知り合いや友人などが良い相手を紹介してくれるという、婚活ツールが少なくなった現代。
自分自身でさまざまな婚活ツールを使いながら、結婚相手を見つけなければならないことがめずらしくなくなりましたよね。
しかし、自分で婚活ツールを選び、モチベーションを保ちながらパートナー候補と出会うのは、本当に大変です。
人の数は山ほどいるのに、なかなか結婚相手とめぐり会えないむなしさは、当の私も何回も経験してきました。
だからこそ、結婚している夫婦を見ると、奇跡のように思えるときがあったのです。「どうしたら相手に巡り合えるの?」と。
しかし、いくら婚活ツールを使いながら頑張っていても、選んだツール自体が自分に合っていないケースが大いにあるのではないかということが分ってきました。
そのため、1つだけの婚活ツールを使うのではなく、複数のツールも体験しながら活動した方が、ひょんなことから自分に合った出会いが訪れるものです。
ここでは、婚活ツールそれぞれの特徴と複数のツールを同時に使うことの大切さについて、お話しできたらと思います。
1. 婚活ツールは運命よりも「確実さ」を引き寄せる
私たちはなぜか婚活ツールを使っているときでさえ、運命の出会いを求めてしまいがちです。
私もその一人で、結婚相談所や婚活サイト・アプリなどを使いながらも、絵になる出会いをすることがゆずれなかったのです。
出会いが結婚相談所ではロマンがないし、サイトやアプリで出会ったとしても、気の利いたやり取りができないと、周りに胸を張って話せない……。そんな傲慢なことばかり思っていました。
ただ、長年こういう思いを捨てられなかったばかりに、いつまで経っても婚活状態ですし、「やっぱり婚活ツールには良い出会いなんてないな」と他人に責任転嫁ばかりして過ごしてきたのです。
そうかと言って、ツール以外の場所で出会った人とも、結婚につながるわけじゃない。
たまたま出会ったというだけで、エセ運命を感じても、相手は結婚のことなんてなにも考えていないし、映画のようにスムーズに恋愛関係になれるわけでもないなんてことは日常茶飯事です。
つまり、リアルでの出会いでも運命を感じたり、お互いの気持ちが同じ方向を向いているということは、本当に難しいのです。
そこで、私は考えました。
運命とかロマンとかきれいごとばかり並べるよりも、「結婚したい」と思う気持ちがある人と出会った方が話は早いし、出会ってからでもロマンチックなデートやおしゃれなやり取りはできるじゃないか! と。
そういう面で婚活ツールは、基本的に結婚相手を探したい人が集まっているわけですから、変に運命にこだわるよりは、「確実」な出会いが増えるわけです。
一生来ないかもしれない運命の結婚より、確実な結婚をした方が、自分の人生を好みにカスタマイズできるのではないでしょうか?
2. 1つだけの婚活ツール利用はダメ! マルチに使うことの必要性
婚活ツールは、確実な出会いにつながることが多いですが、1つだけのツールを使っていては上手く行かない場合があります。
なぜなら、婚活ツールは種類によって異なる特徴を持つからです。
もしも、自分に合っていないツールのみを使って婚活を続けているとしたら、思うような結果が出ず、心身ともに疲れてしまうこともあります。
だからこそ、ツールはマルチに使うべき!
