まずい

「プライベートな空間なので、打ち解けやすい」というメリットをお伝えしましたが、そんな距離感だからこそ、万が一気まずい状況になったときにはその気まずい空気が充満する可能性があります。

何かトラブルが起きてしまったとしても、ドライブコンが終わるまでは同じ車内で過ごすことになります。車内には逃げ場がないので、参加者全員が気まずい思いをすることになるでしょう。

素が見えやすいのが仇となることも……

お酒が一切入らないコンパですから、参加者の自然な姿を見ることができます。しかしその一方で、その素の見えやすさが相手への印象を悪くしてしまうこともあります。

運転手は特に「素」が仇となりやすい立ち位置です。時にハンドルを握ると人が変わるという人がいます。普段は優しいのに、ハンドルを握ると性格が荒くなったり心に余裕がなくなったりという人もいます。

自然な姿が見える、というのが全て良い方向に進むとは限らないのです。

行きと帰りでテンションが違うなんてことも

ドライブコンはどこでも自由に遊びに行けるのが魅力です。ただ、色々な場所に移動できるがゆえ、運転手はもちろん、参加者も皆一様に疲れてしまうでしょう。

行きの車内は盛り上がっていたのに、帰りは疲れきって運転手以外全員爆睡……なんてことも十分あり得ます。そんなときに限って運転手になったりすると、ちょっとだけ寂しい気持ちになるかもしれません。

4. ドライブコンに必要な気遣いとは

せっかくドライブコンに参加するのであれば、気になる相手との距離を縮めたいですよね。そこでドライブコンだからこそ実践してほしい「気遣い」についてご紹介していきます。

運転免許証を持っている人は「疲れたら運転代わるよ」と伝えておこう

運転免許証を持っているのであれば「運転に疲れたときには代われるよ」という意思表示をしておきましょう。その一言があるだけで、運転してくれる人は気持ちがラクになるはずです。

もちろん「運転免許証は持っているけど運転に自信がない」という人が無理に伝える必要はありません。ただ運転してくれる人への気遣いは忘れないようにしましょうね。

行く先々で何をするかの会話を楽しもう

運転してくれる人に全てを託し、目的地に着くまで車内でダラダラ過ごす……というのは避けましょう。ドライブコンの醍醐味が台無しです。

せっかくのドライブコンですから、目的地に着くまでの間、行く先々でどんなことがしたいかなど会話を楽しむことをオススメします。会話が弾めば、目的地までワクワクした雰囲気が車内に漂い、その後の交流も楽しい雰囲気が続きます。

絶対に無言になってはいけない、というわけではありませんが、車内の空気がそのままドライブコンの進展に影響すると考えてよいでしょう。

運転中の人も楽しめるような気遣いを見せよう

参加者を乗せて運転するというのは、皆のように気軽に構えられない上、安全運転へのプレッシャーもあります。なので、運転中の人にはお礼の気持ちも込めて気遣いを見せるようにしましょう。

例えばパーキングエリアに寄ったときや運転前にコーヒーなどの飲み物を差し入れすると喜んでもらえるのではないでしょうか。

また助手席に座ったときには、運転している人のために一緒にカーナビをチェックする、運転している人が食べやすいようにお菓子を手渡すなどしたいところです。

運転してくれる人も楽しんでドライブコンに参加できるよう気遣いましょう。

料金所や発券機では率先して動こう

高速道路などを使う場合には、あらかじめETCカードを準備している参加者もいるかもしれません。ただ駐車場など、現金を用意する必要のある場所はまだまだたくさんあります。

そんなとき、サッと小銭で支払える準備をしておきましょう。

運転手は運転に集中してくれているわけですから、すぐに小銭を取り出すのは難しいはず。そんなとき、必要なお金を手際よく取り出してくれる人がいると、きっと「助かる」「ありがたい」と思ってもらえるはずです。

運転してくれる人に敬意を払おう

これはごく当たり前の話ですが、運転を担当してくれた人に対して「運転してくれてありがとう」とお礼を言い、敬意を払いましょう。「運転役に回ったのだから運転してくれて当然」という態度はNGです。

目的地に着いたらお礼を言う、運転する前には「運転よろしくお願いします」と一言添えるなど、運転してくれる人に対する思いやりを見せましょう。

5. ドライブコンでのNG事項

ドライブしながらのコンパのススメ。車内ならではのメリットやテクニックなどの紹介

最後にドライブコンでのNG事項をご紹介します。これらに注意しないと、雰囲気が険悪になって最悪のコンパになってしまうことも……。

スマホは見るべからず!

もちろん一切見るなとは言いません。運転手以外の人が目的地への道順や情報をスマホで調べることは、むしろ率先してすべきです。

でも目的地に着くまで会話を楽しむでもなく、ずっとスマホに触っているようでは印象がよくありません。スマホばかり見ている姿は「ドライブコンが楽しくないのかな?」と思われてしまうので、必要な場面以外ではスマホはしまうように努めましょう。

「疲れた」と言わない

ドライブコンは色々な場所に出向くことができるのでとても楽しいとは思うのですが、移動が続くことで疲労が溜まる人もいることでしょう。でもできる限り「疲れた」という言葉は口にしないことをオススメします。

普段の生活であれば「疲れた」という言葉はごく自然に聞き流すことができるかもしれません。でも運転している人が耳にしたらどう思うでしょうか。「運転している方がもっと疲れるよ!」と不快に思われてしまうかもしれません。

またあまりにも「疲れた」と言いすぎると、「ドライブコンが楽しくなかったのかな?」と思われてしまいます。

おそらく参加した人全員が同じくらいの疲労を感じていると思いますから、「疲れた」と言いたい気持ちを抑えるよう努めましょう。

運転の仕方に不安があるときは伝え方に気をつけて!

運転している人の中には

・ハンドルを握ると運転が荒くなる
・他の運転手に対して攻撃的になる
・よそ見運転しがち
・スピードの出し過ぎ

など、参加者を不安にさせるような運転をする人もいるかもしれません。なかには運転に口出しされることで逆ギレする人もいる可能性もあります。とはいえ、危ない運転を続けて事故を起こされるのは大問題ですよね。

なので、運転手に不安を感じるときには正直に伝えるべきですが、その伝え方に気をつけましょう。

「スピード出し過ぎだよ」「よそ見しないで」と注意したいところですが、不安に思う感情や運転が荒すぎて怖いと思う感情をクッション言葉に伝えることをオススメします。

6. <まとめ>ドライブコンならではの交流を楽しんで!

車内という限られた空間で参加者同士が交流できるのは、いわゆる合コンや街コンとは違った魅力があります。

色々な場所に遊びに行けるので、コンパへの緊張感も和らぎ、会話のきっかけも生まれやすいドライブコン。ドライブコンならではの交流を楽しんでみてください。