お正月は実家に帰省したり、自宅でゆっくり過ごしたり、のんびりした時間を過ごす人が多いのではないでしょうか。
ただ、お正月になると、普段と違う過ごし方や美味しい食べ物を存分に味わえることもあって「正月太り」をしてしまう人も少なくないはず。
そこで本記事では、正月太りを解消する方法、そして予防する方法をご紹介していきます。
1. 正月太り解消法
正月太りを解消するためには、普段の生活に戻すこと、そして正月太りに限らず、食事と運動が重要です。
生活リズムを整える
お正月は、普段とは違う生活リズムになりがちです。例えば大晦日に夜更かししたり、お昼過ぎまで寝てしまったり、決まった時間に食事をするのではなく、おせちやお雑煮などを常に口にしている状態になってしまったり……。
この不規則な生活リズムが正月太りにつながるので、早く正月太りを解消したいのであれば、早めに生活リズムを整えましょう。
規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事、できるだけ寝る2〜3時間前には食事を済ませ、しっかりと眠ることが大切です。
栄養バランスを意識しよう
お正月は炭水化物中心の食事内容になりがちです。かといって、お正月だからこそ食べたいおせち料理やお餅などを食べない選択をしてしまうとツラく感じてしまうことも。
なので、「食べないようにする」のではなく、適切な量の炭水化物をタンパク質の多いものなど、他の栄養素と一緒に食べるようにしましょう。
しんどくない程度の運動を心がけよう
まずは歩いたり軽く走ったりするだけでOK。「『運動しなきゃ』と思うと、動くのが億劫」という人は、動機付けを「運動する」ではなく「初詣や初売りなどに行く」などにするのがおすすめです。
動かない時間を減らし、体を動かすことを意識しましょう。
正月太りを解消したいときは、達成できそうな目標を立てよう
「正月太りを解消しなきゃ!」と無茶なダイエット計画を立てるとうまくいかないものです。大切なのは「達成できそうな」目標を立てることです。
先で紹介したような「初詣や初売りなどに行く」ことで、「動かなさすぎを解消する」でもいいのです!
「正月太りしたから痩せなきゃ」より「正月太りする前の体重に戻そう」ぐらいの意気込みで臨むことをおすすめします。
2. 正月太りを予防する方法
正月太りを解消する方法をご紹介しましたが、正月ならではの生活習慣が正月太りにつながると分かっていれば、事前に予防することもできます。最後に正月太りを予防する方法をご紹介します。
食事メニューや食べる時間帯に工夫する
お正月は炭水化物中心の食事内容になりがちなので、例えばお雑煮を食べる際は、鶏肉や野菜を入れて、お餅がメインにならないようにするなど、バランス良く食事がとれるようメニューを工夫しましょう。
またダラダラ食べ続けないことも大切。テレビを見ながら食べ続ける…… なんてことがないよう、食事の時間をきっかり設けることも大切です。
食べ過ぎを防ぐ
「小腹が空いたらガムを噛む」「お腹にたまる食物繊維を事前に口にする」など、あらかじめ食べ過ぎを防ぐのもおすすめです。
食物繊維が豊富な食べ物を食事の前に少量摂ると、お腹が膨れて食べ過ぎを防止できると言われています。
どうしても食べたい時は前後のカロリー調整を!
中には「お正月らしい食事や時間を楽しみたいのに……」という人もいるでしょう。確かに、お正月太りを予防するために、お正月らしいメニューをすべて拒否するのはストイックすぎる気もします。
そのような場合は、先で書いたように食事メニューや食べる時間帯に注意を払いつつ、その日の前後のカロリー調節で帳尻を合わせましょう。
お正月の食事は塩分や糖分が多かったり、味付けが濃かったり、油が多く使われていたりするので、その日の晩にたくさん食事を摂るのであれば、朝食はあっさりしたものにする、翌日の食事は消化の良いものにするなど工夫しましょう。
ゆるやかな運動を続ける
正月はゆっくりとした時間を過ごすことができますが、食べたのに動かないでいるのはおすすめできません。
だからといって、食べてすぐに運動したり、ハードなトレーニングに励む必要もありません。じっとしないようにするだけでも、正月太りの予防になります。
食べた後に軽く体を動かすことで、血糖値の上昇がゆるやかになり、正月太りを予防できるのだとか。
なので例えば、食事をした後、テレビを見ながら足を上下させたり、数分間ウロウロ歩いたり、散歩したりするだけでも、何もせずじっとしているよりは効果があります。
3. お正月で太る人、痩せる人の違いとは
巷には、正月太りしない人がいます。彼らの生活を覗いてみると、「正月だからといって暴飲暴食しない」「規則正しい生活を続ける」「食べたら動く」「運動を欠かさない」といった特徴が見受けられます。
つい「お正月だから」と言い訳して、たくさん食べてゴロゴロしたくなるところですが、お正月太りしたくないのであれば、「お正月だから」という台詞を封印して、規則正しい日常生活を意識することをおすすめします。