複数のツールの利用を同時進行することで、一番自分にぴったりという相手と出会う率が高まります。
以下に、私も利用した婚活ツールの特徴をご紹介しますので、参考にしてくださいね。
結婚相談所
メリット
結婚相談所は、入会前に自分の身分証明書や個人情報を届ける必要があるので、安全に活動できます。
また、定職のない男性は登録できないところも多いので、女性としては嬉しい要素が詰まっています。
また、自分の好みのタイプを担当者に伝えておくと、条件に合った人を探してくれ、お見合いを設定してくれるので、自分で労力を使いすぎることなく相手と出会える点がおすすめ。自分が積極的に相手を探すのが苦手な方には、ベストなツールと言えます。
お見合いしてみて断りたいときも、直接相手に言うわけではなく、担当者が間に入ってお断りを伝えてくれるので、精神的負担も少なくなります。
交際に入ってからも、担当者が相談にのったり、経過を来てくれたりするので、上手く行けば一番スムーズにゴールインすることができるツールです。
デメリット
メリットが大きければ、デメリットもそれなりにあるのが結婚相談所のつらいところだと私は思っています。
第一のデメリットは、とにかくお金がかかる場所が多いということ。私が登録していたところは、お見合い放題コースで年に15万円。
更新料1万円でした。また、もう少し値段を下げたところだと、1年コース8万円、月会費6,000円。1回のお見合い料金5,000円というところもありました。
これは大抵、入会時に一括払いでしたから、活動を続ければ続けるほどお金がかかってしまう印象がありました。
そして、すべての結婚相談所がそういうわけではありませんが、「婚活オワハラ攻撃」をされる可能性もあります。
これは担当者の相性とも関係してくるのですが、お見合いしても「この人だ!」という実感がないとき、お断りを入れますよね。
それを何度か繰り返していると、「いい加減に決めないと、一生結婚できないよ。」「高齢出産になったら、子どもが無事に生まれないかもしれない」などと、婚活を早く終わらせろという圧力をかけられることがあります。
これは、会員同士の結婚が決まると、成婚料が20~30万円入るからという大人の事情もあるのでしょうが、会員側にとっては心の折れる面です。
婚活パーティー&婚活サイト・アプリ
メリット
結婚相談所のように、かっちりした身分証明書を出さなくて良い場所も多く、婚活初心者やカジュアルな雰囲気での出会いを期待している方におすすめです。
婚活パーティーや婚活サイト・アプリにも、婚活アドバイザーがいるところもありますが、基本的に多くの会員の中から、自分で良さそうな相手を選んでいくというシステムを取っていることが多いでしょう。
ですので、ある程度自分から色々な相手にアクションを取れる方が活動しやすいと言えます。
私が参加した婚活パーティーは、1回5,000円程度。婚活サイト&アプリは、無料のものから3ヶ月で5,000円程度のものまでありました。
結婚相談所よりも、金銭的負担がなく出会えることがメリットです。
また、これらには「婚活オワハラ」がほぼありません。運営側は、会員に活動の場所は与えますが、相談にのることも少なく成婚料もないので、「早くカップルを成婚に持っていきたい」という大人の事情がないからです。
周りの人に気を遣うことなく、自分のペースで婚活を進めることができる点は魅力と言えます。
デメリット
比較的敷居の低いこれらのツールですが、一番のデメリットは会員がプロフィールで嘘や盛った申告をしていることがある可能性です。
そのため、付き合い始めてからや結婚してから、困ったことになったという場合があります。
また、遊び目的や結婚詐欺をたくらんでいる人が迷い込んでいることもありますので、慎重すぎるぐらいに相手を見る目が求められます。
さらに、相手と良いかんじで進んでいても、基本的に自己責任の世界ですから、音信不通になったり上手く行かなかったりしても、それなりのフォローを運営側からしてもらえることは少ないです。
また、婚活サイト・アプリの場合は、最初はメールのやり取りから始まります。実際に会ってみようとなるまでには、やり取りを重ねる必要があり、忍耐力も必要になります。
3. ツールを使いこなすことで未来が見えてくる
婚活ツールにはそれぞれ特徴がありますので、自分の性格や結婚観に合わせたものを選ぶことが大切です。
私の場合は、婚活オワハラが非常に苦痛になる性格だということが分ったので、結果的には婚活サイト・アプリをいくつか同時進行するという形におさまっています。
また、同じ婚活ツールでも運営側が違えば婚活スタイルも異なる場合がよくありますので、複数を比べながら婚活していくと、面白いぐらいに自分に合った婚活場所が見えてきますよ。
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